約 2,551,821 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/297.html
次へ 「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 8th edition ~~」の110-174 110 名前:なみなみお [] 投稿日:03/06/18(水) 01 36 ID Xm0dl2VB すいません。 「ひょっとこのお面」は僕でした。本当です。めちゃくちゃ嬉しかったです。 頑張って書いたんで、批評を楽しみに、12時前からここに張り付いていました(笑) 次のお題は 「帽子」 でお願いします!!!! 111 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/18(水) 02 08 ID jDbJ0lPZ 110 おめでとうございます!!! 次のお題は「帽子」。 えー、投稿期間は6月24日まででいいのかな? それではよろしく~ 112 名前:運動会 [] 投稿日:03/06/18(水) 02 40 ID a/vL56yb 布団の中で何度も何度も 明日のリレーのシュミレーション ゴール直前僕が抜かして 英雄になる場面 僕は2時まで眠れなかった 「ウルトラマン!!」 って言いながら 早く食べ終わってしまって 暇を潰すお昼の時間 それもすぐにやめてしまって 僕はやっぱりリレーの事しか頭になかった それからリレーまでのことは よく覚えていないけれど 入場門をくぐったら 僕が僕じゃない気がした 113 名前:運動会 [] 投稿日:03/06/18(水) 02 41 ID a/vL56yb 赤が僕を追い抜いた瞬間 なんだか回りの声援が 怒号に替わったような気がして このままコーナーを曲がらずに 校舎に逃げ込みたくなった 直線白いクラスの前を駆け抜ける 凄い顔をして応援してくれる クラスメイトの目前で 赤の背中はそこにあるのに 届かないままゴールを過ぎた 先生が優しい顔で迎えてくれた 僕はその顔を見られなかった 学級委員が慰めてくれた 僕は悔しくて嬉しくて顔を隠した ゴールの寸前の僕の手は 赤の背中を引っ張ろうとしていた そんな写真をしまいながら 息子の寝顔を見に行った いい顔をして寝ている 枕もとの赤白帽 114 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/18(水) 20 15 ID AC4WiV9T 帽子をかぶり続けるとハゲになるというのですハゲるのはイヤなのですそこで私は 帽子を忌み嫌うようになったのですしかし結局ハゲてしまったのですそうなると帽 子をかぶろうがかぶらなかろうがなるものはなるとすっかり観念させられてしまっ たのです仕方なく今はハゲが目立つのを避けてとことんまで忌み嫌っていた帽子を 常時かぶるようになったのです今日のお帽子は麦わらにフリルのついたピンクのカ ワイイものですああこんな私ってキレイですかカワイイですかどうなんでしょうか? 115 名前:帽子がない [] 投稿日:03/06/19(木) 20 06 ID rxXlx/2G イギリス紳士にはシルクハット 麗しき乙女にはキャペリン 海兵隊には軍帽 学生には学生帽 農家には麦わら帽 漫画家にはベレー某 娼婦にはカサブランカ 強盗犯には目出し帽 日曜日のおじさんにはゴルフキャップ ライダーにはヘルメット テニスプレーヤーにはサンバイザー 詩人にはキャノチャ あなたにはどのお帽子がいいかしら? それが 私にはどの帽子も似合わないんだ イギリス紳士にしては落ち着きがないし 麗しき乙女にしては純朴すぎるし 海兵隊にしてはひ弱だし 学生にしては頭が悪すぎるし 農家にしては色白すぎるし 漫画家にしては大人すぎるし 娼婦にしては垢抜けないし 強盗犯にしては優しすぎるし 日曜日のオジサンにしては人生の楽しみを知らないし ライダーにしては冒険心がないし テニスプレーヤーにしては暗すぎるし 詩人にしてはおしゃべりすぎる 私にはどの帽子も似合わないんだ 116 名前:115 [] 投稿日:03/06/19(木) 20 07 ID rxXlx/2G 115 【訂正】 ベレー某→帽に訂正。 117 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/19(木) 20 18 ID SJcYsEzX 見てちょ♪ http //endou.kir.jp/betu/linkvp/linkvp.html http //www2.free-city.net/home/angelers/index.html 118 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/19(木) 20 19 ID Skt5wO9j (σ・∀・)σゲッツ!!ならココ! http //www3.kcn.ne.jp/~barozza/ 時間関係あるのだろうか 119 名前:ひよこ [] 投稿日:03/06/19(木) 20 27 ID /bkkft3p 頭わるいからこんなで良いですか? 【二次元のツンドラ】 テレビが今日も偽物の世界へ 違和感を撒き散らす それはアタシの行動の自由だけでなく 精神の自由さえも奪ってしまうのです 情報の呪縛から解き離して下さい ナマナマしい実在感をアタシに下さい 退屈がアタシの子宮を蝕ばんで 意図的にうさん臭い振る舞いを演じさせます アタシの嘔吐感は以前よりもずっと激しく虚構的で… アナタの空虚な笑い方は芸術的に虚無感を味わせてくれる… 逆もまた真実デスカ? 情報が取り巻く無限地獄で 折れる程歯を食いしばり コノ世界を覗きこんでるスクリーンを探してる… 120 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/19(木) 20 40 ID MZIjcBx6 119 一度このスレッドの1を見ることを奨めます。 121 名前:モック [] 投稿日:03/06/19(木) 21 02 ID Z61m4+oO 気分転換 http //www.hpmix.com/home/mokkundayo/ 122 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/19(木) 21 30 ID RNdzaqHx 119 ホントに頭悪いね 123 名前:ひよこの定理(帽子編) [] 投稿日:03/06/20(金) 00 08 ID U4aylRyi 頭悪いからゴメンナサイ こんな感じですか? なんか最近 ずっと帽子をかぶってる気がするよ アタシが帽子をかぶってるトキは時間を持て余しているんだよ アタシが帽子をぬいでいるトキは時間に追われているんだよ アタシが美しい花なら帽子はソノ花をいける縄文式土器みたいな感じかな もっと解りやすく云うと アタシがドアノブなら帽子は幸福の沼に住む人食い蜘蛛で アタシが昔 日本列島を真ん中でヘシ折った大造山運動なら 帽子はコロコロコミック先月号って感じかな♪ 124 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00 13 ID 4rKmBKRm 123 こんな感じですか、とかは止めたほういいでつよ。 あと、ルールは守って楽しくやりませう。 125 名前:帽子(1) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00 50 ID 1U3X69Dr 夏の潮風が長い黒髪を揺らす 貴方からの手紙 相変わらず暖かくて 思わず文字が滲んだ 此処で三度目の夏を一人きりで送る 都会からはきっとまだ貴方は帰らないね なんだか負けてしまいそう 揺れる波打際 光る銀の砂浜 帽子が飛びそうで眼を閉じた 本当に貴方が大切だったから 夢を応援して送り出したけど 本当は貴方に甘えて 叱られて そんな毎日なら幸せだった 明日また 電話を下さい 126 名前:帽子(2) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00 50 ID 1U3X69Dr 年に一度きり 丘の神社の祭り 青い浴衣を着て少し薄く紅を塗る 貴方に褒めてもらえない 夏の星空を染める花火さえ今では 貴方との季節 思い出して切なくなる こんなに綺麗に見えるのに 一人でも平気と強がって見せたけど 昔の泣き虫に逆戻り 街並は貴方が愛したままの姿 だから何処にでも貴方が溢れて 潮風にこのまま帽子が飛んだなら 弱い泣き顔を見られてしまう 明日また 電話を下さい 出来るなら 貴方を下さい 127 名前:自由な国に帽子はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 14 07 ID IFQJb7+I ネコっ毛が ちぢみはじめた頭には 帽子が欠かせない ハゲランスも帽子 リウップも帽子 私の頭には緑の帽子 帽子で隠す ないものを隠す それでは、なくなったものは、というと それは四次元の国で笑っている 黄金もなく 玉座もない 死者も踊り出すその国では さまざまな色の髪風が、笑いながら吹いている 帽子で隠す 私の恥部を隠す 恥部とよばれた丘陵は ほんとうは、なくなったものたちとともに その国へ行きたがっている 私自身もいつか この身まるごと その国へ行くのだろう 自由なその国に 帽子はきっと、ない 現世のみのつきあいだ そう思えば愛おしくもなり 今日も仕方なく頭に乗せる、緑の帽子 128 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 15 10 ID C5GTWU4x ☆★☆お知らせ☆★☆ 次のお題は「帽子」。 投稿期間は6月24日まで!!!!! じゃんじゃんバリバリ投稿してください! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 129 名前:ヤマネコ (1) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 15 16 ID ZWOEF3IV まちにヤマネコがきたよ 静かな哀しい港町に 労働者ブーツを履いた ヤマネコがやってきて言ったんだ 「ぼくの帽子は花畑 表面張力いっぱいに はじけるひろがる花畑 こんな哀しい港町に ジャズとお花を差し上げよう ゴキゲン・ブギに乗っかって 土曜の夜の会合(サタデーナイト・パーティ)を いろどるぷわぷわお花の海」 若者たちは見向かなかったね ブルースウェードシューズのあの娘にも ジャズの狂乱とどかずじまいさ 130 名前:ヤマネコ (2) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 15 16 ID ZWOEF3IV だけどレディース・アンド・ジェントルメン じいさんばあさんろくでなし はしゃぐリズムとシカゴの魂 「ヤマネコの帽子は最高じゃ いろとりどりのリズムと ゴキゲンな花畑 んんんん~、逆じゃったか? そんなことはどうでもいいぜ! 今夜はパーティ、踊ったモン勝ちじゃ」 月曜の夜にはヤマネコは去るよ 夜の路地裏、靴音させて コンコンコンと去ってくよ どこに行くんだ、ヤマネコよ わしらに帽子を、帽子を頂戴 ヤマネコが去ってしまった今 静かな哀しい港町は 静かでだれもいなかったよ 131 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 15 20 ID VY7PpMOo 毎度「2chのパワーを見たか!」とほざいてる厨房のみんなへ 今こそ君達の"パワー"を正の方向へ向ける時が来ました。 私たちは[100万人のキャンドルナイト]を呼びかけます。 2003年の夏至の日、6月22日夜、8時から10時の2時間、みんなでいっせいに電気をけしましょう。 ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。 しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。 ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。 プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。 それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。 一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、ただ2時間、電気を消すことで、 ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。 2003年、6月22日、夏至の日。よる8時から10時。でんきをけして、スローな夜を。 100万人のキャンドルナイト。 http //www.candle-night.org/ 現在の参加状況 http //www.candle-night.org/scape/scape.html ↑1時間おき位に見てみて下さい。確実に人数増えてます。 132 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 15 46 ID KRiTTEuJ ☆A級美女が貴方の為に・・・☆ http //endou.kir.jp/yuminet/link.html 133 名前:ボウシ [] 投稿日:03/06/20(金) 19 10 ID NdA7G7TC 深くかぶったボウシを 両手にかかえこんで いつまで だましとおせるんだろう 表面にうかぶかざりは 誰の心にも 深くは浸透しない あざやかな色をかきわければ 黒いもやが底をふさぐから 息苦しくなって ボウシをとれば 笑いかけてくれるやさしさなんて どこにもなかった もれていくまぶしさは あたたかさになって 空にとけていく ボウシだけが 私が私であるための 小さな光でした 134 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 19 10 ID Ab4b/PDD ☆頑張ってまーす!!☆ http //yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html ----------------------------------------------- 135 名前:ぼうしとあついひ [] 投稿日:03/06/21(土) 00 49 ID IkdOMlqq ひざしが、 ぼうしをつらぬいて、 かぜがとおって、 かみがゆれ、 くさがゆれ、 このはもゆれて、 むしがなき、 すいてきのついた かんじゅぅす。 ぼうしのつばが、 めのまわりをまもって、 くさのにおいがして、 あつくて、 かぜがまた、 こんどはぼうしをとばそうと、 それをおさえてひとこきゅう、 むしがなき、 かぜもなく、 じめんがゆれて、 あせとすいてきがすべって。 136 名前:嗅ぐ [sage] 投稿日:03/06/21(土) 05 31 ID xUqGIsXe 帽子を顔に当てる 自分の匂いがする 137 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09 45 ID rbJfmEd6 「ある野良猫がかぶっていた帽子」 ある野良猫が帽子をかぶって街路樹を歩いていた 夏の日の午後 木々が作る影の下を猫はその尻尾を高く上げ 黒い色のシルクハットをかぶり歩いている すれ違う人々はその猫の紳士ぶりに 猫の姿を見下ろしている 猫の毛並みはつやがあり トラ猫 軽やかにリズムを踏みながら足を動かしている その中に絶対の安心感と自信があるのがわかる 138 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09 50 ID rbJfmEd6 毎日のように、猫と私はすれ違い いつの間にか互いにすれ違うとき 軽く会釈するなかになっていた 私が猫を最後は、夏の日差しがもう、傾き始め 秋の風が吹き込んでいる夏の終わりだった 猫はいつものように街路樹の下をシルクハットの帽子を かぶり歩いている 「今日は何処へ行くんだい?」 そう僕が聞くと、猫は 「ちょっと、そこまでさ」と 狭い脇道へと曲がっていった 私は、猫の高く上がった尻尾を目印についていく 139 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09 50 ID rbJfmEd6 ビルが作り出した影のかな ダンボール箱やら空き缶やらが 無造作に投げ捨てられ それはまるで影の中に静かに呼吸す る小さな生命のようだ そしてその一息、一息が怠惰感と生 命の疲れを作り 黒く壁に染み付いている 遠くには、にじみ込むように光が見えている どうやら、光ひかりで、この影の世界に踏み込むのをとまどって いるようだ 猫は、ヒョイっとジャンプし、ダンボール箱を飛び越えると 誰かと話し始めた 「やぁ。こんにちわ。今日もすばらしい日だね」 こっそり、私がダンボールの隙間からのぞくと そこには、白い毛で、高貴な雰囲気を持ったメス猫がいた 英国貴族の女性のように美しく、落ち着いている 何人にものオス猫から、熱いまなざしを送られてきただろうと 思う漣が一つ持たない海のように澄んだ目 その、後紳士は静かにそのメス猫の女性とどこかに行ってしまった どこか遠くの町で今日もシルクハットをかぶったあの猫は、陽射しの 下を、紳士のように歩いているのだろう あの、白い毛並みの猫と 140 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 15 32 ID 3rlo8Lce 実は帽子フェチの、寸評人です。 112-113 併走する二つの時間帯を、同じタッチで書いてしまったのが不満 かなあ。良くも悪くも、日記のような詩だと思いました。 114 帽子とハゲという、人間にとっての永遠の命題(おいおい、本当かよ) ですが、論理に飛躍がもっとあってもよかったかと。 115 「AはB」の畳句の図式ですが、もっと遊ぼうよ。とんでもない図式を 引っぱり出してきたりして。でないと、読み手としては、少々飽きます。 119 おまけ。タイトルはいいね。 141 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 16 11 ID 3rlo8Lce 123 くだけたシュルリアリズム手法、といった感じですね。この後に何か 続けてもよさそう。膨らませると良くなりそうです。ルールは守ってね…。 125-126 メインを帽子や波打ち際に置きたかったかな。帰らない恋人を待 つ感情は、その背景にして。 127 髪風の吹く国は、ユニークで何だか面白そう。テーマは奔放なので、 文も奔放に書くと、効果的だったかも。 129-130 「ハーメルンの長靴をはいたドングリと山猫」というテイストが あります。何かを言っているようで何も言っていないかな。好き嫌いが分れそう。 133 きれいなんだけど、未整理だなあ…。帽子を取るとごまかしのきかな い自分が出てくるんだけど、3連め、5連めは、まるで別のことを言っています。 142 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 16 27 ID 3rlo8Lce 135 ノスタルジーを伴った情景描写が光ります。平仮名にこだわりがあり そうなので、「かんじゅぅす」は不問。「かぜがなく」だけでは、風の感情に は届かないかなあ。 136 いや、それ、くさくないか?小粋な一発芸。 137-139 うんうん、名前欄にはタイトルをお願いしますね。 都会のファンタジーとして読みました。前半の描写は、もっとコンパクトに出 来ないかなあ。後半の書き込みを生かすためにも。意気込みは買いました。 143 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 16 30 ID YBEFzQpt ☆可愛い娘たちが貴方のために・・・☆ http //endou.kir.jp/yuminet/link.html 144 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/06/21(土) 16 37 ID 3rlo8Lce 補足。 131 思いっきりスレ違いですが、これ、新聞にも出てましたね。 にわかエコロジー野郎じゃないけど、参加してみようかな、と。 東京タワーなど、全国の2000施設でも消灯するそうです。 いずれはメジャーな運動になるかもしれませんね。 でも、ここに貼るなよ…。 145 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20 37 ID ZAQlzfln 今回から審査トカ感想トカ参加します。以後宜しゅうお頼み申し上げ奉り。 112-113 最終連2行がなんか気になる感じ。それにしてはなんかサワヤカな心象。 その対比と子供を見る視線がイイバランスに感じられました。 114 改行なし句読点なしの記述を見ると筒井康隆しか思い浮かべないのは ワタクシが筒井フリークだからでしょうか(笑) もっととんでもない帽子を かぶって欲しかったかも。 115 おそらく何の帽子も似合わない人間こそ「シジン」なんでしょうね。 123 2連目が気になって悶々と考えましたがやっぱりよく解りませんでした でもやっぱり気になります。謎定理アアン 146 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20 37 ID ZAQlzfln 125-126 3,4連の「言い訳」がアアンな感じ…リフレインしないで終わらせたらもっと グッときてたのかもしれないです。 127 仕方なく付き合う己の生? 生というより性? 129-130 嗚呼懐かしきはディスコティック世代 7-8連は享楽を消費するだけだった者らへのコトバなんでしょうか。 147 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20 37 ID ZAQlzfln 133 5連目だけがよくわかんなかったです… ボウシ 壁 もうひとつのペルソナ。 世界が流れ込まないための防止? 135 終わらない夏のイメージ。きれいな感じ。静寂でいてすんごいうるさい 風景が浮びました。 136 もわっ 137-139 バロン? 情景としてロードされるのは例のジブリのアニメーション いくぶん黄味がかった情景はきれいだけど、ちょっと借り物のカホリが いたします。いくつか誤植とおぼしき箇所がありましたのでご注意をば。 148 名前:star in summer 1 [] 投稿日:03/06/21(土) 23 49 ID BZhwUtPe 小春日和の公園 僕は友達と公園でサッカーをしていたんだ ・・・野球だったかもしれない でも僕は混ざれなかったんだ みんな僕よりも大きい人だったから 木の下で座っていたら 80過ぎのおじいちゃんがちょこちょこ近づいてきて 「そんなつまらん顔するな」って言ってきた それから僕にいろんな楽しい話をしてくれた あのころの僕はずっとふてくされたままだったけど そうしたらおじいちゃんはかぶっていたつぶれた帽子を手にとって 「じゃあよぉく見てるんじゃぞ」 1 2 3 ・・・・・・・・・・・・・・・ パッ! まぶしいと思った次の瞬間、 真っ白なハトが帽子から飛び立っていった 149 名前:よしの [] 投稿日:03/06/21(土) 23 54 ID k2BBwlSJ 妙に小奇麗な部屋が淋しくて 好きだった歌を音量を大きくしてかけてみた 昔が懐かしく思えて涙が出た 新しいもの欲しさに簡単に捨てた それらが本当は大切なものだと気付かずに そのことに気付いてずうずうしくも 今さら近づく私 無くさないと気付かない私 本当に大切なものはなぁに?そう聞かれて 家族 友人 思い出 ありきたりな答えを出した でも実際には大切になんかしてなかった 自己満足で大切にしているだけで 実際には傷つけてばかりいた 自信に満ち溢れてて まっすぐに突き進んでいたあの頃 間違いに気付かずに だから迷いがなかった いろんなことに気付いた今の私と あの頃の私はどう違うのかな そう考えたとき いままでのまちがいを発見してから 自信がもてなくなったことに気付いた むかしを思っては泣き それを自ら捨てた自分自身を悔やみ その繰り返し 150 名前:star in summer 2 [] 投稿日:03/06/21(土) 23 54 ID BZhwUtPe 僕は目の前で起きた奇跡に驚いた 「おじいちゃん、どうやったの?」 「これは奇跡じゃ、わしにしかできん」 「じゃから、お前にしかできない奇跡もあるはずじゃ」 「そんな暗い顔してたらそれが何かもわからんのうて」 「じゃからまずは笑うんじゃ」 おじいちゃんはそう言ってまたどっかに行った。 この世は奇跡に満ちている。 そして僕も見つけた。 僕にしかできない奇跡。 大好きな君を笑顔にできる奇跡。 151 名前:よしの [] 投稿日:03/06/21(土) 23 54 ID k2BBwlSJ ごめんなさい。上の奴まちがいです。無かった事にして。。 152 名前:土星さんの帽子.1 [sage] 投稿日:03/06/22(日) 00 17 ID Z5WLE2C3 夏至祭の夕暮れにはいつも 偶然のように道ばたで土星さんに逢います 土星さんは自慢の帽子をぴんと立てて ふわふわ浮いてて でも足は田んぼの泥だらけで たくましい二の腕が陽に焼けていて 土星さんは星を見るのがとってもとっても好きで こんな白夜だと星が見えないね と笑いながら話します あたしは何か言おうとするけど 土星さんが言ったとたん 本当に太陽は沈まなくて こんにちは と精一杯の大声で 土星さんの笑顔に付き合って でも土星さんの本当の顔は帽子の広いツバに隠れて見えない あたしも星を見るのが好きよ とつぶやきます 土星さんの帽子は立派な縞模様で 広いツバも立派な立派な縞模様で 誰もが土星さんの帽子に夢中で 欲しがって 触りたくて だから夏至祭の夕暮れにはロケットがいくつも飛び交うけど 土星さんはどこ そんな黄色い国 ほんとかしら 土星さんはあたしと手をつないであぜ道を歩いています 153 名前:土星さんの帽子.2 [sage] 投稿日:03/06/22(日) 00 18 ID Z5WLE2C3 あたし土星さんが好き 土星さんの笑顔も好き たくましい腕も好き 帽子に鳥がとまって つるっと滑るのも好き 土星さんの帽子が好き 帽子の土星さんが好き 思い切って言いたかったけど かがみこんで土星さんの顔をのぞきたかったけど 土星さんはどこ 土星さんの帽子はどこ 土星さんは帽子 帽子は土星さん あたしは何も言わないで そんな白夜の国で夢を見て 土星さんの本当の顔は帽子に隠れて見えなくて 土星さんの本当の顔は帽子かもしれなくて そんな黄色い国 土星さんの笑顔を あたしはいつまでも見つめていました 154 名前:なぞなぞ [sage] 投稿日:03/06/22(日) 10 23 ID pOn199f3 わたしの頭の上にあって あなたの頭の上にあって みんなの頭の上にある この世で一番大きな帽子 時には不安なまだらに染まり 時には綾かなリボンを飾り 時には幾億ものダイヤで彩られる 被っているのに見えなくて 触れているのに脱げなくて 穴があいてもつくろえない この世にたった一つだけの 掛け替えのない大切な宝物 それは、なあに? 155 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/22(日) 12 24 ID /B5ZB7/7 112-113 作文調が否めないもののタイム・スリップ感あり。 「赤白帽」が遺伝子のように。 114 ある時間の経過を表すことで書き手の存在を示すのかもしれない 句点や文末改行の無いこの詩に身体感覚の無さを感じる。 115 アイデンティティとしての「帽子」の不在。 ”AにしてはB”という構文上の論理の整合と破綻の混在が。 123 加速するめちゃくちゃ度。「運動」→「コロコロ」→「♪」でストレスを溜めず。 半角スタイル。 125-126 最終行の肉体感が 数々の性的暗示表現に気づかせてくれる。 127 「帽子」が処世術のようなものに異化され 「緑」がセーフティー・ファーストを。 129-130 詩のいたるところに同語を散りばめカタカナ英訳までしている 露悪趣味がもの悲しい。 133 欺瞞に希望を託して。 第5連の難解さもしくは曖昧さに気をとられる。 156 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/22(日) 21 01 ID NRasqafE アイツはいつだって帽子をかぶってる いつ見ても目が隠れそうなほどに深々と けれど夜には外すんだ ある日そいつに聞いたんだ なんでそんなに帽子が好きなんだって そいつは答えたよ 帽子が好きなんじゃない うちの家計は太陽の光が苦手なのさって 僕はそいつの家族を見たことがある 家に泊めてもらったときににね それは夜だった 居間には蝋燭が一本立ってるだけだった けれど部屋は隅々まで光で満たされていたんだ 光の伝播をしてたのは家族の頭部だったよ 回想に耽りながら思った 正直に紫外線が怖いと言えよって だから彼はいつだって帽子をかぶってる 必死に運命に逆らっている彼は美しい そんな彼に僕は教えてやりたかった 夏に帽子は蒸れるだけだってね 157 名前:帽子の下 [] 投稿日:03/06/22(日) 23 31 ID uZVinGW5 五年目のテレビの上に、それは舞い降りた。 こんな雨の降る日には、とても似合わない、ピンク色のリボンのついた、麦藁帽子。 思わず手に取り、被ってみたけれど、やはり僕は似合わない。 この麦藁帽子には、君が似合う。 青い服が好きだった、君が似合う。 それが笑顔でも、泣き顔でも。 テレビの中の砂浜を、一人で駆ける少女は、 このアイドルタレントよりも、君が似合う。 海から風が渡ってきて、砂におおきく「心」と描いた。 君はそれ見て立ち止まり、何かを思い出したに違いない(それが僕のことであってほしい)。 おおきな文字を、君は腕をいっぱいに使って、円でくり抜きはじめる。 掬い捕ろうというのか、君は、その、おおきな、心を。 白い額に褐色の汗をかいて、きっと誰にも、僕にも見せたことのない真剣な眼差しで。 君の小さな両腕が、砂に潜る、一生懸命に。 僕も知らない、謎の巨大円盤を持ち上げようとする。腕が、折れ。 そこへ陸から松林を越えて、いつの間にかやってきた別の風。 君の麦藁帽子を、飛ばしていった。 海を越え、円い水平線をも、越えていった。 君の姿は消え失せ、立ちくらむような時と距離とを、越えてきた。 そして今、五年目のテレビの上に、舞い降りた。 手に取ってみると、積もった埃が舞い上がり、まっさらな円になった。 姿見に向かって、立つ。 ピンク色のリボンのついた、魔法の円盤、その下に、 七色の光線が降り注いだ。しかし、君は現れない。 似合わない僕が、帽子のせいで、冴えない顔が、さらに冴えない。 現れるべきだ、君は、この暗くなった部屋に。 現れるべきだ、君は、僕を消し去って。 158 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/23(月) 00 19 ID 97DTMh9y ☆★☆お知らせ☆★☆ 次のお題は「帽子」。 投稿期間は6月24日まで!!!!! じゃんじゃんバリバリ投稿してください! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 159 名前:「存在しなかった帽子」 [sage] 投稿日:03/06/23(月) 00 27 ID vhJ5AGtB 映画館の暗さで誰も中になる動きが見えないから 好きなこと隠れてしてみても気づかないことが事の起こりでした 「そういうのを死角というんでしょ?」 窓枠の色は誰も気にしないままガラスを通す紫外線だけ気にして 暗闇の中で勝手に理由をつけてはひとりでに怖がってみたりする 筒状の紙の中に何もなくてもため息をつくことなく じっと覗いていればいいと教えられました 枝に引っかかるのは風船と帽子 登っていって降りられない子供なんてもう何年も見ていないだろう 「いや──最初からいなかっただけだよ。」 絵を描くように封筒の中から空を切り裂いていく 道具のない詐欺師の真似だけをしていても左手だけが空回りして 帽子のなかった彼らの手品は始まらないから 僕らがほら何か消してしまうために最も簡単なことがある それは別に何かを与えるわけじゃなくて、皆が焦点をずらせばいいんだ 「総員、右向け、左。」 誰も気にしないように忘れてしまうように仕向けるそのしぐさが 消えてしまった全てのことへの命取りになるから 帽子の存在しなかった死角なんて思いもよらなかったんだ 僕らはいつも手品師より上手く 帽子の中から消えてあげるから 160 名前:冬休み [sage] 投稿日:03/06/23(月) 11 02 ID DTjCujEg がふがふと換気口から吐き出される蒸気を 風が蹴散らしていくのを ジャージを着込んだ男のひとが じっと見ていて そのひとの影が、輪郭を際だたせて、白い霜一面の草の地べたに映っている その柵をむこう、広い傾斜面には 街灯の黄ばんだ光が落ちて、スキー場のゲレンデのように寂しくたたずんでいる そのはるか深い地面の底で 深海魚のようなかたちの まだ誰にも名づけられていない種類のある虫が 長い胴体中からつきでた細くしなやかな足をつかって 少しずつ土を掘っている 彼には目がなく 痛覚もなく 時間も知らずに 彼は、彼の腸から伸びた襞(ひだ)の後ろで、わずかに思考している そして、生まれてから今日までに 細胞のひとつずつに染み込んだ 一匹の虫の、感覚の あるひとつの切れ端を、足の一本にただ刻んでいる 掘削の途中でその足がもげ落ちても、彼は気づかない 彼は足というものを知らない 廃材を積んだトラックが、地響きをあげてアスファルトを踏みつけ 辺りの民家を震わせて 電線の上のカラスが飛び立つ先で その日 しんとした教室で ふたつの手がカーテンを引いていくのを 少年が、少し離れて、その四角いスクリーンの向こうへ、飛ばされた帽子を、風が遠くへ運んでいくのを見ていた。 161 名前:見えるものは見えたもの [] 投稿日:03/06/23(月) 23 08 ID KM8X2i3E 残念だけど顔を見ても駄目なんです 長いあいだの王者が倒れて 出番が回ってくる 森を吹き抜ける風の音は それでも誰かを迎えるだろう 泣いても駄目 怒っても駄目 出番が回ってくる 笑えるか? 嫌なことを見て生きていく それとも 何も見ないで生きていく でも…… しょうがないな 誰かが可哀想に 見えるときは 一緒に泣きましょう 赤いベレー帽かぶったおばぁさん 何を見ていたんだろう 今日一日のオレは 泣いても駄目 怒っても 駄目 何かを見て生きていく 笑えるか? 162 名前:見えるものは見えたもの-2 [] 投稿日:03/06/23(月) 23 09 ID KM8X2i3E 帽子なんか必要ないよ ヘルメットでチャりんコに乗るような 邪魔なんだよ 顔も見えない でも一体 何を見ていたんだろう 今日一日 一緒に泣くような人もいなかった 残念だけど何を見ても駄目なんです 泣いても駄目 怒っても 駄目 出番が回ってくる 笑っちまうぜ 一体オレは 何を見て いたんだろう 163 名前:名もない場所 1 [sage] 投稿日:03/06/24(火) 02 30 ID e5cwERpm 白い帽子を目深にかぶり もも色の パンプスを履いたあなたはゆっくりと 小暗い竹薮をつらぬく 狭い石段を 登ってゆく しるべのない洛北の山道で あなたはただ迷子になりたがっていたのだ そこがたぶん あなたの行きたかった“名もない場所” (そんなものありはしない――とぼくは言わなかった) 帽子のせいであなたの表情は見えない ただ小さく喘ぐあなたの左手を しずかに引くのがぼくの役目だ 黙っていると 湿ったてのひらの脈動だけが鮮明で 目覚めながら古い夢を繰り返し見ているような気分だった 不思議に小鳥の声ひとつ聞こえない 風も吹かない 夏の午後だ (ぼくらは何も見ずに――) ぼくらは何も見ずにここまで来た 目隠しでぼくらは出会い 目隠しのまま裸になったりした いったいふたりはどこに立っているのか どうせぼくらは何も知らなかった 名付けられた場所を歩くとき あなたはいつも白い帽子をかぶる あるいはかぶっているかのように ずっと視線を下げたまま どこにいるかも見ないまま ぼくの手を ずっと握りしめているだけで 164 名前:名もない場所 2 [sage] 投稿日:03/06/24(火) 02 31 ID e5cwERpm *** 登りつめると風があらわれ 広い夕空がひらかれる その下 照り映える円形の広場はあり 小高い西側の崖のそばに 古い祠と巨きな神木が立っていた あなたはぼくの手を離れると 祠の奥にある竹矢来の方へと駆けてゆく (なんて眩しい夢なのだろう――とぼくは思った) ちょうど真正面に沈んでゆく夕日を あなたは眩しそうにしながらオレンジ色の帽子をとり くしゃくしゃにしてカバンの中へ押しこむ ながい髪が波のかたちに揺れて ようやくあなたの顔があらわれる 「ここはどこだろう」 と僕が言うと あなたはなぜか得意そうにぼくの手をつかみ 「どこでも」とつぶやくのだ そしてそのまま空ばかり ずっと眺めているのだった 165 名前:おれ、おまえ、ぼうし [sage] 投稿日:03/06/24(火) 04 24 ID KWys8V4t ぼ、ぼ、ぼ、ぼう、 それ、な、なんだ く、くれ く、くれ おまえ、くう おれの、めし あはは、くれ、そう、そう い、いいな、これ ぼ、ぼうし なんだ、これ やめろ、おれ、ここ、だいじ さわると、おれ、おまえ、ころす な、なに これ、ここ やめろ、ここ、だいじ おまえ、しおあじ、する なに ああ、そっと、だぞ そっと、だぞ なんか、いいな、これ、 いいな、これ、 ちょっと、あるいて、くる おまえ、ともだち おまえ、くわない おまえ、ぼうし 166 名前:チョンマゲ頭にシルクハット [] 投稿日:03/06/24(火) 04 37 ID SBUbqVMV チョンマゲつけながら よく言うよ おまえが紳士だって? だったらすぐに「切り捨て御免」とか言うの、やめなよ 時代錯誤だよ? そうそう 「切腹」とか、ありえないよ 21世紀だから、今は。 ダメダメ。 そんな形だけで 誤魔化しても 「散切り頭を 叩いてみれば 文明開化の音が・・」しないよ もう、 遅いの それが最新だったのは 200年ほど前だから ほら シルクハット とったら やっぱり チョンマゲ 隠してる。 気に入らないからって、すぐ人を切ったらダメです、って 何度言ったら分かるの? 江戸時代は終わったの 送り返すよ? お家取り壊しの時代にさ。 辻切りは流行らないの 今は そういうの 「通り魔」って 言ってる いくらチョンマゲ持ってても 役に立たないこともあるんです。 ちょっと待てよ そのチョンマゲ もしかして・・・ まさか おまえ そのチョンマゲ・・・ (チョンマゲ頭に シルクハット 被ってみせても 隠し切れない その本音 シルクハットの中で チョンマゲ揺れる 切り捨て御免の その精神 婦人が泣く泣く 朝露に濡れた 帰路の道) おまえは全く 呆れた シルクハット風のチョンマゲだ だが、切ってくれ そのチョンマゲは 167 名前:_ [sage] 投稿日:03/06/24(火) 04 43 ID rpeUm/rK http //homepage.mac.com/hiroyuki44/ 168 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/24(火) 19 38 ID k7tJmx18 ☆★☆お知らせ☆★☆ 次のお題は「帽子」。 投稿日の最終日。今日の23時59分で投稿期間は終了します。 じゃんじゃんバリバリ投稿してください! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 169 名前:44169 [] 投稿日:03/06/24(火) 19 41 ID XG7TMe4j ♂♀ http //pink7.net/masya/ 170 名前:いざ火星へ(1/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20 48 ID k7tJmx18 犬が空に唸り声を上げています 太陽が落ちてきたのかと 見間違えたのでしょうかね? ただ、地球の熱さに犬も滅入って 気が狂い始めただけかもしれません 我々の旅立つ日が 我々の憎むべき大地の平均気温の上昇を 顕著に体現している日であることは あの太陽の意中に背いているようで 実に清清しい気分ではありませんか?皆様 今日のこの日を、再出発の日と定め 我々は、今から火星に突撃しようとしています そうです、シルクハットが逆さまになっているようなそれに 搭乗する時分まで、あと幾許もありません 人類全てがこの逆さまのシルクハット のようなものに 救われるのです 171 名前:いざ火星へ(2/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20 49 ID k7tJmx18 残念ながら地球は熱くなりすぎました 残念ながら我々はこの大地を去らねばなりません この地球45億年の思い出にはサヨナラだけが残ります しかし、あの知恵に満ちた乗り物にはサヨナラの次があります 私はあなた方一人一人をあのシルクハットの底に放り込みます 恐れる必要はないのですよ シルクハットの底には荒涼とした心地よい冷たさが広がっています 懐かしい地球は、シルクハットの底にあると言っても過言ではありません さぁ、手を私に差し伸べてください 目指すは火星、シルクハットはあなたに住み心地いいの土地を与えるのです あぁ時は満ちました 太陽が落ちてくる前に早く乗ってしまいましょう この嘆かわしい地球を去って さぁ 172 名前:いざ火星へ(3/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20 49 ID k7tJmx18 そこで あなたは砂漠の巨大なシルクハットから360°見回し 丸い地球に別れを告げるのです あなたたちは 蟻たちが巣の穴に帰るように 次々とその夢の乗り物へ放り込まれるのです それから 巨大なシルクハットのようなものの底で 折り重なったあなたたちは 待ち続けているのかもしれない 火星への到着を 待ち続けているのかもしれない いわゆる「シルクハットの墓」から 1億年がたった現代 もはやその巨大で無意味だった迷信の産物の原型はない もちろん火星へ旅立とうとしていた人間達が大昔にいたことを 知る者はいない シルクハットの墓があった砂漠には いま 無機質な虫の巣に似たビルが聳え立っている 苦笑 173 名前:ハイキング(1) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 22 22 ID Cvr1LAC5 へんなあたま ぼうしがいる バスから出たよ 観光の花道 足と手と服と眼が ぞろぞろぞろ 適当なおしゃれして 先を歩いていく へんなあたま 列になって ぶつぶつの風のっけて あとからついていく あれはぼうしがないからだ なにかぶってるの 気になってしょうがない 紫の蜘蛛の巣 ぼわんと後ろに飛んで 大仏様の石造パーマが アスファルトにがしっと落ちる 孔雀はにんげんとは違う だからこれも頭からずり落ちる 174 名前:ハイキング(2) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 22 25 ID Cvr1LAC5 巨大なタマゴに 脳のシワ なんだか電気の音もする すべてそのデカすぎるあたま は 天を気にしている 敵は天からしかきません みたいな 草っぽい防御 ぼくは大丈夫 ぼくは帽子をかぶっているから 犬も大丈夫 犬は全身があたまだから にんげんは あたまが犬 ぶるぶる こどもにんげんの まるい横顔 こわい まるすぎて お願いだから 隠してほしい にんげんのあたまは ハイキングするには へんすぎる ぼうしがないと 烏帽子でもいいから お願い 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/murago/pages/87.html
田虎討伐戦-C “襄垣の戦い” ステージ構成・・・マップ下端に梁山泊軍の本陣、上端に襄垣城 他は平地という、シンプルなマップ 梁山泊軍(A):★宋江-呉用、郁保四(梁山泊軍の本陣から) ●扈三娘-王英、顧大嫂(マップ中央から) ●林冲-孫安(扈三娘部隊の後方から) ●李逵-解珍、解宝(林冲部隊の左方から) ●魯智深、●武松(林冲部隊の右方から) ●張清(イベント4後、梁山泊軍本陣から) ●瓊英、●葉清(イベント6後、田虎軍から寝返り) 梁山泊軍(B):★宋江-呉用、郁保四(梁山泊軍の本陣から) ●扈三娘-王英、顧大嫂(マップ中央から) ●凌振-孫安(扈三娘部隊の後方から) ●樊瑞-項充、李袞(凌振部隊の左方から) ●魯智深、●鮑旭(凌振部隊の右方から) ●張清(イベント4後、梁山泊軍本陣から) ●瓊英、●葉清(イベント6後、田虎軍から寝返り) 補足-田虎軍側プレイ時、もしくはP1のキャラが(A)に含まれる武将の場合は梁山泊軍(A) それ以外は(B)がステージ登場武将となる 田虎軍 :★〔鳥β〕梨-精鋭兵長×3(襄垣城内部から) ●徐威-精鋭兵長×3(襄垣城南門前から) ●盛本-精鋭兵長、●葉清(マップ中央から) ●瓊英(マップ中央と襄垣城の間から) イベント・・・OP:李逵が田虎を倒すには瓊矢鏃を仲間に入れろという 夢を見たと騒ぎ出す。 同時に張清、瓊英が夢の中で出会いを果たす。 1:葉清と瓊英1-盛本が敗走すると、葉清が瓊英の元まで後退する 2:葉清と瓊英2-イベント1後に葉清と瓊英が接触すると 葉清が瓊英の両親の仇は、田虎であると告げる 梁山泊との戦いに対する瓊英の心が揺れる 3:礫舞う-瓊英と梁山泊軍の部隊が接触すると 瓊英の石礫の腕前に梁山泊軍の士気が低下する 4:張清出陣-イベント3後に一定時間が経過すると、 石礫の話を聞いた張清が出陣してくる 5:宿縁重なる-イベント2を経て、張清と瓊英が接触すると 互いの投げた礫同士がぶつかり合って砕ける と同時に夢の内容がフラッシュバックし、暫く見詰め合う 6:瓊英の決意-イベント5後に一定時間後、瓊英と葉清が生存していると 瓊英が田虎を倒して両親の仇を討つ決意をし 梁山泊軍に寝返る 7:嫉妬-開始からイベント5が起きるまでに、王英が瓊英に接触すると 瓊英に心奪われる王英を見た扈三娘が嫉妬して、部隊士気が上がる 8:消えた魯智深-開始から一定時間が経過すると 突然、魯智深が消えうせる 補足・・・イベント6の瓊英寝返りイベントを発生させてステージクリアをする事が、 プレイヤーキャラとしての瓊英の出現条件 勝利条件・・・梁山泊軍:〔鳥β〕梨の撃破 田虎軍:宋江の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 田虎軍:〔鳥β〕梨の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/248.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 9th edition ~~」の548-678 548 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/10/24(金) 00 31 ID xSG9KwMe New!! 祝・チャンプ!!ハッピーハッピー サンキューハッピー!! かなり前のテーマ「男or女」から2ch離れしておりましたが今回ノリで投稿してみました。 何故なら私もお金大っ好きなので。 評でもいわれてましたが今回使ったSOHOな風俗ホントにあるみたいですよ。以前ネットでバイト探してた時知りました。 私も本当にお金がヤバくなったら考えてしまうかもしれない…。ふふふ……。 個人的には「弔う日」が良いなぁ、と思いました。 という訳で投稿者・審査員の皆さま、お疲れさまでございます。 次回テーマなんですが…… あまりよく考えてなかったので漠然としたテーマで逝かせてもらいます。 「私たちは一体何と戦ったのか」 これでよろしく。 549 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:03/10/24(金) 00 32 ID KtqRTNQm New!! いいんですかねいいんですかね ☆チャンプ☆ 「晴天なり、銃を持て」 ★準チャンプ★ 「サンデーモーニング」 「赤服野郎」 おめでとうございま~す!!(快∀楽) それでは「晴天なり、銃を持て」の作者さんは 次のお題をお願いします! みなさん、雑談スレで後書きし、て、くだ、さ・・・いね 550 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:03/10/24(金) 00 32 ID KtqRTNQm New!! おそいよ・・・俺・・・なにもかもが・・・ 551 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/10/24(金) 00 33 ID xSG9KwMe New!! えーっと、、、ごみん。先走った。(藁 552 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:03/10/24(金) 00 36 ID KtqRTNQm New!! はいじゃあこれやらせてもらいます 次のお題は 「私たちは一体何と戦ったのか」 投稿締め切りは キリのいいところで今月末までにしますか 11/1の午前零時まで!(10/31いっぱい) 553 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:03/10/24(金) 00 38 ID KtqRTNQm New!! 551 いやいやカノさんがすでに発表してますから・・・ 駄目なのは・・・俺・・・ということ・・・で・・・ぐはっ 554 名前:セヴンヘジン [] 投稿日:03/10/24(金) 00 42 ID E3dSR2gB New!! もう投稿してもよろしいのですか? 555 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [sage] 投稿日:03/10/24(金) 00 46 ID KtqRTNQm New!! 554 どうぞ~ 556 名前:嘘 [] 投稿日:03/10/24(金) 00 52 ID E3dSR2gB New!! 心をひとつ 偽れば、 それがひとつの 闘争を 生み出すのだ。 戦火は 広がり続け、 夜な夜な、 私を苦しめる。 私の嘘、 それ故に。 557 名前:「私たちは一体何と戦ったのか」 …e.p.otowa Ver.(1/2) [ sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 27 ID 6f19TkM8 New!! ひとつの夜と ひとりの声と 部屋の中に落っこちている ステレオフォン ※ こういう夜に 博多に住む友人に貰った ライターの 音の無い臭いを見ていると ふたつの夜と その間の昼と 甲高い、カウントダウンテレビジョン 今週の第4位 ※ コンクリートの音 触らないときの音(不満の声? もっと無意味に澄まして スイッチに見えてきた、身体が 558 名前:「私たちは一体何と戦ったのか」 …e.p.otowa Ver.(2/2) [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 28 ID 6f19TkM8 New!! ありていな夜と 思い出せない顔と 明日の約束、でも、もう3時で 未来には敵だらけ さみしい夜と 重たい、アンプリチュァ ハルカリの、ヘッドフォンの、 電波の、電気信号の、振動の、細胞の、 刺激の、破壊衝動の、記憶の、シナプスの、 閾値の、ニューロンは、夜だから って、だけで どっちかっていうとユカリのほうが好き でも、それは 誰のせいでもない 今日が、退屈だっただけ 559 名前:「私達は一体何と戦ったのか」←タイトルです [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 32 ID Xsud7wS3 New!! 激しい攻防 練りに練った作戦 何と戦ってるの? 1つではなかろう 自 分 自 身 夢 意 制 コ ン プ レ ッ ク ス 味 心 の すき間 病 気 を ラ 弱 さ 持 イ ラ ク 涙 あの 人 た バ と 出 口のない迷 路 な ル 痛み の い 接 触 心 世界? 画 プ 1人? 面 ラ 誰 に も 言 え な い 悩 み の な イ 向 こ う 側 い ド 生 活 物 戦 士? 出ぬ答えは 土の中へ埋まり この世を 回していく 560 名前:クリスマスに 1 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 43 ID zDstWeyd New!! 12月16日++ 私は先日、いつもの薄緑色の作業着を着た彼をHarrodsで見た 相変わらず 夜逃げした友人の借金を払いつづけている貧乏暮らしの彼を 高級デパートのHarrodsで見るなんてことは 不思議でならず 私はさっそく話を聞いてみた 私と出会ってしまったことを 気恥ずかしがるように彼は 話をはじめた (えへへ 先生 おひさしぶりです こんなしゃらくせえ場所でどうしてるんだ?って?ですか? そりゃ その 先生 俺にも彼女ができたんすよ C組の千恵子ですよ わかりますか? あの バレーボール部の えへへ まあ先生ね これが顔はよくねぇですけどね えへへ 気立てのいい優しい女でして こんどのクリスマスにマフラーでも買ってやろうと思って こう慣れねぇ場所でおどおどしちまってるってわけです えへへ それに俺はあの天使… あの 彼女にあうのからっきし見当がつかねぇんですよ どれがいいですかね。 えへへ こういうのはやっぱり先生みたいに立派な人に選んでもらうのが一番です ) 私は彼の頼みを了承して できるだけ安いマフラーを選び それを買ったらどうだとすすめてみた すると彼が訝しそうに私を見上げ話し始めた 561 名前:クリスマスに 2 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 43 ID zDstWeyd New!! (先生 えへへ 俺は貧乏ですけどね これは俺の気持ちなんですよ そんな一番安いもんなんて買いませんよ 俺はこの金を土方の仕事で稼いだんですよ 立派に綺麗な金なんですよ そりゃね 俺は貧乏ですけどね 千恵子が好きだから どうしてもこの店で一番いいやつを買うつもりなんですよ あっちに置いてあるので選んでください えへへ ) 私はいささか迷った というのも彼の生活が 困窮しているのを知っていたからだ しばらく迷っていると 彼がすこしキッとした目を向けて来たので 私は彼の言うままに カシミヤのマフラーの並んでいる棚から 彼の心のように白いマフラーを選んで渡した 彼はどうやら満足した顔をして 茶色い封筒から1万円札を3枚と 破れたポケットから100円玉を4枚と 50円玉を1枚取り出して 行ってきますと会計に向かった 蟹股で歩いていく彼の背中が どこかかわいらしくていじらしくて 慣れない高級店その姿が 私は好きになった 純粋な心がキラキラ輝いていて 少し羨ましくも感じた 562 名前:クリスマスに 3 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 44 ID zDstWeyd New!! 12月24日++ 私は今年も 一人でクリスマスを過ごした もう4年目である 蒸気がたったようなTV番組を眺めながら クリスマスの哀しい思い出を想いおこしていた あのときなぜ、私は、恋人を責めたのだろうか あのとき、私は、恋人を愛していたのに 恋人はどうして私を責めたのだろうか 恋人は私を愛していたから 彼を殺したのは私だ 彼を殺したのは私の愛だ 馬鹿 私は涙で部屋を濡らした 赤ワインの壜を壁に投げつけた クリスマスを迎える前に眠りについた 563 名前:クリスマスに 4 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 44 ID zDstWeyd New!! 翌1月2日++ 私は今日 プレゼントのマフラーを選んでやった彼に 駅のホームで出会った 彼は虚ろな目をしていて 話し掛けても よく気付かなかった ボクシング11ラウンドを戦いつづけたボクサーのように 茫然自失としていた 閑散としたホームの椅子に座らせて 彼の肩をかるく小突いてみた ふと我に返った彼は私に気付くと わっと泣き出してしまった 少し驚いたが そのまま泣かすことにしたのだった 泣けるならなけばいいと思ったのだ だんだんに落ち着いた彼は嗚咽を混ぜながら語りだした (せ……せんせ……い せ…い……しょ……には キリストさまは…愛はむくわれる…あああぁ ってるじゃないですかああ゛あああ゛! それが 俺にはどうしても嘘におもえてきました 俺のすべては千恵子なのに 神様は 俺と千恵子をバラバラにしちまったんだあぁぁあ゛あぁ!) 私には彼の訴えが胸に響いた 彼のすくなくとも同情者になれるかもしれない そう思った私は 何があったのですか?と彼に聞いた 564 名前:クリスマスに 5 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 50 ID zDstWeyd New!! (先生も知っているでしょう?クリスマスの日に 俺は 千恵子と ささやかな クリスマスパーティーを 開いたんです 貧乏で大層な事 できませんけど 千恵子がチキンフライや ケーキや そのほかにもたくさん綺麗なもん作ってくれて ああ 蝋燭まで用意して クリスマスを二人で過ごしてたんです 幸せでした 俺には千恵子の衣の多いからチキンフライがうまくてうまくてしょうがなくって 俺は 千恵子にとうとう例のマフラー 先生が選んでくれたでかい店のマフラーを 千恵子に渡そうとしました 喜んでくれると思っていたのに 565 名前:クリスマスに 6 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 51 ID zDstWeyd New!! そのマフラー を 出した途端 千恵子のやつは 急に怒り出しやがった 俺を責めだしてね そんなプレゼントいらないってったんですよ 俺はわけがわからなくて あぁ 本当にわけがわからなくて 千恵子は頑固なところがあって 自分の考えは梃子でも曲げさせない女でして それで、なんでだ?と聞いても理由を教えてくれない 貰わないの 一点張りなんですよ そしたら 急に千恵子が震えるように泣き出して 俺も泣いてしまいました それでも千恵子はマフラーを受け取ろうとしないんです 朝まで泣き通して あげる 貰えない あげる 貰えない を繰り返しました そしたら千恵子が とうとうマフラーを手にとったんですよ 俺はやっとか やっと貰ってくれるかと喜びまして 千恵子の頬に流れた涙を拭ってやろうと手を伸ばしましたが 566 名前:クリスマスに 7 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 52 ID zDstWeyd New!! 千恵子は もう 部屋にいませんでした そうなんです 千恵子が2時間ほどして帰ってきたとき 千恵子は マフラーの変わりに 1万円札3枚 を握っていました 千恵子は俺に黙って あのデカイ店 に返しに行ってたんですよ 俺はわけがわからなくなって 千恵子を殴りつけてしまいました それからはずっと家に帰ってないんです 最後に見た千恵子は 泣きながら畳に顔を擦りつけていました 先生 俺はそれからずっと何かと戦っていました わけがわからない感情に 疲れて 疲れて 疲れて 俺はもう それで死んじまうことにしたんです 567 名前:クリスマスに 8 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 52 ID zDstWeyd New!! 生きる事が苦しくて キリストさまも神様も信じられないです この苦しみを救う神がいるのでしょうか 俺はもう死ぬしかありません) 私はクリスマスの日に死んだ恋人の言葉を聞いた 私は彼を失いたくなかった 美しい彼の魂は救われるべきだ 神なんていない そうだ 彼に言えることを言おう 私は彼に向かって (それは恋人に向かってだったかもしれない) 叫びに叫んだ 568 名前:クリスマスに 9 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 03 54 ID zDstWeyd New!! 私たちは一体何と戦ったのか!? 私たちは一体何と戦っているのだ!? そんなことを考えるのはよそう!神なんていないんだ!そうだ! 私たちは愛しているもののために戦っている! あなたはいますぐ千恵子さんのもとへ走り すべてを受け入れ全てを愛に捧げるのです! あなたは千恵子さんを愛しているのか!? 千恵子さんはあなたを愛しているか!? 私はこれほど偽ではないことを知らない! この途方も無い戦いに生まれたものはなんだったか!? 無駄に等しいものだ さあ走りなさい!千恵子さんのもとへ! 千恵子さんもさんざん探し回っているのです! 愛するあなたの全てを受け入れて! 569 名前:Sing sinK吾Song 1 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 10 52 ID gpkV05ax New!! モーゼが割りやがったのか、いつの間にかまた夜の海の底 見上げたら海水の天井、断絶境界分厚い壁 ああ閉じ込められてるよ それはいつも突然のことで悲鳴上げて目覚めたらいつもいつも夜の海の底で独り なんだよ馬鹿、寝る前はちゃんとあたしの部屋でベッドの中だったよ 海水が拒むから跳び込んで浮上することもできないで パジャマだし寒いし真っ暗だし静寂で耳が痛いよ 仕方ないからあたし専用の海水でできた小さな部屋で歌うたう 大声で歌声の機関銃 馬鹿でかい声、低く高く、闇雲に、滅茶苦茶に、叫ぶみたいに 今のあたしのありったけの音楽 だって武器になりそうなものいつもここに持ち込めないんだ、役立たず だから あたしが楽器、あたしが武器 独り海の底、孤独圧迫馬鹿みたい ただ歌、歌、歌うたう 大声で頭が割れそう、分厚い壁にぶつけてやる 血を吐くまで歌ってやる だから響けよ、歌 響け、震わせ、行け、海を裂け あたしがモーゼだ ここがあたしだけの専用の独房なら、あたしがあたしだけのモーゼになる 570 名前:Sing sinK吾Song 2 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 10 53 ID gpkV05ax New!! なんでだかいつも胃が空っぽで 頭がちくちくして 夜の真ん中で悲鳴を上げてる 真っ暗でなんにも見えなくて 閉じ込められてる 夜の海の底 571 名前:Sing sinK吾Song 3 [sage] 投稿日:03/10/24(金) 10 54 ID gpkV05ax New!! 段々回数も減っていって、 今はもうあんまりない でも今もまだあるよ、海の底 いつも唐突だから、あたしだけの専用の小部屋 広い海にたくさん沈んでるんでしょう、それぞれの小部屋 かかってきなさいよ いつでも歌ってあげる 歌い方もそれなりに分かってきた あたしたちはいつもなんでだか突然の海の底で独りそれぞれの歌 今は壁の向こうの歌声が聞こえなくても共鳴するのが分かるよ 海を震わす 572 名前:悪夢 [] 投稿日:03/10/24(金) 20 28 ID IqMsESiM New!! 離れた木の下で背を向けて立つそれ おれの腹の中に恐怖がわだかまる 夜の森だというのにあたりがしらちゃけていて こちらに向き直るそれの動きが目に入る 相手に気づかれたことを悟り いまさら逃げるが もう遅すぎるのかもしれなかった へんに寒くて呼気が白く尾をひく 背後から追いついてくる圧力に 喉がちぢこまり 息もできず それでも駆けるおれの目にとびこんでくる 森のきわ ここを越えれば と がむしゃらにふりきって逃れでた先は なぜか月がこうこうと輝く荒野だ ひりつく肺に空気を送り 遅ればせながら反撃しようと振り返る 木々の奥から いそがず しかしゆるまない速度で近づく気配 顔の見えぬところで立ちどまったそれが ひっそりと呟く 切り捨てるな おれは おまえが認めぬおまえだ 突然そこらじゅうに 見たくないものをぶらさげた木がどんどんはえてきて おれは絶叫する 逃げ道がないことなど とうにわかっていたのだった 573 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/24(金) 21 20 ID P/YOXn39 New!! 書きすぎの人はマイナス10000000点!! 574 名前:行脚 [] 投稿日:03/10/24(金) 21 37 ID 0GPSyRmE New!! 重要未決案件の束を抱えて 一軒一軒 一人一人を回る 「これがあなたの課題です」 相手によって違う厚さの書類を 手渡してにっこりスマイル 出迎えた人にはどう見えるだろう セールスマンか押し売りか それともなまはげなのか 扉を開けるまで相手の顔は分からない 家のたたずまいが多くを知らせるとしても 他者への過度な依存は 人の心を創造力を壊すから 呼び鈴を鳴らす時は特に気をつかうのだ 575 名前:幼きころの戦い [] 投稿日:03/10/24(金) 22 34 ID jNUJ4nNA New!! ほわあん ほわああん と そらに うかんだ くも を わたあめ みたい とりたいな て せのび して とどかない じゃんぷ して とどかない て には とどきそう に みえるの に つかもう と したら ふっと にげて それでも じゃんぷ した とき くもが すこうし おおきくなった とどきそう じゃんぷして じゃんぷして じゃんぷして じゃんぷして とどきそう で とどかない あせって おしっこでそう じゃんぷして じゃんぷして じゃんぷして じゃんぷして くもが おおきくなって ちいさくなって うえに みえる でんちゅうに からすが とまって ないた かぁー いえに かえる じかんだ きょうは いえに かえろう あしたこそ つかんで たべちゃうぞ からすが あかくなった わたあめの したを とんでいった からすの なきごえは ちいさくなっていって ぼくが きょうさいごにと じゃんぷしたとき きえた やっぱり つかめ なかった 576 名前:零~オレハマケナイ-アナタノマケヨ~ 前 [] 投稿日:03/10/25(土) 02 02 ID My4kh2qm New!! 牛乳飲んだら 腹下した アメリカが日本に勝ちました 阪神がダイエーに勝ちました 自民党が民主党に勝ちました 言おう その勝ちましたは例えて言うなら カブトムシが喧嘩に勝って クワガタの吸っている蜜をふんだくりました級 なんてちんけ 僕が生きていく上で大切な事は何ですか? アメリカが勝つことですか? 阪神が勝つことですか? 自民党が勝つことですか? それとも僕の腹に投入された 抗生物質が細菌に勝つことですか? 答えは全てnoだ 577 名前:零~オレハマケナイ-アナタノマケヨ~ 後 [] 投稿日:03/10/25(土) 02 03 ID My4kh2qm New!! 人生は出来レース みんな最後は死にますので 用意されているのは必ず 完敗です どれだけそれこそ コールドゲームになりそうなほどリードしていても 結局最後には試合放棄で負けになるのです 試合放棄ってどうなるか知っていますか? 何点取ろうが記録上は 「9-0」になるのです おまえが死んだ後の世界を おまえは見ることができないよ そこでばっさり縁は切れるよ 抗生物質がどうやら勝利したみたい やったねこれで 「15946171245112-11514155712485」になったね ああ あほらしい 俗に言う「戦い」なんてものが この世には多すぎる 578 名前:競技① [] 投稿日:03/10/25(土) 05 16 ID X4CzwKlf New!! 優秀な審判員であるジョルバサーノは ベルを2度鳴らし競技の開始を伝えた。 「皆さん!これよりこの素晴らしい競技を始めたいと思います! さてそれに伴いお節介を一つ。 競技中はけつして悲しみをあらわにしてはなりません。 声を荒げてはなりません。 助けを求めてはなりません。 これがこの競技のルールです。ルールを破った場合直ちに失格となり、 再度競技に参加することは不可能となってしまいます。 どうか皆さんお気を付けて!」 優秀な審判員であるジョルバサーノは高らかにそう言うと 自分の言葉に満足したように少しの時間うっとりした。 優秀な審判員であるジョルバサーノが再度ベルを鳴らすと ゲートがゆっくりと閉まってきた。 もうこれで逃げ場はない。「さあ皆さん!」 優秀な審判員であるジョルバサーノが叫んだ。 「競技の始まりです!」 579 名前:競技② [] 投稿日:03/10/25(土) 05 17 ID X4CzwKlf New!! その声が競技場一杯に響き渡る。 円形の競技場の中心に優秀な審判員であるジョルバサーノが立っている。 「皆さん!それでは競争です! 早くここから出れた人が勝者です!!」 優秀な審判員であるジョルバサーノはそういうと 早く競技者がゲートめがけて走って行くのを待った。 円形の競技場の中には何一つない。誰一人としていない。 なぜなら優秀な審判員であるジョルバサーノは 優秀な審判員であると同時にこの競技の唯一の参加者であるからだ。 しかしジョルバサーノはそれを知らない。 だからいつまでもいつまでも参加者が現れるのを待っている。 ジョルバサーノはいつまでもいつまでもゴールできない。 なぜなら彼は優秀な審判員であるから。 それが彼の不幸。 そしてそれこそ彼の幸せ。 580 名前:そこには あったもの [sage] 投稿日:03/10/25(土) 11 04 ID xl9xaV6M New!! 我為に為せる業 即虚し 君うしないし後の所以なり i wish i told you あなたのためにできることが とてもわたしのしあわせです 581 名前:無地のカンバス [] 投稿日:03/10/25(土) 15 35 ID onCpXEIR New!! 無地のカンバス コンクリートの壁に刺さっている。一本の煌びやかに装飾された真新しい矢が 私の物ではない 私が番えた物は血糊で作られた矢 軋み 放たれ 瞬きにも満たない瞬間、矢の形を成したようだが 堅牢な無機物に撥ね返される直前、打ち砕かれる事嫌さに霞んで消えた 誰の矢だろう 探していたのは恐らく彼だろう 582 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/10/25(土) 18 58 ID xjNlEA/w New!! 漏れ的 詩サイトベスト5 http //ku99.ciao.jp/ http //toyama.cool.ne.jp/poem/ http //kotonoha-flying.hp.infoseek.co.jp/ http //katharinechan.hp.infoseek.co.jp/ http //konoe-sagara.hp.infoseek.co.jp/ 583 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/10/25(土) 23 00 ID +NFQPr8i New!! 寸評、いきまっす。 557-558 e.p.otowaって、何…?イメージの累積とことば遣いが丁寧で、や るな、という印象。ユカリは大西ユカリか。確かに明るい気だるさではなく、 頽廃を感じます。なんだか、壁にグーを出して戦ってるよなあ。 559 共感はできるけど、感動や驚きは少ないなあ。2連め、いいんだけど、 もっとことばを選んでもよかったんじゃないかなあ。真面目な作りだと思いま す。笑いを取ろうとする風潮の中で、貴重。 560-568 ひどくアラが目立つうえに面白くないんで、読んでてイライラし たね。まず、私と彼の人物像が嘘臭い。ストーリーの追い方も安直。なもんで、 リアリティを感じない。ことば遣いも雑だと思う。新しい試みは買うけどね。 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/10/25(土) 23 21 ID +NFQPr8i New!! 569-571 笙野頼子の『レストレス・ドリーム』思い出した。2の部分が好き だなあ。真っ二つな海の底で歌をうたうという、スゴい絵を描こうとする気概 がいいなあ。眼に見えるような情景描写がほしいところでした。 572 自分との戦い、だねえ。後半の上手さが光ります。特に最終連、いい ね。前半の描写も、まさに悪夢のそれなんだけど、ちょっと没個性的な描写な のが、気になった。 574 ん???何か、すごいトラップを張り巡らされた現場に案内された気 分だぞ??特殊な世界を創ったなあ…。「他者への過度な依存」がよく分らな い。主語はどっちなんだろう…。謎ときみたいな詩だけど、不思議と楽しいね。 575 ぼくは、デパートの屋上にのぼって、それでもやっぱり雲は遠くて、 がっかりした思い出はあるけどね。集中してジャンプしたら、雲は手に届きそ うかな。映像として、きれいな詩でした。 585 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/10/25(土) 23 51 ID +NFQPr8i New!! 576-577 「あほらしい」と言っておきながら、人一倍、勝ち負けや戦いに こだわる人間、という読み方をした。だって、論理に説得力ないんだもん…。 面白かったけど。 578-579 一人だけの世界ってのは、勝ちがない替りに負けもないからなあ。 不幸でもあり幸せでもある、というのは確かだね。最初の口上が好きでした。 所々で、ことばの粗さを感じるんで、そこんところ気をつけてほしかった。 580 最初の2行は重々しい感情を表すのかな。最初と最後の2行は、ほぼ同 じことを言ってるんだけど、「とてもわたしのしあわせです」は、日本語とし てヒドすぎる。「i」を大文字にしなかった理由は? 581 無地のカンバスは、情景の中では直接には登場しないんで、ちょっと 読解に悩むんだけど、矢を撥ねかえす無表情な無機物としての象徴、かなあ。 そこに刺さった一本の矢、かな。最後の余韻のある終らせ方はいいね。 586 名前:「友と酒と人生と・・・戦う」(1/3) [sage] 投稿日:03/10/26(日) 00 18 ID iTPG3Cdf New!! ボクの父さんは オレは酒をのんでいる とてもとても楽しそうにお酒をのむ こどもだからのんじゃいけない? とてもとてもうれしそうにお酒をのむ なぜそんなこと言われないといけないんだ! そして なぜ ボクと母さんにぼうりょくをふるう こんなうまいものをのんじゃいけない いつもはやさしい父さんが オレは酒に強いんだ お酒なんて 酒があれば お酒なんて 酒があれば なければいいのに ほかに何もいらない でも もっと おいしそう 酒をくれ 587 名前:「友と酒と人生と・・・戦う」(2/3) [sage] 投稿日:03/10/26(日) 00 19 ID iTPG3Cdf New!! 二十歳 二十歳 初めてお酒を飲んだ もう酒は手放せない ボクの身体に浸み込んだ オレの一部 お酒は全身を駆け巡り 金はほとんど 嫌な事と一緒に出ていった 酒の泡とともに消えた 一日一杯 どれだけ飲んでも それで満足だった この渇きは満たされない ・・・楽しかった 血反吐が出るまで飲んだ 病気になるまでは それでも止めない 奪われた クソ医者に たった一つの楽しみを 酒は飲むなと言われた どうしてこんなに苦しい? 誰が テメェの 言うことなんざ 聞くか! 飲みたい飲みたい 飲みたい飲みたい 飲みたい飲みたい 飲みたい飲みたい お金はあるのに だが金がない でも もう 妻が、子供がいるから 女も薬もいらない 絶えられた 酒さえあれば ボクは生きたい オレは死んでもいい 588 名前:「友と酒と人生と・・・戦う」(3/3) [sage] 投稿日:03/10/26(日) 00 20 ID iTPG3Cdf New!! 親友の墓に酒をかける老人 その身体は 毒々しく黄ばんでいた 二つの目だけが 生気に満ちて血走っている つぶやき (最期まで酒を飲みたいと言い続けたオマエに) オレは生きて酒を浴びた オマエは死んで酒を浴びた オレは酒だけ手に入れた オマエは酒以外のものを手に入れた ちっ 酒がもうねぇ 雨か・・・ 水っぽい酒だ 冷たい酒だ ああ・・・うめぇ・・・ 黄ばんだ身体を 雨が白くしていく 血走った目はまぶたの裏に隠れた 少しほころんだ口に風が最期の言葉を運んだ (ボクはお酒がのみたい) オレは酒がのみたい 589 名前:「私たちは・・・」(1) [] 投稿日:03/10/26(日) 00 23 ID DULZ2STy New!! 思い出したよ 思い出したよ 私は笑い続けてたんだ あの日のことは 今はもう だけど記憶は残っている 思い出したよ 思い出したよ 君は泣き続けてたんだ あの時のことは 今はまだ そして記憶は残っている 思い出して 思い出して 私は十字を切りづづけ 赤い模様の 今の部屋 記憶に流れる 赤い匂い 思い出して 思い出して 君は泣き顔を続けたまま 夕日の下で 水浴びを しつこい記憶に 鉄の錆 590 名前:「私たちは・・・」(2) [] 投稿日:03/10/26(日) 00 23 ID DULZ2STy New!! 夕日は沈めど 変わらない水の色 あまりに奇麗な水の色 思い出せない 思い出せない 部屋から出たい 部屋から出たい 君に渡した鉄の鍵で 君に渡した鉄の鉤で この部屋から出たいんだ この世界から出たいんだ 思い出したんだ 思い出したんだ 私は笑い続け 十字を切り続け 君は泣き続け 泣き顔を続け だけど時は止まらなかった はじめから戦ってなんかいなかった あの日から 私と君は あの時から 私と君は 591 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 00 33 ID UPBbPfWR New!! やられたわ。 今回もうやられちゃった。 592 名前:ゲゲゲのゲ [] 投稿日:03/10/26(日) 00 42 ID sd9fGT5m New!! 鬼太郎よ! 夜の墓場で運動会 楽しいか? 楽しいか? 593 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 03 09 ID 1R7SJhY0 New!! するっと理解できない詩が多いなぁ >581 :無地のカンバス :03/10/25 15 35 ID onCpXEIR 打ち込まれた矢の形容で、すっと言葉か入ってきたよ。でも、もう少し 練ってほしい。 594 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 10 23 ID WLs5md/M New!! 593 単にお前がバカなだけ 595 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/10/26(日) 10 25 ID 3xdthuXD New!! >594 それいったら、ただの自己満足じゃん。 ま、それでいいなら、それもありなんだろうけど。 596 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/10/26(日) 14 02 ID OcNHslWY New!! 595 単にお前だけがバカだという話 597 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 15 04 ID qIP4Snfd New!! ばかにも理解できる詩を書けよばかども! これで解決か? 598 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 15 38 ID o1YTbHeB New!! >597 解決してないやん。締め切り明日のがあるよ。 それ貰っていかないと、続きがないよ。 599 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 15 39 ID o1YTbHeB New!! 締め切り、今日だわ。すみません。訂正。 600 名前:600あぼーん [600あぼーん] 投稿日:03/10/26(日) 16 14 ID 5MuXzO/3 New!! 600あぼーん 601 名前:「折れ曲がった背中が何かをつぶやく」 [] 投稿日:03/10/26(日) 17 22 ID UPBbPfWR New!! いく年もいく年も私はこのわだかまりを キリスト教的に堕落しきった自分自身の頭上に掲げ 太陽の強い反射の海へと飛び込むことを恐れていた ホメロスがろうで作った稚拙な翼で太陽に近づきすぎたために 焦がされたように 世界のさまざまな反射の多くは無限の宇宙へと導かれ アインシュタインとその他の物理学者の中にだけ存在している ただ、私は逃げるために現存在の中に頭上に掲げたわだかまりを 溶け込ませ 時々、そっと小さな小指で堕落した自らの時間軸をずらす それは決まってアナログな風が吹く寒い夜 白熊が白銀の平面にどっかと配置されたった一人でウオッカを のんでいる 小さな手が震える時 一瞬して 私は砂漠の砂になる 有限の世界観の構築が 構造社会と喧嘩をし始め 仲裁にのりだした ヤハウェが契約をせがんでくる サインはしなかった 下僕になるのはもうたくさんだ ラーとネプチューンにも嫌われた 私にもう行くところはない ハデスさえも私を嘲笑する 602 名前: 「折れ曲がった背中が何かをつぶやく」 [] 投稿日:03/10/26(日) 17 23 ID UPBbPfWR New!! もう私に残っているものはくだらない 老婆のような目と耳と皮膚 月夜の晩でも ノミがだけが私と寄り添ってくれる たった一つの たった一つの わだかまり りっぱな圧力で私を押さえつける 蒸し暑い夏の空 彼 彼女 と私は小さなチョークで引かれた線で 隔てられている チョークを引くのはいつも決まって 私より貧しくて裕福な誰か そいつらはいつも黒いスーツを着て ちょびひげをはやし 胸に真っ赤なバラをさしている そいつらは決まってこう言う 「ここは君の場所じゃないよ」ってね じゃぁここは誰の場所なんだと問い返すと そいつらはこう言う 「君以外の誰かのもの」 603 名前:「折れ曲がった背中が何かをつぶやく」 [] 投稿日:03/10/26(日) 17 25 ID UPBbPfWR New!! 真っ黒に焦がされた 囚人が こうつぶやく 「どこにも。 と言う はなかったよ」 ラクダの蹄が砂になった僕を踏みつける時 公園の噴水で少年達が水を掛け合う時 契約を拒んで恩恵を受けれない時 わだかまりは増え続け いづれかノアの箱舟すらも沈めるだろう アンセム ~挿入~ 囚人 (自分)(場所) 空間は常に誰かの所有物で 絶対に誰かは入れない 原爆で無理やりひきずり出された影でさえも 太陽にいぶしだされた影でさえも 月光に優しく導き出された影でさえも 結局折れ曲がった誰かの背中ばかりが何かをつぶやく 604 名前:エーテルの反乱(0) [] 投稿日:03/10/26(日) 18 10 ID 1WUr1aOq New!! (虹の色した月明かり) (橋をまたいで水面へ) (排水溝の深い影) (青緑の水草の) (間を汚水が泳ぎます) (濁った水が泳ぎます) (月明かりは水面で) (跳ね返されてしまうけど) (かすかに底にとどきます) (かすかに底をてらします) (汚水のあいだを泳ぎます) (月の光が泳ぎます) 605 名前:エーテルの反乱(1) [] 投稿日:03/10/26(日) 18 23 ID 1WUr1aOq New!! アルコールランプの蓋を弄び 部屋に入った 電気はつけない ダンボールの影にくつわむし ほうりっぱなしの服にすずむし クロゼットの闇にこおろぎ 冷蔵庫でたまねぎが芽吹いた ベランダには 線を抜かれて光れない機械たち 窓の外は 真夜中なのに明るい空 機械たちに 緑色の反射光をつくる 道の真ん中で アスファルトを必死で砕いてる人がいる ベランダで その音を聴きながら きっと種をまいて、そしてここは森になるんだと そう思った (火事だとどこかで誰かがいった) 606 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 18 31 ID 1WUr1aOq New!! 605でおわり 607 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/26(日) 18 31 ID TXcj4gxr New!! ★H大好きなサークルを作りました。リッチ女性多数、 地域、年齢不問、全国OK、Hが大好きな男性、 リッチな異性を求めている男女。望み叶えます。 すぐにステキな女性を紹介します。 オフィスグローバルミラ 山口洋子 ■◇■frnd@pop.707.to■◇■ 608 名前:-悲報- [] 投稿日:03/10/27(月) 11 34 ID UPcU5Cc5 New!! 親友tは鳥で、壊すべき立体テレビの中心で、「私ナンシー!!」と叫ぶ。 それは確実に700%幸運になる歌。 不必要な愛が、達成しない血液を印刷していた。 0.5年後にあなたの心の中でタバコは静かに発射され、躯の臓器が心臓と膀胱で99%の少女がで苦しんだ私の頭を引っ掻く。 愛としての義務など、雑音でいっぱいの公衆便所の内部で批判する詩人と同じだ。 IQの底から階段で、彼の希望の頂上が部分と単色によって、主に引き抜かれた。 弱く移動される音楽の列車の気楽さ考慮する場合は常に、他のものの方向に詩の批判を尋ねよう。 天使が単語で言うことは、プロセスを必要としないフレームのない壮大な物語。 弱いその人の中でよく笑い、涙を必要としないフル・カラーに変換できる小説。 涙に強制 ハトの舌癌 疾病 彼の希望 私、そしてその心。 旨いアルコールを飲む喜びに似た、夜を興奮で満たしたコカコーラ。 609 名前:血について [sage] 投稿日:03/10/27(月) 13 04 ID kU3/GN8x New!! 僕は戦場で流される血の 止血帯にはならないで 僕は街頭で血を流す人の 絆創膏になるのです そして赤い液にまみれます それから乾いて黒ずんで ばりばりばりと矧がされて ひょいと投げ捨てられるのです 僕は誰の痛みも無くしません 人が自分を愛するときに 他の人の仕方のない無知が 人にため息つかせるのも仕方のないままです 僕は戦場の仕方ない悲しみや あるいは喜びや、理解されない趣味の楽しさや 親子の血の情けの無さや、有る事や、あるいは愛情にも 無関係の機会を与え そして骨のしんまで血にまみれるむすうのにくたいです 赤いとろとろした液が ぼお くう を ぎちぎち つつみます ぎち ぎち ぎち ぎち 煩いくらい なのにまだらで半裸です 610 名前:饗宴 [] 投稿日:03/10/27(月) 16 04 ID G7dS3JOc New!! 引鉄を引け 僕は小さくそう呟くと 目の前に広がる夕食の風景に 小さな物語を創造した 転がる南瓜の上に 鉄槌のように突き刺さるフォーク その血飛沫を浴びた皿に響く金属音 その音は光速で世界を切り裂いた さあ始めよう 狂気の晩餐 そこに転がる死骸は腐乱する 急げ 急げ 水分を蓄えすぎた果肉すら 枯渇した砂漠を潤す 亜種の乳を啜り 大地の胎児を磨り潰せ 躊躇してはいけない 早く 速く それでも生きていかざるを得まい 全てのものに墓は不要 やがて極小の生物に食い散らかされるのならば その血一滴でも憎悪で満たせ 母は笑っているだろう 父も笑うだろう それでも僕は笑ってはならない ひたすらに 我武者羅に 目の前の熱量を全て昇華するのだ 僕は太りゆく宿命にあるだろう さあ、次はそれを吐き捨てるときだ いつまでも吐き続けねばならない その体液全てが腐ってゆくのだから 611 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/27(月) 16 20 ID CUOBmflm New!! 601 ホメロスじゃなくて、イカロスじゃないの? 612 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/27(月) 17 06 ID VWDDXsCO New!! 611 それを言うならダイダロスだろうな。イカロスのとうちゃんだ。 どっちにしろよくある間違いさ。 613 名前:612 [] 投稿日:03/10/27(月) 17 11 ID VWDDXsCO New!! すまん611、あの詩ではホメロスが「作った」んではなく「近づきすぎた」 んだな。君の言うとおりイカロスだろう。 本スレで長々すんません。逝きます。 614 名前:ニブイ音で叩きつける手 [sage] 投稿日:03/10/27(月) 21 55 ID oOAHslYL New!! 思えば万華鏡の中にいたのかもしれない 空は色取々に変化していく 泣 笑 叫 怒 雲は大地に人影を落とす 蜘蛛の巣に絡まる無数の顔よ 何故私を見る 見覚えのある気がする 勝ち誇る? 恨めしむ? 涙流す利き手 うな垂れた頭が乾いた音を鳴らす ここはやはり万華鏡の中だったのだ 人など居ない 繭に包まれて 退行して行くか 胎内へ 気がつけば影と踊る日々 蜘蛛の巣に絡まる 私 615 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/28(火) 00 15 ID Eb44ZOju New!! >609 乾いているなぁ……。 「無関係の機会を与え」 ……ここで、 「国境には虹がかかっていた」……ってな誰かの詩を思い出した。パワーというか、情念はこもっているが、やはり、言葉の使い方、書き表し方、構成技術か、 高見順だったと思うのだが、見下ろしている、高みの見物みたいな、読後感は生まれなかった記憶がある。 それどころか、まるで飛行機に乗ってジャングルを見下ろす詩人が、なにか、行動しているような。言葉のドライブ感があったような気がする。 まあ、>609は、いいところを書き出していると思う。 616 名前:私は戦う [] 投稿日:03/10/28(火) 15 11 ID qGI4yILF New!! 私は戦わない 戦いなどという野蛮なことはしない だから君たちも戦いをやめよう やめない奴とは俺は戦ってでも戦いをやめさせる 俺はお前らみたいな野蛮人と戦う そしてお前らを皆殺しにして戦いを終わらせる 俺は戦う と、上記のような事を真面目な顔で言う奴と それに賛同し武器を持って戦う群集の前で、 私は一人カフェに行きコーヒーを頼む 目の前で阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されている中、 バリスタに「キャラメルマキアート、トールで」と注文する 赤い回転灯とサイレンが鳴り響き 血みどろの若者が担架で担がれていった頃、 私はバリスタに叫んだ 「キャラメルソースかかってねぇじゃん」 私はバリスタと戦った そして敗れた バリスタが使ったスチームで 私の顔は火傷だらけになった 私はキャラメルソースのないキャラメルマキアートを一口飲み、 すぐに捨てて、 今まで座っていた椅子を振りかざし、 目の前の群集に紛れて戦った 数時間後、ニュースキャスターが言った 「飲食店の店員に馬鹿にされていると思い、 むしゃくしゃして犯行に及んだ、と供述しています」 という報道は、あまり正確ではない 617 名前:YOSHIKI [age] 投稿日:03/10/28(火) 16 03 ID jbSXj+PX New!! HIDEがあのフーマンチュウ博士だったのか? そして彼は人工脳でハルマゲドンをおこすのか? 人工脳をめぐる物語。 http //www.geocities.co.jp/Technopolis/1296/sanf.html ★★YOSHIKI様のピアニストを撃て!!★★ 諸君!! 現代世界最高のピアニストで作曲家の わたくしこと元 X JAPANのYOSHIKI様が お勧めのピアニストについて熱く語る! 諸君もお勧めのピアニストについても色々書いて 音楽に関する情報を提供しろよ! ほかにも文学、社会、科学などを熱く語り合おうではないか。 実は私はt.A.T.u.の大ファンだ! また日本に来てくれよな。 書き込み待ってるぜ。 http //www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=perform vi=1046163268 rm=100 ■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼■▼ 618 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 31 ID l8an9B07 New!! 1 とある街道を、二人の男が歩いている。 それぞれ手には何らかの本を抱えて、それを読みながら歩いているようだ。 周りには特に人気もなく、彼らの声だけが響いてる。 そのうち、彼らは本を読みながら議論を始めたのか、二人の話し声はだんだん大きくなってくる。 619 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 32 ID l8an9B07 New!! 2 「……のようなわけで、彼らが夕闇の中で祭りを始めたのにもかかわらず、書き出しがこのようにおとなしいわけだ。」 「全ては行数を無駄に費やすための行為ってわけだな。」 「そう、だからこの行については本では次のような結論を出している。」 彼は目を落として本の該当する部分を読み上げる。 「夕闇に向けて行進を続けていく鉢巻のない行列は 雲の速度も気にしないで 物理法則を無視して 太陽の動きと同じ速さで北極点の周りを進んでいきます だから夕闇はいつまで経ってもやって来ないので…」 620 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 32 ID l8an9B07 New!! 3 「…と書き出したのはいいけれども、この文章の中で語ることにどんな意味があるの?」 「別に何の意味もなくていい。問題はその作品が『語られる』ことにあるわけで、それから勝手に意味はついてくる。」 「意味はついてくる?」 「つまり僕たちが目の前にあるこの台本、これを『読む』ときに、自ずと意味は生じてしまうだろう。 この本の中でどんな言葉が並んでいたとしても、僕がこれを声に出して語っていた時に、誰もがそれに意味を見出す。 それはこの台本がどのように文字を並べていたのかを気にする必要は全く無いわけで、 ただ僕らの語りが彼らのどのような部分を喚起するのか、ただそれだけでしかない。」 「では、この台本の存在は?」 「彼らにとっては僕らのアクセサリー以外のなにものでもない、くらいの認識でいいんではないか? ただ僕らにとってはそこでリライトするための大きな道具だ。作者の意図とは関係なく。」 「それでも作者の意図とは関係ないのか?」 「関係ない。これから僕たちが演じていくものは、この台本という道具を僕たちが意図して書き直した、別の作品になってしまう。 いや、『すでに』それはなってしまっている。僕たちの勝手な創作だ。 そんな創作の繰り返しで……」 621 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 33 ID l8an9B07 New!! 4 「……と、ここで読みは終わってしまうわけだ」 「どうして?」 「ここで彼らは気づいてしまうんだ。彼らが読みを始めたときから、その答えは常に作品の中にはない。 台本の中にある言葉に彼らが疑問を持ち始めた時点で、その台本は用を成さなくなってしまう。 結局彼らはここで立ち止まるしかない。そこから先にはどこにも行けなくなってしまうんだ。」 「その先は、じゃあ…」 「自由に歩くしかないだろう。彼ら自身が読みを行った時に既にそれは始まっていたから。 それゆえに彼らの存在がこの台本で規定されていたことについて、彼らは戸惑いを隠せなくなってしまう。 台本を放棄したときに、同時に彼らの演じるものについて意義を失ったことから、 役を失った自由人としての『役』を、新たに求めていかないといけない。 「そのために、台本を捨てることがあるようには思えないんだけど。」 「そう。それに気づきながらも彼らは台本を捨てられない。その矛盾が……」 622 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 34 ID l8an9B07 New!! 3 「また、ずいぶんややこしい台本になったもんだね。」 「それは仕方がないことだ。全ての記号は外に開かれつつ、それ自体が重層的でありうる存在だからね。 そうして作られた物語は須らくメタ的な構造を持っているのだけれども、あまりそれを意識的に使う人は少ない。 このような使い方を『意図的に』行わないと、作品のメタ的な入れ子の構造を意識するのは難しい。 ただ、それ自体の存在を指摘することはいろんな作品においてできることなんだ。」 「例えば?」 「そうだね、例として宮沢賢治の『小岩井農場』を挙げてみよう。この作品は、語り手の一人称で最後まで進んでいく詩だ。 ところが、その中で語り手自身はある存在を気にしていることがわかる。 語り手と一緒に動いている「もの」がもう1つある。それは雲であったり、そして…」 「黒い、オーヴァコートを着た人。」 「そう、そしてその存在についてある解説によれば『これは作者のドッペルゲンガーである』という見方をしている。 つまり、作者の一人称の視点に現れるはずのない、作者そのものの姿だ。 ここに、一人称によるスケッチであるはずの作品にメタ的構造が出現していることがわかるだろう。 作品の中で語っているのはまぎれもない作者だ。ところが、それ自身が作者によって「書かれている」ことにより、 この作品は入れ子の構造をはっきりと表している。そうしたら……」 623 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 37 ID l8an9B07 New!! 2 「……と、ここまで書いて君は急に筆を止めてしまった。」 「うん。」 「それは、なぜ?」 「それはこうだ。一人称の作品はそれが作者そのものを表すと定義したときでさえ、それのメタ的な部分で作者は別に存在してしまう。 作品の中で『作者』は明らかに真の作者によって動かされている部品だ。だとしたらこの一人称スケッチという存在はいったい何だろう。 そしてそのスケッチの中の『作者』は何ゆえに語り、そのメタ的な存在であるドッペルゲンガーを気にする必要があったんだろう。 もし、この小岩井農場で宮沢賢治が実際にスケッチを目的として経験していたとしたらどうなんだろう。 そして、それに気づいたときに僕はまた1つ変なことに気がついた。」 「変なこと?」 「この台本のそれぞれの章番号を見てみてくれ。最初は連番で大きくなっていった数字が、途中で折り返し、なぜか 3 で止まったままだ。」 「確かにね。ただ、そういう意図が最初からあったからではないの?」 「そういう意図が『自分に』あった、と仮定できれば、そうかもしれない。 しかし、その意図は別の、というより上位の意図によって勝手に上書きされてきた作品に他ならないのが、 今までの台本から僕が『勝手に読んだ』結論だ。 だから僕はどうしても気になる。なぜ僕はここでそれに気がつかなければいけないのか。 もしこれがこれ以上存在しれはいけないと『仮定された』ものだとしたら、僕たちは 2 の住人として決定されてしまうし、 この台本はこれ以上動かすことができない。書き進めることができなくなってしまっているんだ。 そう考えると、僕たちのこの『勝手な』語り口そのものが既に決定されたものであって、 ちょうど小岩井農場である日散歩した宮沢賢治のように……とほら見ろ!」 624 名前:「fractal」 [sage] 投稿日:03/10/29(水) 21 38 ID l8an9B07 New!! 「向こうから人が来るね。」 「しかも二人だ!二人とも黒い服装でうつむいたままだ。あれがドッペルゲンガーだとしてもおかしくないだろう。 ただし、それにしてはあまりにも都合がよすぎる。まるで貧困な選択肢から否応なく選ばれた外れくじそのものだ。 しかし、いずれにしろここで僕たちは岐路に立たされた。」 「岐路?」 「目の前には今まで存在しなか
https://w.atwiki.jp/murago/pages/130.html
方臘征伐戦-M “方臘征伐戦” ステージ構成・・・マップ上端に山、山中の下方に幇源洞 マップ中央に清渓の宮廷 梁山泊軍:★宋江-呉用、郁保四、戴宗、秦明(マップ下端から) ●李俊-童威、童猛、阮小五、阮小七(イベント7後、清渓の宮廷内から) ●関勝-李応、杜興、宋清、凌振(宋江部隊の前方から) ●花栄-裴宣、蒋敬、李逵(宋江部隊の左方から) ●朱仝-蔡福、蔡慶、樊瑞(宋江部隊の右方から) ●盧俊義-朱武、李立、時遷(イベント8後、マップ上端の山から) ●呼延灼-楊雄、黄信、杜遷(イベント8後、マップ上端の山から) ●林冲-湯隆、鄒淵、鄒潤(イベント8後、マップ上端の山から) ●孫立-顧大嫂、孫新、孫二娘(イベント8後、マップ上端の山から) ●柴進-燕青(イベント12後、方臘軍から寝返り) 方臘軍:★方臘-近衛隊長×3(清渓の宮廷前から) ●杜微-近衛隊長×2(方臘部隊の前方から) ●方杰-近衛隊長×2(杜微部隊の前方から) ●婁敏中-近衛隊長×3(清渓の宮廷内から) ●柯引-親衛隊長×2(方臘部隊の左方から) ●雲璧人-親衛隊長×2(方臘部隊の右方から) イベント・・・OP梁:決戦の策-李俊を偽投降させて清渓の宮廷内に潜伏させ 柴進・燕青はすでに敵軍の潜入している等 今の状況を呉用が説明し、指示を与える OP方臘:都尉-梁山泊軍の襲来に焦る方臘を柯引が、諸将が力を合わせ地形を利すれば負けるはずが無いと励ます。 1:進軍-宋江が先鋒として秦明・関勝・花栄・朱仝を進軍させる 2:激突-秦明と方杰が接触すると、激しい一騎討ちを始める 3:援護-イベント2後、方杰の背後に杜微が接触すると 杜微が援護の飛刀を飛ばす時を見計らっているのが分かる 4:戦死1-イベント3から3分後、イベント5、もしくは 6が起きていないと、杜微が秦明に飛刀を飛ばし 方杰が隙を突いて秦明を討ってしまう、梁山泊軍士気激減 (方杰・杜微の両方の生存も発生条件) 5:援護阻止-イベント3後、杜微の体力を半分以下まで減らす もしくは、杜微と方杰の距離を一定以上まで離すと 援護を阻止された杜微が後方に下がる 杜微部隊と方杰部隊の士気低下 6:電光散る狼牙-方臘側のみ、イベント5発生後、PCが秦明と接触すると発生。 秦明が先ほどの青二才と臆病者とは違って骨がありそうだと言って、PCに打ちかかる。 以後、秦明がPCを追跡し、この状態で秦明を撃破すると方臘軍士気上昇。 7:援軍迫る-杜微・方杰の配下部隊が全滅すると 盧俊義率いる梁山泊の別働隊が接近しているという報告を受け 方臘軍の全軍が清渓の宮廷内に逃げ帰る 方臘軍全部隊の士気低下 8:清渓燃ゆる-イベント6後、清渓の宮廷内に方臘、もしくは 方臘軍の部隊が2部隊以上入ると、李俊らが城に火を点けて 梁山泊軍に復帰する。方臘軍士気低下 9:盧俊義到来-イベント7後、梁山泊軍の部隊が 清渓の宮廷内に入ると、盧俊義らの率いる援軍が来る 10:幇源洞へ-イベント8後、婁敏中が敗走すると 方臘軍の全部隊が幇源洞に向かって逃げ出す 11:戦死2-イベント8までに敗走した人物は死亡する (従来の無双シリーズの死亡ムービーと同じ) 12:柯引-イベント9後、方臘が幇源洞に辿り着き 柯引が生存していると 方臘に自分が梁山泊軍を倒してみせると言い進軍する 方臘側のみ、開始十分後に柯引が生存していると発生。 13:鎧袖一触-方臘側のみ、イベント12後、柯引軍が関勝、花栄、朱仝の何れかと接触すると発生。 柯引が払子の一撃で関勝と朱仝の刀を打ち払い、続く花栄の一矢を片手で弾き落とす。 方臘軍士気上昇。以後、接触した部隊が後退し、柯引がそれを追跡し始める。 14:柯引への疑惑-イベント13発生時にPCが柯引の近くにいると発生。 PCが梁山泊の三将が手加減していたことを看破する。 15:埋服の毒看破-イベント14後、PCが関勝、花栄、朱仝の何れかを撃破すると発生。 柯引が梁山泊の柴進であることが判明する。柯引、雲璧人消滅、柴進、燕青が士気最低の状態で梁山泊軍に復帰。 16:埋服の毒-イベント11後、柯引が撃破されると 敗走して逃げてくる振りをして 梁山泊軍を幇源洞内に導く 柯引は柴進、雲璧人は燕青になり梁山泊軍所属に変わる 異変に気付いた方臘がマップ上端を目指して逃亡を始める 17:臘に遇って執らえ-イベント12後、方臘がマップ上端まで 辿り着くと、魯智深が突然現れて方臘を捕らえる (イベント後、梁山泊軍の勝利で戦闘終了) 18:天子の服-イベント8後、阮小七と呼延灼が清渓の宮廷内の 方臘の玉座付近にいると、阮小七が方臘の作った偽の天子服を 着て戯れる。すると官軍の将に謀叛の心ありと罵られ 阮小七は今回の手柄は兄弟達の御蔭だが、朝廷には お前達の手柄として記録されるのだろうと食いかかる 同士討ちを始めかねない雰囲気になり、呼延灼が割って入る 勝利条件・・・梁山泊軍:方臘の撃破 方臘軍:梁山泊軍の全滅 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 方臘軍:方臘の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/114.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 6th edition~~」の357-510 357 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:03/02/26 00 47 ID RUmdXgb0 あ、あとあの詩の冒頭部分、わかりにくかったよね あれは贈物の包み紙の中から「へちま男」が現れたってこと 順番が「箱」→「包み紙」だから、中からだってわかるでしょ? いや、わかりにくかったよね(笑)ゴメン では、次のお題は「女性 or 男性」でお願いします 女性でもいいし、男性でもいいし、両方についてでもいい 同性について書いてもいいし、異性についてでもいい そんな感じで・・・どっちかに絞ったほうがいいかな?(笑) 358 名前:个~个 ◆MARU/5W/LY [] 投稿日:03/02/26 00 54 ID nbet0Q/T 評価、まとめ 乙でした 次からは名無しで書きます 359 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/02/26 01 08 ID KJFPZoVN 次の戦いは、すでに始まっております。 お題は「女性 or 男性」。 〆切は3月5日0時。 ルールは 2-3を。 360 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/26 01 19 ID 9L1KGRLH そういえば雪の日には外を歩く人が皆しかめ面などして歩いているものだ困ったよう ないらついているようなそんな顔だ冷静に見ているとなにやらおかしくなってくる のだがそういう自分もいつのまにかしかめ面している誰も彼もしかめ面している老 人も子供もしかめ面している男も女もしかめ面しているすべての人がしかめ面してい る。 361 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/26 01 21 ID mtag6PCj 早っ。 362 名前:ワンパターン①[] 投稿日:03/02/26 01 27 ID /fN+wY2z だんじょ 男女 man and woman; boy and girl; both sexes. ~を問わず regardless of sex. ~七歳にして席を同じうせず Men and women shall not be too friendly with each other when they turn seven. 男女格差 a wage differential between men and women. 男女関係 relations between the sexes. 男女共学 共学 男女雇用機会均等法 the Equal Employment Opportunity Law. 男女差別 sex [gender] discrimination. 男女同権 同権 男女平等 equality between men and women. 363 名前:ワンパターン②[] 投稿日:03/02/26 01 28 ID /fN+wY2z めお ―を 女男・陰陽 女と男 妻と夫 相具して御嶽へ参る者ありけり 364 名前:苦悩[sage] 投稿日:03/02/26 01 59 ID mtag6PCj ピーコが男か女かなどということはさして問題ではなく だからと言っておすぎがどうのとかいうのは全くの論外であって つまり何が言いたいかというと男の定義は何かということと まあそれに対比させるべくして女の定義は何なのかということなのだけれど それはつまり藤井隆はどう見ても女であり和田某は男であると言うような あながち嘘でもないかもしれないとんちんかんな事を指し示している訳でもない 然るに生物学上の男or女の定義は 科学万能主義の世では厳然たるものであると言えるが 近年の多様な価値観の中ではあまり意味を持たないとも言えないこともない するとまず定義の定義たるを論ぜねばならぬわけであるが 知に働けば角が立つゆえ此処では伏せるが決して逃げではないことを付記しておく 何から逃げるかと小賢しき質問は想像に易いので敢えて無視するがどうしてもと言うのなら 答えんことも無いが無料でとはいかぬので覚悟召されよと一回言ってみたかったような感じで閑話休題。 結局何が言いたいのかというと定義は定義人それぞれとかそんな下らん事が言いたいのではなく 何ゆえ科学万能主義に反旗を翻すべく発生したオカマorオナベの割合は オカマの方が圧倒的に多いのだろうと言う疑問と オカマと女装趣味の禿オヤジは似て非なるものであって そこにはマリワナ海溝よりも深く暗い深淵があるという確固たる確信であるがしかし 確信を証明する事ができぬのがここ30分ほどの悩みと言う訳なのだ。 365 名前:性差に悩む者への詩 (1/2)[すげぇがいしゅつかも] 投稿日:03/02/26 02 40 ID H6B+npVG 『女性 or 男性』ッ! それは最強伝説である! orという接続詞は「もしくは」と訳される However!しかしながら!! それは「どちらか一つの要素を確実に有す」という意味もある! つまり! 「どちらか持ってりゃいいんだから両方持ってしまえ!」 という非常に漢気溢れる考えもできるのだ!! そう!『女性 or 男性』ッ! これは『オカマ』という捉え方が出来るのだッ! 『『『なんだってーーーー!!?』』』 俺達はとんでもない勘違いをしていたようだ。 オカマは愉快。 オカマは下品。 オカマは両刀。 オカマは人情。 これらは全てオカマのサーフィスに過ぎん!!! オカマの真の性質ッ! それはッ! 糸色 文寸 白勺 走召 走戌 ! ! 我々の種は男か女かで二分できる。 東西どちらかにつかねばならん。 しかしッ! 366 名前:性差に悩む者への詩 (2/2)[なんのこれしきッ!] 投稿日:03/02/26 02 41 ID H6B+npVG オ カ マ は ど ち ら で も い い の だ ッ ! ! 男か女かのこの世で!男で女ッ!最強!! 便所自由!恋愛自由!服装自由!戸籍自由! 全てに置いて制約を受けぬ! 封建主義もフェミニズムも オカマの前ではちゃんちゃら可笑しいわッ!! いいとこ取りかつノンペナルティのオカマこそ!! 我々を超越した新しい形の人類なのだッ!! 進化形ッ!ニュータイプッ! そこに哀しみも憎しみも無いッッ!!! あるのはただ!!! 愛のみよッ!! オカマ最高!オカマ最強!オカマラヴッッっ!! では本物の超越者を拝謁しに行こうではないか… 歌舞伎町二丁目へとよッ!! い、いや、痛いっす、青ジョリ痛いっす きすまーく消えなくなるっすよ かんべんしてください くび、くびはいやぁ ああはああみみやはぁん 367 名前:2B[] 投稿日:03/02/26 13 39 ID HNwmSTb9 机と椅子は3号から1号へ 冬を迎える頃には一段飛ばしで 知らぬ間に段差が出来ました 肘が当たるという理由において 間に隙間が作られました 左上の視界が開けて 鉛色の空の下 烏が2羽じゃれていて その景色がかすんだ時 僕が「あっ、雪」と言いました あなたはその声を気にもとめず ひたすら鉛筆を動かしました 僕は窓の外を見続けて あなたは黒板を見続けて でもその視線が時々それるのを 僕は見逃しませんでした 368 名前:ごさいのはるに[] 投稿日:03/02/26 14 28 ID zscweYrb あめ たったひとつの いちごあじの わたしにくれたものあなたが だいすきだった いまはもういない ひのしずむゆうぐれに 369 名前:368[] 投稿日:03/02/26 14 35 ID LQf6LplJ 訂正 わたしがくれたもの のあとに改行 370 名前:ごさいのはるに[] 投稿日:03/02/26 14 35 ID LQf6LplJ あめ たったひとつの いちごあじの わたしにくれたものあなたが だいすきだった いまはもういない ひのしずむゆうぐれに 371 名前:ありか[] 投稿日:03/02/26 16 26 ID MXnFkQUg 彼女の顔をスケッチしても どうしてもわからない そのありか たとえ彼女の鼻下にヒゲを生やしても どうしても男にならない 鉛筆画の笑顔 ねぇ 君の女の子はどこにあるの? 鉛色の線に探すけれど ぼくと同じにんげんの目だ ぼくと同じにんげんの鼻だ ぼくと同じにんげんの唇だ その唇に触れてみたいのは ぼくのどこかにある男の子が 会いにいきたいって叫ぶからなんだろう ねぇ あんまり眩しく微笑まないでよ ぼくの男の子のありかが 二人の間でバレちゃうよ 372 名前:選択権[] 投稿日:03/02/26 18 30 ID FutMVOjw 凹凸分ける根っこの粘土 バケツ?はたまたこの尖頭 要は♂か♀か 食される食べるか しゃぶるのか舐めるか? どっちにしよーかなー料理賞 ちょっと気にかかるよなー商品も 超いいの 超いいぞ DRAMAじゃ愛の逃避行? 毎度もういいよ 船に港 山に谷 上半身じゃ逆 盛り上がり もち盛り ホルモン分泌 生理って大変 性感帯 刺激 別の世界へ ビンビン or 濡れ濡れ アソコも 決めた!俺やっぱ漢 もしかして天然なストレートにテンパ あっ!これって選択出来ねーじゃん 373 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:03/02/26 21 45 ID HZ/Q8VrY お題である「男性」、「女性」に向き合っている作品を評価したいです。 360 「無題」 しかめ面をしているんだね。お題がただの登場人物に見えた。 362-363「ワンパターン」 英語は読めないが訳なのかな、パッと見綺麗だね。展開の滑らかさに欠くような気も。 364「苦悩 」 お題が「定義」ならこの作品は有り、なのかな。作風は好みだが俺はお題にこだわりたい。 365-366 「性差に悩む者への詩」 やっとお題に向き合った作品が来た。っーか正面からがっぷりお題と組んでる。っーか組みすぎてる。。 冒頭の「最強伝説」、激しく同意。言葉のチョイスにも、その意味にも。それが無きゃ詩人も糞も産まれないし。 オカマへの展開は俺には激しく美しいお題喰いに見える。二元論の向こうへと。 大きな文字の「絶対的超越」に言葉の解体と再生、ネット詩の可能性を俺が勝手に見る。 お題に正面からぶつかってしかも読み手を楽しませながら、とっ組み合うことに成功、 真実や事実ってのはなかかな痛いものだけれど、終いで読み手を笑わせて幕閉じた、こりゃエンターティナーだ。 脱帽。 374 名前:わたしはオンナ[sage] 投稿日:03/02/26 22 59 ID E4cI+Mtm 可愛い新入社員がもうすぐやってくるのは 半分憂鬱で★ 半分愉しみ♪ ★とか♪を使うのは目にうるさいとか言わないでね わたしはオンナ そうゆうものなの わたしを一個押し上げるヒヨッコちゃんたちに 恨みも込めて仕事を叩き込むわ♪ こんな仕事もできないの? あなた小学生からやり直したほうがいいんじゃない? 開いてる手があったら電卓を叩きなさい 数字が大事なのこの仕事はね わたしはオンナ 甘く見ないで 仕事に生きる強い生き物 かわいい新入社員に 胸がキュンとなったり するわけはない きっと仕事しすぎのストレスね 375 名前:わたしはオンナ(続)[sage] 投稿日:03/02/26 23 01 ID E4cI+Mtm 仕事がひけたら恐い上司から 気前のいいお姉さんに早変わりよ☆ さああんたたちついていらっしゃい 歓迎パーティーはわたしが歌いまくるから♪ イヌのごとき上下関係をここでも教え込んでおくわ(^o^) 久保田クンがチワワみたいな目で見つめてる わたしはオンナ 狡賢くて 自分の損になることはしない だから久保田クンを 好きになったり するわけはない きっと酔いがまわったのね 376 名前:わたしはオンナ(完)[sage] 投稿日:03/02/26 23 01 ID E4cI+Mtm 鬼の課長と呼ばれるこのわたしが 最近丸くなったって??なんかの間違い!! それでもなんだか仕事が手につかない… チワワのことばかり考えてる…? かわいいものはもちろん好きよ 30歳過ぎても好きだと思うわ だけどひとつのかわいいものだけ側に置いたりしない 豪華に侍らせてオホホホホと笑うんだから!! わたしはオンナ 浮気症なの すぐに燃え上がり すぐに捨てるの だからあのひとを 思いつめたり するわけはない 何かの間違いよ わたしはオンナ 自分勝手よ 周囲を振りまわし 好きに生きるの だからあなたに 永遠を夢見たり するわけはない 何かの間違いよ 377 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/27 00 16 ID SI8lTIfR 366 歌舞伎町二丁目じゃなくて新宿二丁目じゃないの? もしかするとそこにも超越者がいるのかもしれないけど。 378 名前:性差に悩む者への詩 作者[sage] 投稿日:03/02/27 02 11 ID es85WCzH 377 はうあ!ご指摘通りです。 つか新宿二丁目にしたつもりだったのですが… 林檎ちゃん聞いてたのと試験明けだったので脳味噌逝ってたようです。 超越者濃度は間違いなく新宿二丁目が高いでしょう。 歌舞伎町二丁目ってどのへんかなぁ。 訂正対象じゃないので脳内変換でお楽しみ下さい。 379 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/27 03 09 ID hQu9459N おもしろいです。 楽しんで読んじゃった。着地はちょっと当たり前か?? 374 :わたしはオンナ :03/02/26 22 59 ID E4cI+Mtm 可愛い新入社員がもうすぐやってくるのは 380 名前:ナナシ[] 投稿日:03/02/27 10 19 ID ge7YuRyQ >374 わたしは男です。 独りで往きます。 岩のごとく意志力のみを武器として。 胸に棲む悪魔と語らい。 未だこの世にない何かを探し求めて。 旅人のごとく殺戮の地平を歩きます。 岩のごとき意志力を携えて。 わたしは男。 可能性に賭けるもの。 381 名前:実験[] 投稿日:03/02/27 14 13 ID UdR3nNY9 男が好きなら男になればいい が 女が好きなら女になる必要はないみたいだ 男を好みたいだとか言えば ほとんどは怒りだすでしょう 女は愛すことしかできないようです 子孫を残すためには ライクとは裸育 ラブとは裸撫 このように違いがあることは文学的に証明されています 医学的にも、天文学的にも、芸術的、音楽的、的、的、敵で 敵同士だからひかれあうみたいな 382 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/02/28 10 43 ID 8XYXMxM6 360 気づき、がまずあって、さてそれから。 ちなみに僕は雪が降るとニヤニヤする方。 362-363 前回と同じ手法で、使う辞書だけ換えたと。 男女にまつわる詩としての厚みを持つには、ややしつこさが足りなかったかも。 364 男女論ではなく定義論になってしまった。 定義すること、はどうしたって不確かなのだから、迷わず開き直ればいいと思うのだが。 365-366 そしてこちらは、そうとう開き直ってる。 このシリーズは開き直った断言こそが美しい。「愛」を感じる。 367 心が揺れるまま、ちゃんと定着している。 控えめで物足りない面もあるが、「隙間」を詰める最終連はとても美しい。 368-369 「だいすき」→「もういない」→「ゆうぐれ」の流れは、あまりにベタ。 いつかみた風景、と誰しも感じてしまうと思う。 371 着想はとても面白いと思う。 でも目鼻唇に、そのありかはちゃんとあるという気もするのだが。見解の相違か。 372 リズムで勝利してる。でもすげー下世話だ。 当たり前な最後の気づきがなかなか笑える。 374-376 主人公の性格付けが確かなのでスラスラ読める。 「久保田クン」からのアクションもあれば、もっと盛り上がるかも。 381 こだわりきれず、適当なところでお茶を濁したみたいな感じが残念。 364の返歌のように読めなくないな、と思った。 383 名前:早生辛い菜 WaSahiBina① ◆HtgiqtCE1g [] 投稿日:03/02/28 20 27 ID DfEX2sLf 峠にひとり住むクロウ・タータは 満月の夜 決まって羊を一匹殺す タラタラ流れる血に染まり クロウ・タータはにぶく光る ずうん と重い 羊の首 ひきずりひきずり山犬に喰わせろ 峠にひとり住むクロウ・タータは 生まれてこれからずっとひとり あまりにひとりに慣れすぎて さびしいだなんて思ったこともない クロウ・タータ 夜風で咽喉がヒリヒリするかい? クロウ・タータ それは君の生まれてきた痛み まよい猟師が ずどん と山犬を殺した 峠にひとり住むクロウ・タータ 生まれてこれからずっとひとりだったのに まよい猟師に出会ってしまった まよい猟師を見てしまった 猟師は ずどん とクロウ・タータを撃ち クロウ・タータにはもう 羊の首を喰わす山犬がいない 384 名前:早生辛い菜 WaSahiBina② ◆HtgiqtCE1g [] 投稿日:03/02/28 20 28 ID DfEX2sLf 峠にひとり住むクロウ・タータは なにか違う と考えた おそらく きっと まよい猟師は 羊を殺したことがないんだろう かわいそうにクロウ・タータ 自分が女だったなんて露にも思わなかったろう 何もうらむなクロウ・タータ さびしくったって君はひとり クロウ・タータ 夜風で咽喉がヒリヒリするかい? クロウ・タータ それは君の生きていく痛み 385 名前:ヒーロー[] 投稿日:03/03/01 13 32 ID nV1iVbea 待ってろ、 今 行く。 386 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:03/03/01 16 16 ID IYMpTgR/ 360 雪の降る中って、寒い上に、目とかに雪が入ってきて、顔にもひっついてくるから、 みんなしかめっつらになっちゃうんだよね ちょっと昔風の言い回しとかおもしろいんだけど、どこが「男 or 女」?(笑) 362-363 ふーん・・・で? 364 表層だけなぞった感じ、もたもたしてるのが逆効果だと思う 365-366 いつもながら強引なんだよねぇ、最後の行だけおもしろかったけど(笑) もっと時間かけて考え抜いて書いたのも見てみたい あるいは考え抜いて書かれてないからこその軽快なおもしろみがあるのかなぁ?(笑) 367 チャンプ候補だなー、これは 370 ん?訂正されてないけどいいのかな?(笑) 「ごさい」って五歳?あんまり雰囲気出てないよなぁ 371 確かに下手なスケッチだと男だか女だかわからないことあるよね(笑) スケッチの中に限らず、そっくりな兄妹とか見ると同じパーツしてる(笑) マンガで書けば違うパーツになるんだよマツゲとかさ(笑) 387 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:03/03/01 16 16 ID IYMpTgR/ 372 生まれる前?生まれた後・・・には選択できないよね そもそも選択権なんてない・・・のを、選択権アリの世界にずらしちゃったわけか(笑) ドタバタ感覚がおもしろいね 374-376 女には月の表側の顔と月の裏側の顔とがあるっていうよね 惜しいなぁ、最後の最後にもう一度「何かの間違いよ」と入れれば、 彼女の裏側の切なさがしみじみと伝わってきそうなのに 380 男は徘徊する性だっていうよね その既によく知られていることを詩的に説明したって感じ 381 実験っていうよりただの言葉遊びみたいな 実験にはなくてはならない目的意識が読みとれなかった 383-384 うまいよね、いつの時代のどこの国の詩だ?って気もするけど(笑) 「自分が女だったなんて露にも」の一文で、全体に「女」のエッセンスを染み渡らせた感じ 「クロウ・タータ」と「山犬」の位置関係がよくわからなかったのが歯痒いなぁ たぶん山犬はクロウ・タータの体の一部・・・かな? ところで名前欄は本当にタイトルなの?(笑) 385 意表をついて簡潔に・・・っていうにはちょっと当たり前すぎないか?(笑) 388 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [sage] 投稿日:03/03/01 16 19 ID IYMpTgR/ 今回のお題は「男 or 女」 べつに男だけ、女だけ、でもいいからね 締切は3月5日の0時(3月4日いっぱいってことだから間違えないようにw) どしどし投稿お願いします 新しく審査員やってくださる方も募集しております 389 名前:383-384[sage] 投稿日:03/03/01 22 51 ID yCAFVNCe 忍者ぐるりまるさん評ありがとうございます。 かなり深く読んで頂いたみたいで嬉しいです。 まだ締め切り前なので自作の解説は避けますが 名前欄はタイトルでござい。。。 読んで理解できないのは書き手の課題。 というか今回タイトルが思いつかなくてひねり過ぎました。精進。 390 名前:無題[] 投稿日:03/03/02 03 30 ID pQxC+xB5 淡い感情思いを馳せて、 歩いて逝きます 姥捨て山 可愛いチイヨのお手手をひいて パパは捨てたり姥捨て山 お姫様を愛しているの お姫様は1人だけ。 背中に冷たいママをおぶって、 可愛いチイヨのお手手をひいて パパは捨てたり姥捨て山 姥捨て山には、 古いママ達が いっぱい ねえ、 新しい、お姫様は、あたしなの テクテクテクテク・・・・ 可愛いチイヨのお手手をひいて パパは捨てたり姥捨て山 391 名前:三月うさぎ、扁桃腺[sage] 投稿日:03/03/02 11 16 ID 691KAqFQ いもうとが、風邪をひいた、ということで寝込んでいる、午後 まだ早く、昼食の残りがラップしてあって、台所で、ちょうど陽にあたって、白くなっている そのとき、音もなくわたしの胸に、博覧会への招待が、すべりこんできて こんにちは、きょうはどういう風の吹きまわし 魚釣りをしているスナフキンが見たい それならこの眼鏡をしなきゃ、目をいためちゃだめだよ そうね、あんなにがんばったのに、うまくいかないこともあるのだから、逆のこともあるよね 大切に、息を吐き出して、わたしは床の、木目をまたいで それに沿ってどこまでも行くと、やがてふたつの線路が重なった結び目を紡ぐ建物が見えてきて 気配もしないわたしの胸に、鼓膜からやってくる、麻のシャツを着たいもうとの、全身 今日は、すこし風邪をひいたから、たましいの、いちばん外側のところが、からだの中に、沈めるから お母さんは、服をきちんと脱いで、歩いていったよ それで、昨日の残りのものは、今日のうちに食べてしまわなきゃ いもうとの、喉の奥の、胃の、奥にある声が、わたしに触れる こんにちは、まだ明るいから変な夢を見ていた、時計をしたうさぎが穴に潜って、アリスを置き去りにして、わたしを呼んでいる こっちは、竹の生い茂った、金網に囲まれた広場にいってきたよ わたしの胸は、いもうとの、胸の奥から取り出されて、わたしはずいぶんひさしぶりに女の子に、なれる 今日でお終いかな、どこにいっちゃったの、枕になってくれたのに 392 名前:飛ぶ男[] 投稿日:03/03/02 14 38 ID bH9bKQiL うごかず自滅 うごけば破滅 カウントダウンは尻に 自滅 をひっさげて 一昨日より昨日より短くなる あわてて逃げる先は断崖で 破滅 がてまねいて 一昨日より昨日より深くなる 自滅と破滅の選択をせまられ 考えられるのは 可能性 のみ うごかず確実にくる 自滅 うごけば奇跡を含む 破滅 飛べ! 393 名前:違いくらべ[] 投稿日:03/03/02 15 04 ID KInAf/Q/ 爪 の話が最初 で小さいね って 言うから広げた掌薄いのも君に ばれて 指 の話が次 で長いね って 言うから君のとあわせた大きさ比べ して 体温 の話が次 で冷たいね って 言うから握ってみた君の太い指包んで みて 突き指した? もともと? そっか これなぁに? 血管 そっか じゃ これは? 394 名前:サボテン[] 投稿日:03/03/02 16 18 ID 910Srw7N あなたがくれた 形の悪いサボテン まるであなたみたいね って笑ったら怒られた 大切に育てます 水は3日に一度 雨が降ったらお休みして 晴れの日は日向ぼっこさせてあげよう 毎日おはよう、って挨拶して お気に入りの窓際席を用意してあげる あなたがくれたサボテン 形の悪いサボテン まるであなたみたいね って笑ったけど あなたはもう この部屋には いなかった 395 名前:サボテン[] 投稿日:03/03/02 16 21 ID 910Srw7N しまった、誤爆か!∑( ̄□ ̄; 396 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/02 16 39 ID OzYjC7jR 結局、誤爆なのですか? 混乱しますので、明記してくださいね。 394-5 397 名前:サボテン[] 投稿日:03/03/02 16 50 ID CSC2RtxE いやいや、すみません(ノД`) レス自体が誤爆なのではなく テーマにそってなかった、という誤爆です。 問題なければこのままでお願いします~。 398 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/02 19 42 ID OHDKrDUF 哀・戦士 誰もがこころのささえにするのは 男は女 女は男 戦う男たちは愛する女たちを 愛する女たちは戦う男たちを 想い空のもう片方へ向けて歌う 重い鎖を引き摺りながら叫ぶ 愛が答えだと ジョンもずっと歌ってる 闘う男たちは愛すべき女たちを 愛される女たちは志に往く男たちを 誰もがこころのささえにするのは 愛ゆえに人は哀しみ傷つかねばならないから それならわたしは愛などいらない いいえ 愛以外のなにものもいらない 399 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/02 21 26 ID ny8Wa/Wq 383-384 処女喪失の詩。 繰り返されているうえに最終でもあるから重要である連の 「咽喉」にそれを「性器」の暗喩表現だとしないと突発的な印象がある。 またそうだとしても詩の中で子宮で鳴るような響きがあり目立つ 「ずうん」、「ずどん」という重さと 同じく痛さの擬態語である「ヒリヒリ」の軽さにミスマッチの感がある。 385 超短文により切り取られたヒロイズムの陶酔。 ピュアではあるが戦略は持っていない「ヒーロー」の介入が 必ずしも事態を好転させるものではないだろうかなしさ。 危地に赴く道すがら破滅主義から派生した勇猛をもって この自負の独白がリフレインされるかのよう。 冒頭と最終の空白行に前後情況のための「ため」。 命令の「ろ」、決断の早さと実行力の「今」に「男」を感じる。 400 名前:ほほ杖をつく女[] 投稿日:03/03/02 23 35 ID XVDEiaGQ どんなふうに過ごしたって一日は一日 のんびりと生きるのさ ほほ杖ついて 別の世界 見ている女 楽しいから ほっぺたがつりあがる そりゃあ都合いい展開は 名もない市民の助け合い ……… 救いひとつも無い 風に乗れる 天使なら ほほ杖はつかないさ 無理にムダして 出してる贅沢のアジ あの人 がさつだから いやじゃないけど 見えない何かの力が 私の動きをじゃましている ……… だ♪ か♭ ら† ≒⌒∂ ……… ちょっと今は ほほ杖ついて 自分と あなたと 世界の ひろさを見ているの 401 名前:わたしはそのひとが好きだった[sage] 投稿日:03/03/02 23 58 ID WAGpSIES 屋上の手摺を歩くひと きれいだった 男だったのか女だったのかも覚えていない 死の側を歩くとき 性別は抜け落ちてしまって わたしはそのひとを好きになった だからこんなにも胸の中に刻みつけられている ☆ 手摺というものは生き物で その頃はわたしの胸の上までの背があった わたしのとなりにいた鳩が ついておいでとでもいうように、それを越えて 岩橋くん家の赤い屋根まで飛んでいった その向こうには兄の通う中学校が 玩具みたいにころがっていた 手を引っ張る男の子がわたしは嫌いで 同じように兄とも一緒に歩きたくなかった ひとつぶん、漫画の物語が 考えついて組み立て終わるほどの時間をかけて わたしは兄の中学校のすぐとなりにある小学校まで歩いた そこから自分たちの住むアパートを探してみても 不思議とこちらからは見つけられないのだった 402 名前:_[sage] 投稿日:03/03/03 00 00 ID 28UubfqF その屋上から紙飛行機を飛ばす男の子がいて 手摺は彼が近づくと萎縮するほどだった 彼の腕は大空に届いていた 彼の投げた紙飛行機は、赤い屋根の上で浮き上がり 一番遠くの青い山のなかへ吸い込まれていった わたしが真似して投げた紙飛行機はといえば 赤い屋根までも届かずに、すぐ眼下の中庭にある松の木にひっかかったのだった するとからかうように夕焼けが降りてきて わたしの顔はまっかになった そのひとの背中は焦れたように黒くなった 六年生の順子さんの声が聴こえていたけれど 姿はどこにもなくて、風と わたしとそのひとだけが、そこにいた ひょいと手摺の上に飛び乗ったのだった 手を広げて歩くそのひとは 前からくる強い風に押されながら 向こうへ転べば、いってしまう こちらへ転べば、戻ってしまう 「転んで」と わたしは願った 死の側を歩くときにだけ わたしはそのひとを好きになったのだから 403 名前:_[sage] 投稿日:03/03/03 00 01 ID 28UubfqF 夕日の匂いが焦げるようにきつかった ☆ 久しぶりにそのアパートを訪れて 屋上に出れば、手摺はわたしの腰のあたりまでに縮んでいる そこで一通の手紙を眺めた 二つ年上の順子さんは、中学高校を通じての合唱団の先輩で 昔はあんなに可愛かったのに、写真のなかでは肉まんおばさんみたいだ くたびれたツルツルの白い顔のとなりに、胡瓜みたいな男のひとが写っている ーー小学校の時からの腐れ縁、ついに結婚しました ありふれた笑顔のそのひとを、夕日に染めて見つめれば 手摺の上を歩いたひとの背中が甦る 戻ってきたの こちら側に あなたはただの男になってしまった、きっと手を引っ張る わたしは心を引っ張るそのひとこそを 好きだった 404 名前:東京タワーbaby[] 投稿日:03/03/03 00 07 ID F6KpRTKJ おいらのでっかい東京タワー 工事中の東京タワー 激しく上下に動いてた エレベーターも 今では止まったまんまさ 使えないぜ東京タワー 工事中の東京タワー オマエのアンテナを 感じさせたいのに 電波も発射できないぜ オマエの中に 届けたいから 何度でも 角度を変えて発射したのさ 爆発しそうなのを堪えて 二人 エレベーターで 高く高く いかせて 東京タワーbaby 405 名前:化粧[] 投稿日:03/03/03 01 04 ID iT3lhS0/ 口紅をつけた 僕は グッピーのように 孔雀のように 鏡のなかで 誇らしかった 406 名前:ノース 前[sage] 投稿日:03/03/03 03 12 ID US5vfz9i 性別選択の自由権を行使しますか シナイ 了解しました かんしゃしています こころから オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・ オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・オス・メス・ 三三三三二二二一一一 ボン このなにもない つるつるのからだを 識別不能シキベツフノウ管理人体制カンリニンタイセイ不能フノウコード9 9 999 9 99 99999… あいして くれました このいっしょうで、おわる このからだを 407 名前:ノース 後[] 投稿日:03/03/03 03 12 ID US5vfz9i そして超越ではなく退化だと その自由なくちびるからおっしゃってくださって ありがとう 抹消シマス しあわせでした やすらかでした あなたのすべてを 残すことは できない けどザッザザー…この世にうまれザッそしシュゥゥウ忘れないザァァァで…わたしはあなたでガァァァーァァあなたゴォォォウゥはわた プツン 408 名前:欠片花「男」[] 投稿日:03/03/03 13 42 ID j4OubnOI 片割れです 砕け花「女」を探しています 美しい花を咲かせます 咲かずに枯れることもあります 水を与えすぎると根が腐り枯れます 水を与えなくても枯れます 吹雪の中投げ捨てれば枯れます しかし、たまに生き延びるものもいます 香しい香りを出します 悪臭を出すものもいます 前者には蝶が、後者には蝿が たかります しかし、結局 欠片の形が逢わねば 花は一つになりません 409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:03/03/03 13 50 ID DX5Kiug2 犠牲者6千万人以上!! 日本に核が落ちたぞ! ソース http //www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/2215/newpage2.htm 北朝鮮+アメリカの誤爆核にて日本撃沈 参考スレ http //tmp.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1046131290/l50 410 名前:男の正常な死にざまだ[] 投稿日:03/03/03 15 28 ID MjKrDGMF 雀の茶色い頭 が放り投げられる 窓の外 よりも早く 僕の膝は床に崩れ 床を這うなめくじ がじっとりと 姿を液に変えていく そのイメージが 僕の交通網にはびこった 女の子のスカートの 中側にバーベキューの網を張る 僕の涙 が燃料となって 蒼い炎が内腿を焦がしていくのを 顔に彼女の脂汁がふりかかってくるのを 僕は壁のなかから覗き見ていた カビの住み家となった丸太んぼうの老人が 椎茸 と一言 声を濡らしながら枯れていった 涙なんて窓から投げ捨てろ 411 名前:人造弥勒[sage] 投稿日:03/03/03 22 01 ID DKzxEmES 五十六億七千万年後 我々が夢見た 完全な女は ついに降臨せず ただ 宝殿の骸は 体中の隙間に 自ら水晶を詰めていたと 死因はおそらく 寂死であろうとの 噂 女子高生の嬌声が やたら耳につく 末法の世の 春である 412 名前:蝸牛(かたつむり)[] 投稿日:03/03/03 22 16 ID kIrVHSpG 今さらながらに言葉に出せば 牛乳瓶の底に眠る子宮の夢が 全ての分化のはじまりであったことなど 蝸牛は知ることもなく その突き出した両目に映る 補完しあう怪物の舞踏に その鈍い動きで立ち去る完全体 焼ける様な体温と燻る肉臭が 真夏の悲鳴を遮って 共産主義の食物連鎖と 生理的欲望を盾に肉欲覚える残骸 蝸牛はのそのそ蠢く 完全なる進化は我に 蝸牛はのそのそ蠢く 完全なる孤独は我に 413 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/03 23 35 ID j4Ad8bg5 360「*無題」 その型、楽勝ものにして見事。ん、他にもそれ出来る人居るね。 その時こそ力の見せ所かな。お題が「しかめ面」「老人」でもいける。 362-363「わんぱたーん①②」 前回のは私凄いと思った。のは、辞書って気付かない人も居たくらい。 滑らか小舟ゆらゆらと「いとしいと、かわいいと」何とも何ともな気持になった。 364「苦悩」 ココに居る人達の中で、一番「詩の定義」分かってないかもの私。だけど 詩じゃないよね。エッセイかな。700円以上(ちょい高め)の雑誌見開き用に◎。 365-366「性差に悩む者への詩」 毎度。お酒の場に、是非居て下さい。腹が割れる程笑わせて下さい。 414 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/03 23 44 ID j4Ad8bg5 367「2B」 素敵ね。中学かな高校かな。必死に名詞化せず、つつもその口調狙ってもなく。 読み易いバトンタッチにありがとう。 368「ごさいのはるに」 綺麗。どこに男性女性が隠れてるんだろ。お題(男性女性)からは年上のお姉さんに。 「ごさいのはるに」だけだとお母さんに。実はもっと深いかもな予感。 371「ありか」 視点凄い。そう言えばだね。だね。あえて言うなら、ちょっとぶりっ子かも。 折角の視点の鋭さを甘さが邪魔してる。こうなったら賢く行こう。 372「選択権」 あからさまが味かな。脱いじゃったアイドル顔はこの際。とか。 私にはとてもとても真似出来ない乗りには「わぁ、、、」。 415 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/04 00 02 ID 1DiNiMAR 暗黒と光輝が どちらも制御できず隠蔽するしかない 活きるアクティブ できるなら直面したい。事実かな 383 :早生辛い菜 WaSahiBina① ◆HtgiqtCE1g :03/02/28 20 27 ID DfEX2sLf > 峠にひとり住むクロウ・タータは 416 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/04 00 09 ID /RinqIZv 374-376「わたしはオンナ」 ぁぁ、Uお局だ、、、Uより美人の匂いがするのは、★と♪のせいかな。 絞った方が良かったかも、オンナを詰め込み過ぎとか。 381「実験」 えーと、貴方男よね。女の立場で読んだら、滅茶苦茶混乱した。 >ライクとは裸育ラブとは裸撫←おもしろい。 383-384「早生辛い菜 WaSahiBina」 恋の目覚め。女の目覚め。「初めての目覚め」が「最期」。 その残酷さが美か、、、嫌だ嫌だ。参りました。 385「ヒーロー」 何時に何処でいつまでか言って。遅れるならメールじゃなく電話してね。 417 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/04 00 14 ID /RinqIZv 383-384(追記) 女だと露にも思わず←って書いてるけども、だけどもあえて。 意識上か意識下かでの「気付き、目覚め」がズドンと読む。いいえ読む。あは。 418 名前:こんなのは??[atein9@hotmail.com] 投稿日:03/03/04 00 17 ID 72iG5ATE http //www.ismusic.ne.jp/artist_hitomi1985/rika01.jpg http //www.ismusic.ne.jp/artist_hitomi1985/artist.html http //accessplus.jp/staff/in.cgi?id=7368 http //www.usjma.com/banner/in.cgi?id=29 http //www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/6791/yuzu.html 419 名前:働く男は今日も働く(1)[] 投稿日:03/03/04 00 39 ID seuj1vDz 男は毎日せっせか働いていた せっせかせっせか・・・ 来る日も来る日も毎日働いていた そんな男には 今の世の中が気に食わなかった ろくに仕事もせずに恋や遊びにふけっている人々が そんな男は近くでグーダラしている女に聞いてみた 「なぜあなたは仕事もせずに恋や遊びにふけるのか」と 女は逆に聞いた 「じゃあ、なんであんたは仕事をするの」と 男は答える 「お金が老後が色々大変だからだ」 420 名前:働く男は今日も働く(2)[] 投稿日:03/03/04 00 44 ID seuj1vDz 女はさらに聞く 「じゃあ、老後はその金でどう暮らすの」と 男は答える 「どっかに別荘でも建てるよ」と 女はさらに聞く 「じゃあ、その別荘で何するの」と 男は答えた 「のんびり昼寝でもするよ」 女は薄ら笑いして男に言い放った 「じゃあ、今の私とあんまり変わらないじゃん」 421 名前:お祈り1[] 投稿日:03/03/04 01 17 ID q81NrX6S 鳩が飛ぶ、青空に飛ぶ 白い羽を掻き毟りながら、青空に飛ぶ 青い空に届かずに、空は夕暮れ色に染まった 鳩は撃たれて 落ちた カンカンカンカン 踏み切りの音が聞こえる 花がが一面に咲いている 真っ赤に染まりながら、咲いているのよ 溢れかえる 彼女の腕から流れる血は とどまることを知らないまま 痛みさえ感じずに、垂れ流してる 無垢な、感情 あまりにも、それは純粋で 手の平の上の、可愛い操り人形 心の檻から溢れ出した痛みが逆流する 一滴、一滴、溜まっていった痛み 茨の身体 この痛みは貴方への冒涜 弱い自分への戒め 神からの啓示 本当にそうかしら? 422 名前:お祈り 2[] 投稿日:03/03/04 01 19 ID q81NrX6S これは、血の結界 傷でおこした、手錠 ここから現実へ、私を繋ぎ止める手錠 詠いなさい、叫びなさい、踊りなさい 愚かな、鳩よ その稚魚のような瞳と、熟れた果実のような身体で ここから、出してと叫びながら 堕落していくのよ 世界の平和を願いながら、牙を磨きなさい 笑いながら、最終ボタンを押すでしょう? 迷わず、貴方は笑いながら やさしいうわべだけの男達を、すべて殺してしまいなさい 大人になれないまま、 毒に飲まれて 痙攣しながら きっと、独りで笑ってるでしょう シロイハト 423 名前:「滑走劇場」[sage] 投稿日:03/03/04 01 34 ID vCzVw5Fn ここで忘れたのはただの傷口のような形で光った ナットの大群を 今日も滑らして行こう 気づかなかった言葉(ことはもう済んでいたとしても) 叩きつける綿の眩暈が本の間から滲み 霧の向こうで 明日は黙るだろう 足のない男たち(性別は判別しないとしても) スライドする光と見てはあの笑い声を思い出して 首を締める思い出 あの感情さえ知らないとしたら 日常は昨日から明日へ遊んで行く 決して歩かない あなたの乳母車とその無残な壊れ方 ここで思い出したただの傷口のような形で沈んだ ネジの大群を 今日も転がして戻ろう 気づかなかった言葉(ことはまだ終わってないとしても) ただ目をそらす口紅も溶けた油を含んでしまった 雨の向こうは 昨日の夢と言えば 女が何かひっくり返す(割ったのは皿でも茶碗でもなく) その事切れた太陽のような苦しさ抱えれば 誰もが楽になれた時代があったとしてもいい 逃げ道が人の数だけ見つかる みんなドアの外へ出て衝突する いつも知っていたはずの 落とし穴に囲まれた毎日 424 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:03/03/04 06 16 ID /Q8hyUTq 390 んん?(笑)よくわかんないけど、結局みんな捨てちゃうの? なんか無理して背伸びして書いたような気がしないでもないけど でもあえて「無題」にしたあたりとか、虚しいものを感じさせるも のはあるかも 391 夢ってこんな感じにしっちゃかめっちゃかなんだよね でも見てる間はそれを変とは思わない、その感じがよく出てるかな 女の子ならではの夢ってことなのかなぁ・・・ 392 これ「飛ぶ女」じゃいけない理由を小一分ほど考えてみたんだけど 女は安定する性だから、なのかな、うーん? せっぱ詰まった感じはよく出てると思うけど、よくある感じかな 393 触りあいっこで、なんだかなまめかしい(笑) 改行のしかたが悔しいくらいうまいよなぁ・・・ 最後のほうは好みで賛否両論ありそうだけど、俺はムードにはまっていく感じが好きかな 394 「あなたみたいなサボテン」っていうと、どうしても下のほう連想しちゃう(笑) でも性格も含めてサボテンみたい、ってことだよね? 最後の行、わかるけど唐突かなぁ・・・お題もやっぱり薄いよね 398 あははアニメの主題歌みたいだ(笑) 世界観がかっちりしすぎてると、俺はそこからはみ出してみたいって 思ってしまうなぁ 425 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 06 18 ID /Q8hyUTq 締切、今日いっぱいです お題は「男 or 女」 どんなのでもいいから投稿お願いね 426 名前:優しい姐や(一)[sage] 投稿日:03/03/04 07 40 ID oAI4WCNw 蚊帳を吊ると 海深く溺れゆく悪夢をみる 神経病みのわたしのため 蚊遣りの香を炊く姐やの 白いうなじに有明行灯の陰 枕はほどよくつぶれたくくり枕 九月といえ昼間のホカリが其方此方に残り よろけ縞の掛け布団を暑いというわたしを ゆるゆる魚柄の団扇を揺らし 扇ぎながら姐やは聞かせてくれた いつものお話 わたしの好きな在中将の芥川 毎夜 毎夜の 芥川…… 平安の昔から 在中将は 恋しい女を ひッさろうて 夜の川を 渡りつづける…… 427 名前:優しい姐や(二)[sage] 投稿日:03/03/04 07 42 ID oAI4WCNw わたしは姐やの醸し出す 芥川の瀬音に促され 眠りの国へ落ちていく 姐やの声が遠くなって それでも辺りには残っている 姐やの香り わたしのために姐やが着てくれる 触ると心地よい縮の浴衣 夜目にも涼しい博多の半幅 水結いの髪は はんなり暈した青墨よろしく 白いうなじを一層白く あえかに漂うヘリオトロオプ ああ もうなんにも気に障らぬ 428 名前:優しい姐や(了)[sage] 投稿日:03/03/04 07 43 ID oAI4WCNw いいえ じつは知っていました お父様が わたしが寝ついたその後にやッて来て わたしの姐やの縮の浴衣をしゅりしゅりと 脱がせて現れた白い身体を抱いて 濁った水音をたてながら 姐やの肉に赤い棒を埋めなさるのを わたしは夢のなかにてそれを知り そして夢は 遠い異国の生き肝とりが 子供にそぉッと吸わせるという 危うい痺れ薬の妄想にも似て わたしは姐やを恥辱する 姐やの子宮に身を埋めて 429 名前:性障害のソナタ[sage] 投稿日:03/03/04 15 14 ID 78zQo4FY アナタの4/7は女だから、ワタシは男でよかったよ も少し向こうに回ったら、ワタシも少し狂ってみよう アナタが愛したゲイの子は、むこうでよろしくやっている ワタシが汚した人妻は、一人暮らしをはじめたよ アナタが人殺しでも、神に捧げても、処女でなくても、私を愛していなくても ワタシはアナタが必要なんです、恐らくは 生きているのが辛いから、ぬいぐるみでチンしてください 死ぬのは怖いけれど、最期くらいは美味しい思いをさせてください アナタの4/7が不確かになる前に、僕等は娘を食べるよ ゲイの子の涙を溜めていた時、人妻の狂気に犯されてみた 恋が出来ないという言い訳は、まったく意味が通じていない 神に色を塗りつけた時のように、ワタシの色を感じられますか アナタが男になりたいと言うのなら、ワタシは女になります キスをするため生まれてきたから、体なんかはいらない いりません アナタの作りかけの愛も、ワタシの嘘っぱちの愛も 交ぜてしまえば味なんてわかりませんから 体温に包まれた唾液を、飲んで 愛じゃない、恋じゃない、アガペーでもエロスでもない、 僕は君の心に、さよならのキスを、 僕が男でなく君が女でなく ただの人であった ただの二つであったことは 誰にも悟られず 終わっていたようだった 430 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/04 15 55 ID 2D+tbKqd 「彼女にしたい女の子」 抱えきれないほどの 夏をリュックに詰め込んで 蝉時雨が時々、隙間から 漏れるのを聞きながら 羽の生えた自転車に 飛び乗って 遠くに見える 雄大な山へ 飛んで言って見ては 気に入った景色を スケッチして 魔法の絵の具で 色づけをすれば それが、もこもこと 浮かび上がって 鳥やら虫がいるのが わかる 家に帰って見れば 星くずを白い長い ひげに絡ませた 老人が スープを飲んでいる そんな生活をしている 女の子ギボンヌ!! 431 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 16 59 ID RmpaqTqc 405 :化粧 短いながら切なくてたまらんです。 グッピーのように の喩えが旨いですね。 今のところ一番まとまってる作品じゃないですかな? 432 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/04 17 03 ID 2D+tbKqd 431 微妙。 俺には稚拙な感じがする。 それと、こういう話題は議論スレで。 433 名前:AirH”[] 投稿日:03/03/04 17 42 ID p8D5pZNb 生理前に情緒不安定になる ヒステリックなオンナどもみたいだ。 繋ぎたいだけ繋いでいても 追加料金はかからず。 放っておきたい時は 傍らに眠りに付く。 きちがいのごとく 不安定になりやすいことを除けば。 得に不便さは見受けられない。 都合の良いヤツだ。 年間割引にて 拘束されてしまっているのが 唯一の問題点か。 434 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/04 21 19 ID kSI670ir 390「無題」 で、チィヨがお姫様なの?心配。 お姫様、歩けるからちゃんと埋めたり沈めたりしないと、戻ってくるよ。 391「三月うさぎ、扁桃腺」 本当に見たのね。ん、、、夢だから何がなんだか、で何が何だか。 誰の台詞。だと思う貴方解釈。とか。大胆さが気持ちよくて○。 392「飛ぶ男」 男なら飛べ、かな。短いのに最大限の追い込まれ感。 断崖に女性をチラツカセル、、、と野暮か。あは。 393「違いくらべ」 懐かしい、高校生の頃思い出す。改行が工夫されてるね。 ただ、前半と後半のムードの差が気になるかも。 435 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/04 21 49 ID kSI670ir 394「サボテン」 きつい冗談通じる中が開いたポッカリ。どうしようこのサボテン。 貴方がお題に沿うと思えば沿うのであり、逆ならそうなのだ。だ。 398「哀・戦士」 さぁ眠りなさい♪モッタイ無いかも、もっと言いたい事詰め込んで。 繰り返さなくても暗号で読ませられてる。大丈夫。先へ進んで。 400「頬杖をつく女」 その女があなた?女を見てる?無理にムダして・がさつだから←いいね。 ・・・←使い方が、空元気の切ない諦めも感じていじらしい。 401-403「わたしはそのひとが好きだった」 複雑な感性をちゃんと伝えられてる。伝える力。彼を好きと感じる心の条件。 男でも女でも彼でもなくかも。無粋言うと、主語を迷わしたんじゃなく迷子の数箇所。 436 名前:忍者ぐりまる ◆4DGPgRhQFI [] 投稿日:03/03/04 22 07 ID TUDcNeH8 433 あっ、そう、ふーん 430 俺には稚拙な感じがする(笑) 429 うーん・・・7/4って・・・?? 426-428 単に聞き慣れない名詞で詩っぽくしてるような・・・ 423 うーん、なんかカチャカチャしてる 421-422 何か気持ち悪いものが・・・誤解を恐れずいうなら、ネカマっぽい 419-420 働くの嫌なんだねぇ・・・いや正常だよ(笑) でもべつに男女じゃなくてもいいような・・・ 412 雌雄同体だからって、カタツムリそのものを歌ったってしょうがないような・・・ 411 女子高生、俺は好きよ(笑)ともだち、ともだち♪ 410 シュールだね、正直よくわからない(笑) 437 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 22 08 ID TUDcNeH8 ≪≪≪≪ 締切まで あと 約二時間 です ≫≫≫≫ 438 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/03/04 22 10 ID Xs59Z4qi 436 感想は議論スレで、批評をしる。 439 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 22 14 ID huBxQzKU 今回ばかりはいかいかに同意。 440 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 22 15 ID 1DrrKCTt ふたつかいてもいい? 441 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/03/04 22 18 ID Xs59Z4qi 440 前回俺は2作投稿した。 たぶん、いいと思うけど、長いのを二作は 負担になるから。そこら辺は個人、個人で 判断すべし。 442 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/04 22 19 ID huBxQzKU 2-3 重複投稿は禁止。 443 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/04 22 20 ID o5El1bQ9 440-441 一人一作品です。 ルール( 2-3)をよく読みましょう。 444 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/04 22 37 ID kSI670ir 404「東京タワーbaby」 エネルギッシュ。が、浅い。どうなのネオンぶら下げ突き抜けて いっその事、夜空も宇宙も。かな。工事中って何ですか? ??なくしちゃうの? 405「化粧」 文字100グラム当たりの揺れすごい。食み出した口紅が情けなくて、いやらしい。 少年が不器用に試す己。グッピーは涙。 406-407「ノース」 身体が感謝してるのかな。オスメスオスメス←凄いね、映画見てるみたいだった。 改行で長さ調節がまた効いてる。 408「欠片花「男」」 磯の鮑の片想いならぬね、片割れが居る。そう感じる恋をすると。花である必要性が、、、。 中の4連から「結局」へのバトンタッチがどうだろう。どう結局。とか。 410「男の正常な死にざまだ」 凄い、単語で読ませてる。暗号でもなくあぶり出しでもなく。散らされた単語に イメージが誘導される。文であって、ある意味「単語の羅列」的。 445 名前:世直し一揆[] 投稿日:03/03/04 22 55 ID SsNRR+We <血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!) ●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い) ●他人に異常に干渉し、しかも好戦的でファイト満々(キモイ、自己中心、硬直的でデリカシーがない) ●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする (ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはた いてい、内面的・実質的に負けている) ●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!) ●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる) ●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす) ●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗) ●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ) ●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量) ●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険) ●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい) ●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「~みたい」とよく言う、 世間体命) ●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度 も言ってキモイ) ●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い) ●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う) ●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬 する(不合理な馬鹿) ●後で自分の誤りに気づいても、無理にでも筋を通そうとし素直に謝れない(切腹あるのみ!) ●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。包容力がなく冷酷) ●男は
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/257.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 6th edition ~~」の510-626 510 名前:ダストキャット[] 投稿日:03/03/07 00 54 ID ntZV8YPp 386-384 書きましたダストキャットです。 初チャンプほんっとに嬉しいです! 批評してくれた方・点くれた方・読んでくれた方々 ありがとうございました! あたし自身参加するのが今回で2回目、というよりそもそも2ch初心者 タイトルにキャップをうっかり付けてしまうほど厨丸出し野郎なので(お騒がせしました…) ましゃかチャンプ取れるとは思いませんでした。マサニセイテンノヘキレキ。 これからも精進させて頂きます。 という訳で次の御題ですが 「怒り」でお願いします。 511 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/07 00 56 ID 5xPSdv4j 510 おめでとー!(^o^)/ パチパチパチ。 512 名前:ダストキャット[] 投稿日:03/03/07 00 56 ID ntZV8YPp 511 ありがとうございます~~。テレテレ あと皆さんお疲れさまでした。 513 名前:怒りに燃える者への詩(1/2)[おっしゃ、一番乗りだ] 投稿日:03/03/07 01 50 ID leWGEoBI 『怒り』ッ! それは敗者の感情である! 人が怒りを覚えるとき!それは! 侮辱!不条理!愚図!等々!! この世の悪鬼を目の当たりにしたときのみ! 己のみならず友に向けられた牙にすら怒りを覚えるのだッ! では何故怒るのか!? それは決して愛が理由なのではないッ! まず! 鬼は武装しているッ! 汚染力の甚大な生物化学兵器を! 得物を携え!神聖なる他者の心へと陵辱侵攻するのだッ! 貴様の領土(こころ)に撒き散らされるBCW! 怒りを覚えた時ッ! 貴様の心は汚物に毒されているのだッ! その毒は貴様の遺伝子配列を組み替えッ!!! 瞬く間に同じく悪鬼へと変貌するッ!!! 例えどれだけ善良な聖者であっても! 怒りの感情に支配された者は 下衆畜生と成り下がるのだッ! それは敗北であるッ! 故に怒りは敗者の感情なのだッ! 怒りの心をぶつけても… 混沌が大きくなるだけなのだッ!! 514 名前:怒りに燃える者への詩(2/2)[今日国立発表だなぁ。どきどき。] 投稿日:03/03/07 01 51 ID leWGEoBI 怒りにまかせて暴れるなど野蛮人のすることぞッ! 落 ち 着 け ッ ! ! ! ! 「右の頬を打たれたらなんとやら」などそれこそ愚の骨頂ッ! 泣き寝入り推奨など俺がするはずもなかろう。 いいか!脳髄と心臓に叩き込めッ!! 一つ!! 怒るなッ! 一つ!! しかし殴れッ!! 貴様が苦しかった分だけ殴れ!! 殴って鬼畜に悔い改める機会を与えてやるのだッ! 懺悔を促す聖の拳ッ! それこそ破邪にふさわしいのだッ!! 『お仕置き』ッ!! これぞ真の愛の姿である!! 叱れッ!! 叱咤し愛を以て清浄し成長するのだッ!!!! 命を賭けてお仕置きせよ!! そしてたまに他人に叱られろ! 戒めが肝心なのだッ! やりすぎると深みにハマるので 注 意 し ろ よ ッ ! ! 515 名前:笑仮面[sage] 投稿日:03/03/07 01 56 ID aPETP3Q8 わらうよわらうよわらうよ わらうよわらうよ 「笑え」 わらうよ 泣いて わらうよ みんなわらうよ いたいわらうよわらうよ うそをついてわらうよ ドカーン 一面血まみれ 笑うよ アハハハハ! 516 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/03/07 02 01 ID iw+wHdtQ 513-514「怒りに燃える者への詩」 強引。(作者への手紙なので第三者(俺と作者以外)は無視する) ツギハギで何とか誤魔化そうとして、無理矢理高く売ってる服みたい。 517 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/07 02 04 ID gBIMAxSt 随分とつまらない事でケンカをしてきたやらなくてもいいようなケンカ を怒りに任せてしてきた相手も傷つき自分も傷ついてその果てにあるも のは後悔の念ばかりだったしかしそんなくだらない事をやっていかなけ れば生きてこれなかった自分がいる事もまた現実なのだ大人と子供の区 別が厳然としてあるとわかった今はただ怒りをどこにぶつけるか考えな がらやっていくだけだと思うのだ。 518 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/03/07 02 07 ID iw+wHdtQ 515「笑仮面 」 ※同じく第三者を無視して作者への手紙 推敲が嫌いな俺から言わせてもらう、推敲をなめんな、と。 センスのいい君を理解してくれる誰かにの評価待ちなのか、と。 俺の勝手な理想によりもう一歩君には踏み出して欲しい。 勇気が感じられない。臭いセリフだろう? 519 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/03/07 02 15 ID iw+wHdtQ 517「無題」 *同じく第三者を無視した作者への手紙 日記だな、俺は好きだけれど、好みだけれど。 背伸びして批評家を気取りたい俺としては君のは自慰だ。 誤解されないように勝手に俺が言いたいが俺は自慰が大好きだ。 だか詩作品としては評価出来ない。 だけれども君が幸福であるなら他人の評価だの詩作品としての体裁だのどうでもいいよな。俺はそう思う。 520 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/07 02 25 ID a5aLnXLp つまり相手は自分より強いのだという恐怖の念が兆し始めたのです。 叙述の流れとしては、「恐ろしさの魂」「先を越された」に続くもので、 「K」に対する劣等意識につながり、やがては「精神的に向上心のないものは ばかだ」という「K」への痛烈な批判となり、さらには「K」を出し抜いて 「お嬢さん」に結婚を申し込むことにもなるのである。それは「K」の 真剣な生き方から生じる迫力に「わたくし」は圧倒されたからでもあろう。 521 名前:崖淵[sage] 投稿日:03/03/07 05 03 ID APogwfSz 眠たくて仕方がない 崖を歩いているのに気がつかない程 風が吹けばカレーの匂いが連いてきて だのにまだ稜線を歩き続けているただただ ホットケーキにバターを落とせ 路面電車の呼び鈴を鳴らせ 水位を確かめればまだ地上 陸橋を目で追えばもう川向こう 喉元がさらけだされてんの覚悟で もっぺん云う 誰が何云う権利かよ 稜線歩いててる俺に 何でボート乗って頬杖ついて舟漕いで見送ってる奴等に 麦茶ー なんてか言われるのよ 崖淵に来いょ 話、て何ょ 眠たくててしょうがない 落っこちる暇んなく稜線滑っててる 口空いてる まんまにラジオのとーへんぼく おとつい聴いたょ さんきう ○か×か ピィス 522 名前: ◆UWF/zEfVto [sage] 投稿日:03/03/07 10 10 ID NAtwtkBP 「ワンパターン」書きました。 次なにかなあ。早くー 523 名前:憤怒の仏[] 投稿日:03/03/07 13 42 ID Y+tqNlH4 後光変わりにゆらゆら火焔 左手に羂索を大きく掲げ 振り落とす一閃 降魔の利剣 打つ鉄槌に熱 猛火 研いで 法の元に裁き落とすまさに鬼面 飛び散る火花のより辺り危険 九尾や八股一撃 嵐の前までは不動で 血管破裂プッツン昇天 524 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/07 13 57 ID 4003J1kd http //www.pink-angel.jp/betu/index.html ★いらっしゃいませ!!ようこそココへ★ 525 名前:怒れる者に祝福を[] 投稿日:03/03/07 15 20 ID 4X9J0vZ+ 携帯と財布とMDウォークマンだけ持って 真夜中家を出た 高校もやめるつもり 二度と戻らない 少ない友人達には「ごめん」とだけメールした 返事はいらない 返すつもりもない 交差点 変わらない赤信号の点灯を 急いで渡った 光がふたつ、クラクションもふたつ、僕は振り返らない 自由に焦がれて 怒りのままに 走り出すことは犯罪ですか 制約を断ち切り 怒りのままに 逃げ出すものは弱虫ですか 学校でも家でも 僕は決して落ちこぼれなんかじゃなかった 友達だって 煙草吸って悪ぶるような奴らじゃなかった にこにこしていれば 誰も僕を傷つけたりはしなかった その時の僕は そう 籠の中で幸福を唄う手乗りインコ 悪に焦がれて 怒りのままに 飛び立つことは不実ですか 義理を蹴って 怒りのままに 泣き叫ぶことは裏切りですか この世界が守ってくれるのは 「正しい人」だけだと知っているけど 赤い点滅信号 僕は 急いで走り抜けた 光がふたつ、クラクションふたつ、本当はずっとそこに寝転がってた それでも僕は 初めての自由が 嬉しくて ずっとずっと走ってた 闇の中 いつまでも 走ってた 526 名前:526[sage] 投稿日:03/03/07 16 20 ID NAtwtkBP 血管破裂するかどうか わからん なにもわからん 詰め込まれた過去の思い事 見事に花咲いたあの時は 腹が痛い ・近親相姦 ・近所迷惑 ・噂 ・出社と登校 何度 増す難度 束の間の感動と床の間勘当 気丈な移動 走る異常街道 緯度変え川越え同じソフト 減って増えて同じ年頃のお愛想 泥濘の原点に 2003.3.7 仮定は未定に。 527 名前:自己嫌悪[sage] 投稿日:03/03/07 19 31 ID lMqSXJ8m たたかって死にたい。今すぐに生きたい。 死ぬまで、 酒、タバコ、セックス、ドラッグ、犯罪、戦争、etc... 肝臓とたたかいたい。 病魔とたたかいたい。 AIDSとたたかいたい。 幻覚とたたかいたい。 暴力とたたかいたい。 正義とたたかいたい。 けれど誰も殺しはしない。 そして、 アルコールに殺されたい。 ガン細胞に殺されたい。 雑菌に殺されたい。 剃刀に殺されたい。 重力に殺されたい。 AK47に殺されたい。 灰色の現実にはもううんざりだ。 僕には生きている価値など無いから。 くだらない自分自身に対する怒りに殺されて、 真っ赤な血を残したい 528 名前:都立家政 ◆MIKIK1dIe2 [sage] 投稿日:03/03/08 01 45 ID hDu9lZ1+ 515「笑仮面」 に対する518訂正 「怒り」についてもう少し推敲して欲しかったな、って思いました。 意表を突ききっていない印象を受けたので。 517 「無題」に対する519訂正 文章自体は好みなのだけれど「お題」からそれているなって思いました。 520「無題」 「つまり」から始まる一行目にサクッと詩の世界に入れた。作品全体から得体の知れない戦慄を感じる。 「ばかだ」「お嬢さん」「わたくし」というこの言葉選び面白いなぁ。 「K」これはどうかなって俺思う。ローマ字の頭文字、俺とすると結構見飽きた感じなのだ。 529 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/08 02 05 ID iJuSoQ2E 520はカフカの「城」?「審判」だっけ。。。 それに対する評論かなんかのコピペ? ですます調とである調が混用されてるあたり、非常にうさんくさい。 530 名前:都立家政 ◆MIKIK1dIe2 [sage] 投稿日:03/03/08 02 08 ID hDu9lZ1+ 527 「自己嫌悪」 冒頭の「死にたい」→「生きたい」→「死ぬまで」、この流れとても面白い。素敵。 「酒、タバコ、セックス、ドラッグ、犯罪、戦争」んー、ここから終いまでどうなんだろうなぁ、 これって作者自身の哲学によって生み出されたものなのだろうか?ってチョト疑問。 作者の怒りの対象は本当は別のところにある気が、 俺にはする。 521「崖淵 」 何だこりゃ滅茶苦茶リズムにのってるな音符みたいだ、言葉が。活字を追っているだけで音が聞こえてきそう。 「怒り」は感じられない。まぁ感じようとすれば何にでも感じられるかも知れないけれど 俺はこっち側から鋭い眼光とその心で深く作品にタッチしていこうというアプローチでなく 割と受動的にお題と心中して俺の胸にストレートに突っ込んでくるような作品を待っている、 そう、作者のサービス精神に期待しているタイプなので うん、詩人やアーティスト、「もののわかる人」の為の表現でなく 一般に生活する人々のところへ届くものを勝手に期待しているのでそういう面から見れば高い評価は与えられない。 同じ言葉書きとしては、この作品を尊敬します。 531 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/08 02 13 ID P1ssi2Fn 513-514 やっぱり愛に溢れてる。こいつは信用のおける奴だ、と思う。 「怒るな、殴れ」は僕にとって新鮮な箴言でした。 515 脱力しましたが、もっと激しく脱力したかった。 その不完全燃焼加減も含めての、狙いがあるのかもしれない。 517 いつものふらつきがない。ひとつところでじっと考えこんで。 この作者の魅力はあの、とりとめのなさ、なのに。 520 これ、夏目漱石の「こころ」? の文庫本の解説?そのまんま? 521 これすごくいい。こんな怒りのようなもののくすぶり。 自ら持てないものに対して盲目に尊敬してしまう僕の悪いところだが。 523 ひとつのイメージを韻でなぞっただけな感じだ。 もう少しきょろきょろしてもいいように思う。 。。。今日はこれにて。 532 名前:都立家政 ◆MIKIK1dIe2 [sage] 投稿日:03/03/08 02 19 ID hDu9lZ1+ 525「怒れる者に祝福を」 俺は中三の頃から詩を書き始めた。っつても俺の場合は歌詞なんだれどね。 当時、ボウイと尾崎豊とが混じったような歌詞を書いていたのを思い出した。 成るほど最近だともう携帯とかメールとかが歌詞に出てくるのはごく普通のことなんだなって 自分のそういう時代の頃と照らし合わせたりしてみた。 怒っとけ若者、 でも落ちこぼれてもいいと俺は思うぜ、 だって人間だもの。 533 名前:イヌ[] 投稿日:03/03/08 23 33 ID iqMy84Ru 廊下で野良犬が吠えていた その姿勢で息をした、その隙間で拾った、冷気を含んだ肺の内で照り返した感傷をひとつ見つけた 結婚の式場に名前が用意されている ふざけ過ぎた後に黙り込んだような、この婚約を取り止めなくては 駅ビルからドアを出て、帰り道の一歩めに、また感情が顔を出した その髪に隠れた小さな目と、目を合わせようとしている内に溶けてしまった スペースキーの左半分が汚れている そしてエンターキーを叩いて、文章を終わらせた、主人公は建設現場へ向かった 彼は恋人を、自分の側から離れていかないように、知恵をしぼっていた その一週間後に原稿は完成した やがて眠りこんでゆく、十歳に満たない子に教えたことは間違っていた、けれど彼も理解していなかった、彼は眠りたがっていたから、その子はもう眠ってしまった 産まれて一週間めに名前を貰ったとのこと 墓地の炎天下でジュースを恋しがっている、この約束などなかったことを、認めさせなくては 534 名前:下手[] 投稿日:03/03/09 10 03 ID iBG7BEYG 「最近電話もしてくれないじゃん!」 この、このビックリマークがマジですなあ 違うよ、別に嫌いだからとかじゃなくて 働いてくたくたになって電話したら どうせ俺みたいな男は話を全然聞かずに ただただ相槌を打つだけになってしまうんだ 「それでもいい!」 だからビックリマークはやめろっつうのに これは俺の問題だから、俺の 悪いとは思ってるけど変なこと言わせてもらえば 次の土曜日会うんじゃなかったっけ? その時一杯喋ればいいじゃん 「もう、いい」 あんたビックリマーク打つ気力も失せたみたいだけど 俺には今日もまたビックリマークが一つ増えた 溜め息 くわえ煙草 あんたのメモリ 535 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [] 投稿日:03/03/09 16 34 ID 47x3noeZ 513-514 「怒りに燃える者への詩」 内容とこの詩の形態が噛み合っていないように思いました。ひとつづつの言葉は魅力があるのだけれど、それが次の言葉へ繋がっていないような。 「落ち着け」「注意しろ」という命令系の言葉が、よりどころになる部分を定められずにふらふらしているような印象でした。 515 「笑仮面」 僕はこの詩から怒りを感じることができませんでした。 仮面の裏にあるものは怒りではなく、怒りを回避した自嘲ではないかと。 「仮面」は作者の意図さえループして隠す便利な言葉、詩の内容をそのまま表わしているともとれますが、その言葉を表わそうとすることで終わってしまったのではと思います。 526 「526」 文字を追い出す前に、ぱっと見てすぐに形が奇麗だと思いました。箇条書きの四つの単語、言葉の選択に激しくセンスを感じます。 後半の流れもおもしろいです。「ソフト」はちょっと苦しい気もするけど。 ラストニ行は、作品をずいぶん大きな範囲で包んでしまったような印象。それ以前で、具体的な部分的な言葉をつかわれて、読者はそれぞれに何らかのイメージをつかめているはず。 むしろ「原点」「仮定」のような抽象的な言葉はいらないのではと思いました。 527 「自己嫌悪」 内側への視線、内省的といっていいものとおもうけれど、その内側からは外を見ている視線を感じる。 くすぶっている火種のような、自分に中にあるちからを信じている、希望のある詩に読めました。 これを「自己嫌悪」と言ってしまえるのは、とってつけたものではないリアルさだと感じます。 一方で、作中に出てくる言葉「酒、タバコ、セックス、ドラッグ~」「AIDS」「正義」などは、「現実」を見ているものというよりは、「僕」の心中のマイナスイメージを無理に具体化したもののように見えます。 たくさんの言葉が出てくるけれど、怒りの対象は見えてこない。そういうところが、最後まで「自己嫌悪」に留まっているということかな、と。それでも、やはり希望は見える。 536 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/09 22 14 ID GNq9k/3o ところで今回〆切はいつ? 537 名前:その感情に悶々としている者達への詩[sage] 投稿日:03/03/09 22 39 ID vboPvLIu 諸君、春である! 正体不明の木の芽が膨らむ春である! 諸君の心にある木の芽は爆発しようとしている、それははちきれんばかりに! しかし決して爆発へは至らないのだ、それは尿道を塞がれたペニスのように! 何故、それは出口を塞がれているのか? 諸君ッ! それは、その木の芽が正体不明であるからにすぎない、即ち! 名前が付いていないからだッ! 諸君ッ! 私は、諸君のその心にある木の芽に、名前を付けるべくやって来た! 救世主だッ! 私の名前……などどうでもよいッ! 諸君を悩ますその 諸君を悶々とさせるその その木の芽の名前だッ! それこそが今、最重要なのだッ! 正体不明だからこそ、それは諸君を悩ませているのだ! それが何であるのか、それがわかれば悩むべきことは何もない! そう! 目的は明確となる! そこへ向かって諸君は発散せよッ! それでは名前を付けてやるッ! それは「喜び」……か? 違うッ! 「恋しさ」でも「サカリ」でもなくッ! 諸君ッ! それは「怒り」だッ! 538 名前:2[sage] 投稿日:03/03/09 22 41 ID vboPvLIu 現代社会は腐っている 諸君はそう思う理由を3つほどあげよッ! だらしのない政治家か? 理不尽な税制か? 手抜きとしかいいようのない教育改革か? 月給にしか興味のない平凡教師どもか? 腐っているにも関わらず若者の自由を奪う学校か? 偉そうなことをわかった風に主張する自称救世主か? くだらないTV番組か? アホな人種の席巻か? 理想的な社会には必要のないあれやこれやか? なんでもよいッ! それらが君を悶々とさせている元凶だッ! それを潰しにゆけッ! 俺が許すッ! そいつを殺せッ! その店を潰せッ! その学校を破壊しろッ! 日本を壊滅させるのだッ! すべての元凶を取り除いたその後で! 俺たちが新しい日本を作ろうじゃないか! 539 名前:3[sage] 投稿日:03/03/09 22 41 ID vboPvLIu さぁ、立てッ! 立ち上がれッ! 諸君の頭には電波など飛んできてはいないッ! それは君自身の「怒り」なのだッ! ラベルを貼れッ! 「怒り」のラベルを、君のその胸にッ! さぁ、やるべきことは明確となったッ! 俺と行こうッ! その怒りを叩き付けに行くのだッ! 何処へ? それは君に任せる! さぁ! 立てッ! 立つべき時は今だッ! そうして語り終えたアジテーターは、自分の胸に「喜び」という名の ラベルを貼り付け、満足そうに笑った。 540 名前:手紙20030218 ①[] 投稿日:03/03/09 23 47 ID nHsHqrdQ まず、久しぶりと それから元気ですか、と この手紙の内容がそんな優しい一年間も音信普通にしていやがった フトドキ者からの近況報告なんて代物で済むなら どんなにかマシだろう、と思う。 さて、母から君の伝言を聞きました。 正直実感が未だ持てずにいる。 それ程まで私は君たちから遠い所へ来てしまったのか? 違う。 言いたいことはそんなことじゃない。 私は君からの伝言を聞いたあと、仲間内で腹一杯食らい、酒を呑み、 翌日には歌を歌いにすら行った。 その途中何度もカミュの異邦人のことを思い出していた。 ならば私もこの後人を殺すのか? 違う。 541 名前:手紙20030218 ②[] 投稿日:03/03/09 23 48 ID nHsHqrdQ 私は君に、そう他の誰でもなく君に、懺悔なぞするつもりは一切無い。 その必要すら感じない。一切だ。 なのに、私は理由無く、罪悪感を抱えちまう訳で。 それが得手勝手な自己満足の世界から生まれるものだと知っている。 だから私は君に助けなぞ求めたりしない。 彼女の冥福を祈ると共に手紙を書いた。 勝手と知って同封させてもらう。 どうかいつか彼女に届けて欲しい。 どうして死人に手紙を書いたか自分でも分からない。 それが誰も救わないことはわかっているのに。 しかし私は書かずにはいられなかった訳で。 542 名前:手紙20030218 ③[] 投稿日:03/03/09 23 50 ID nHsHqrdQ 一つ告白するならば 私は君の伝言を聞いた時、しばらく息ができなかった。 それでも私はその後すぐ煙草の煙だらけの空気を肺一杯吸った。 自分のことばかり書いてしまった。 どうしても私には電話先で君が何を思ったか分からないもので。 君は一体何を思った? 悲しみなのか驚きなのか、それとも怒りなのか。 怒りなのか。 きっと私には一生分からんだろう。 術が無いのではなく、単に、分からんのだ。 君の怒りの本質も そのこぶしの振り落とされるべき場所も。 543 名前:手紙20030218 ④[] 投稿日:03/03/09 23 50 ID nHsHqrdQ 最後に元気で、と言おう。 心の底から君が元気でいればいいナ、と思う。 同様に他の皆も。 シャクだが死んで欲しくないと思う。憎たらしい程に。 そしてこの手紙を書いてはじめてなんであいつが死んだんだ、と思う。 思う。強く思う。 私の中で彼女が本当に死んじまったみたいだ。 ゆるく胸が痛い。 20030218 Coffee Shopにてマルメンを吸いながら Y 544 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/10 00 00 ID kvwBii/J ネナベー(´∀`) 545 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/10 01 06 ID 1NgdiVkL 今回は、かなり勢いのある作品が多いですね。やっぱり「怒り」がお題だから?? 546 名前:怒り。[] 投稿日:03/03/10 02 03 ID SQLmsmn6 喚き散らすよりも 涙の方が効果的でしょ。 君が女の涙ってヤツに あまりにも流されることも 私は知っている。 だから、君に判らないように。 独りの時にだけ。 私は涙を流す。 これは、私の切り札。 547 名前:真剣に批評しようとする者の怒り①[] 投稿日:03/03/10 02 15 ID ltvkd6f1 ヒトは怒りを忘れた? いやいや最初から怒ってなんかいないんだろう 悔しかっただけじゃねーの?嫉妬してただけじゃねーの? アハハもう疲れたっちゃって? 悲しいって?虚しいって?神々の歓喜だって? 語っとけきゃいい なんだいその、 ツギハギだらけの 怒り 他人の目を気にしながら何に怒る? 笑わせんな、マジで いつかお前の産声は立派なモンだった あれはたいした感情だったよ 正直たまげた お前の声を はじめて 聞いた気がした 俺は世界が変わっちまうんじゃないかと思って お前の産声で 震えた。 548 名前:真剣に批評しようとする者の怒り②完[] 投稿日:03/03/10 02 15 ID ltvkd6f1 感情を抑えるのが大人なんだと秘密基地の外で習ったっけ? あの頃の少年探偵仲間はみんな、 会社員になったり詩人になったりで 色々と忙しいらしいね、 俺は相変わらず秘密基地に居て 電源の入っていないコンセントとパソコンも無いのに 第七チャクラに意識を集中させて今こうやって2chにアクセス あの頃の少年探偵仲間達も色々と頑張っているらしいんだが ふ ざ け る な よ 少年探偵バッヂを外してお前等が手に入れたものは 怒りは そんなもんだったのか?そんな程度なのか? 批評の定義なんて俺は知らないし 詩について勉強なんてしたことは無いけれど、 俺は今最高に怒っている。ふざけんな。 549 名前:斉藤守[] 投稿日:03/03/10 02 18 ID xGzfXNHQ 吉祥寺にある大検・大学受験予備校の中央高等学院 ここは、完全に狂ってる。 授業料は一年分一括前払いなので、 金が入れば、生徒は要らない 金を振り込んだら、何とかその生徒を辞めさせようと 講師どもが、あの手、この手でイヤガラセをしてきますね。 セクハラはもちろん、脈絡の無い罵倒は日常茶飯だね。 酒臭い講師もいるし・・・ 人生の最果て中央高等学院 学歴詐称、経歴詐称、合格実績詐称、デタラメ授業、 http //www.chuo-school.ac/ http //chs-f.com/index.html 中央高等学院福岡校 550 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/03/10 02 24 ID E65vGAvT 525 僕の「青春・失敗作・ノート」にもこういう趣きの詩は多々あるのだが、 「闇の中 いつまでも 走ってた」みたいに言い切れてるものはないな。 家出しても2、3日しか持たなかった自分が、「いつまでも」走れるわけはなく、 結局とぼとぼ家へと戻って、僕の詩は終わる。 僕はどうして、「いつまでも」走ると言い切れなかったのだろう。 なんとなく自己反省をしてしまう、そんな作品。 526 かなり余白のある作品なんだけど、これがなかなか魅力的な余白。 読者がそれぞれ、そこに何を埋め込もうかと楽しめる。 短詩っぽいが、物語もある。わりと珍しい書き方だと思う。 527 自分に怒りを覚えるのは、本当に身近な出来事に対してではないだろうか。 少なくとも僕はそうなので、この作品の憤りにはいまいち共感できない。 怒りの強さは、とても感じる。 551 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/10 02 33 ID E65vGAvT アナウンス忘れてました。 今回のお題は「怒り」。 〆切は3月14日0時(13日いっぱい)といたします。 審査員も常時募集しています。 まだ審査をしたことがない人は、 このスレに「審査します」と宣言して下さい(トリップつきで)。 いちおう全部の作品に目を通す、ということ以外、 何も難しいことはありませんので、あなたもぜひ。 くわしいルールは 2-3です。 552 名前:発憎[sage] 投稿日:03/03/10 04 03 ID jB99Mn0H ・・・・・・・・・・。 昨日から続いてる、続き夢?眠れない、のにか・・・? 思い出した。 電気を付けたままでないと眠れないのだ、そうだ。 なんだそうか、なんだそうだ、そうだ、そうだ、うん、そうだ・・・ でも、可笑しいんだ、すぐそこにあるはずなのに、手に届くはずなのにね、 可笑しいだろ?なぁ、これって、さぁ、はは。 なぁ、笑っちゃうだろなぁ、地平線の先にあるよ?ねぇ。あれ?面白い、ない? ちが、つぎゃぎゃうの、オマエ、グヤナイフザケェジャkナウエシンジャ、ネェ…チャンっッタァあ、 あ、 あ、 ドクム ドクム ドクム ドクム ドクムドクムド うぁぁっぁぁぁう!!!!!!うるさい!うるさいうるさいうるさい!!!!うる・・・さ、い。あう、ふ。 ナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨナンダヨ 目を閉じなくちゃ。おやすみぃ、なん。、だ。しなくちゃ。 、 、 、 、 、 、 。 コ ダ ロ ア ス ン レ ハ タ ダ ダ レ レ 553 名前:来訪てきた[] 投稿日:03/03/10 04 14 ID snr91yuD ねこウサギ 見たか? パンダを見た人はしあわせになった かわいらしいねこウサギわらってる 飼ってやりたいけど 手に余る ねこウサギ やってきた ふしぎ牛 見たか? ペンギン見た人は楽しくなった ゆったり ふしぎ牛 5センチ浮かんでる 隠しておくのは コリャ無理だ ふしぎ牛 やってきた ふしぎ牛 ねこウサギ乗せて たずねてきたのを ただ喜ぶだけ 幸せだ 驚きが…… 喜びに…… 宣伝し様とか かくまってやろうとか オレには…… ふしぎ牛 ねこウサギ やってきた 554 名前:癇癪玉のイメージ(1)[] 投稿日:03/03/10 22 18 ID 86OBF6GF はじめに映像ありき ロゴスはその後 さて さて さてさて さてさてさてさてさてさて さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてぱん 花 ぱん ぱん ぱん 緑色の砂鉄が靴を踏んで 布の内側から皮を破った ぱん 猫かと思うと飛んで逃げ 毛布の破壊を自ら食らった ぱん 立っている三人の 懐かしの悪ガキっぽい影だ 頭の部分を欠落させて シャワー花火の影 で ぱん 金平糖 金平塔 金平タワー 金平星 靴踏め 靴揺れ 靴振れ 靴くれ 555 名前:(2)[] 投稿日:03/03/10 22 20 ID 86OBF6GF 川を破壊しながら跳ねる三連弾 赤い昇龍の破片 破片 破変 黄色いクリームが溢れ出しそうになった弾けた ぱん 青い時計のしがらみで親父さんと帰らなくなった娘の 夜 負荷 不可 フカ フカフカフカフカぶかぶかぶか ぱん 夜はカフカ カフカフ フカフカ あふふふふふふふふ @あん さー あー さー あー さー 目覚める出戻りたち 踊るというよりも跳ねるというよりも 砕かれるフライパンの上の ぱん くしゃげるというよりもはしゃぶるというよりも むかつく路上の ぱん 頭上見えないところからのオーバーハンドスマッシュ それが風見鶏 頭大爆発 しゅばら 頭大爆発 ぐゎばる いでよ緑色 いでよ赤色 いでよ黄色 いでよ青色 いでよ金平塔 一触即死のシャワー パワー タワー アワー ドワー ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆ 556 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/10 22 28 ID RfjpU/XJ ∋8ノノハ.∩ 川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました! __/ / / \(_ノ ̄ ̄ ̄\ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ...|| ̄ ̄ ̄ ̄|| http //saitama.gasuki.com/saitama/ 557 名前:怒屋ちょうすけ[] 投稿日:03/03/10 22 59 ID ctStE2uQ 怒屋ちょうすけは目の前のテーブルをチョップで分断し、 反動で宙を舞ったアルミの灰皿を ヘディングで窓の外にバルカン砲の弾のように高速で飛ばすと、 おいっす! と、俺たちに向かって手をあげた。 靴を履かない足で、真っ二つのテーブルをそれぞれ蹴り飛ばし、 左右の白壁に亀裂を作り、左側のそれをさらに飛び蹴りで狙いすまし、 ダーツのように突き刺さると、そのまま壁を貫通して外へ出て行った。 テレビを見ると怒屋ちょうすけが走っていた。 アスファルトを掴むと、ちゃぶ台をひっくり返すように起こし、 自動車八十三台を転がし、爆発させ、山のようにそびえ立つ炎を背景にして、 おいっす! とテレビカメラからこちらに手をあげた。 商店街に入ると、老人ばかりを選んで首をチョップではねてまわり、 若い者からはその服を剥ぎ取り、取る端から身に着けてはもこもこになりはじめ、 中年層からはズボンやバッグばかりをひったくり、そこに財布を探し、 財布の中からなんでもいいからカードばかりを抜き取って、金は捨て、 警察署を屁一発で倒すと、海の見える公園へと走った。 海の見える公園で、暫くは出て行く船を見送っていたが、振り返ると一言、 だめだこりゃ、と しわくちゃな顔を木の枝から吊して揺らした。 558 名前:怒りと...[] 投稿日:03/03/10 23 09 ID raZJu9XQ 命をそこらじゅうで大安売りしてる人を 今日は80パーセントオフですよ とか言ってる隙に ぶん殴って 目の前で泣いてやる 分かってるよ お前にもいろいろあって 俺なんかじゃ絶対解決できないんでしょう でも どうか死なないでください どうせ悲しむ人がいないと思ってんだろ? 「生きたくても生きれないヤツだっているんだ!」 なんてありきたりなメッセージは言わないけど 少なくとも俺は お前のために詠ってるから お前のためにだけある唄だから 一回でも 思いっきり笑える日 目指して 559 名前:A博士の宿題[] 投稿日:03/03/10 23 21 ID y5WWQfmq A博士はカレがA博士と表記されることにはまだ我慢ができたが a博士やa博士とりわけエー博士などにはそうではなかった またまれにЭ博士と呼ばれたりしていることもあって あるいはカレがエー博士であるかもしれないとしても 断じてЭ博士ではないという理由からそれは問題外である (中略) それは口からのでまかせに過ぎず 何も【ピストン】だけが運動ではないはずと思い至るのだ たとえば【ステップ】なども小爆発の矛先になりえ そんな無駄づかいにも一抹の効用はあるだろう 時刻A´がそうこうしているうちにやってきたので 博士は机に向かわなければならない もしカレが机を持っていなければそれもまた問題外であって やおら時刻A´は英語でたずねる ’What does the 【髪】 part from clearly ?’と 博士Aはこたえる ’It does from nothing empty clearly’と いやいや むしろサイズより不定期のほうが問題である 560 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/11 01 49 ID 9BuRmrqp 詩の繊細さとか……ちょっと弱いかなぁ 558:怒りと... :03/03/10 23 09 ID raZJu9XQ 命をそこらじゅうで大安売りしてる人を 561 名前:熱[sage] 投稿日:03/03/11 21 02 ID hghpecAu 熱が内に篭もっている。 かすかにかすかに震え続ける指先にももう慣れて どうしても内向的にしか在れない自分を愚かであると嘲りつつも それこそが自分であるならそう在るべきだと何処か諦観の眼差しで自分を見つめる もう一人の自分が居る。 抵抗するのは辛い。 でも、このまま浮遊するのはもっと辛い。 昨夜見た夢の中の風景を思い出そうと目を閉じても ピントのずれたカメラから覗いた景色のようにそれは歪んだまま きつく目を閉じたが断片的な記憶だけが脳内でばらばらと羽ばたいて 不愉快極まりなかった。 多分、どうしようもないことが この世の中には 沢山ある。 相変わらず熱は内に篭もる。 震える指は珈琲をこぼした。 さあ御覧下さい、今目の前にあるこれ、これこそが怒りなのです。 そんなことがいえる日は来るはずもなく。 ただ淡々と過ぎていく日々に、感情は堆積して 化石のように時間の奥底へと 放り込まれる 562 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/11 23 43 ID Ne2ezssn いかにも! 詩人らしい。革命か? だざいおさむか? 風を待つか? 櫓をコイで川は渡るが海は渡れる。風を待つか櫓をこぐか? 561 :熱 :03/03/11 21 02 ID hghpecAu > 熱が内に篭もっている。 563 名前:桜[] 投稿日:03/03/12 01 50 ID U/2R9OMs 桜、桜、桜、 散り、散る、散れ、 そのまま ちれ 564 名前:アングリィィャァァ・ミサイル[sage] 投稿日:03/03/13 00 14 ID 6btDHMHe わたしの中の 千人のわたし 数えたことはないけれど 大体千人くらいのわたし 怒ってるわたしは 何人くらい? 笑いながら怒ってるのも 泣きながら怒ってるのも 自信たっぷりで怒ってるのも シチュー状態でぐつぐつ怒ってるのも みんな集めて 粘土みたいに固めて 表面をツルツルに磨いて ミサイルにしよう 中で何が起こってるのかわからないほどの わたしの原子力が詰まった ピカピカのミサイルをつくろう 完成したなら 窓辺に置いて 朝は川向こうの工場を狙って銀色に光る 昼はあの道を通る人を狙って鉛色に光る 夜には地球全土を焼き尽くしたくてウズウズしてる かっこいい大きな力のかたまりを眺めて惚れ惚れしたい わたしの中に こんなにかっこいいものがあったんだ 565 名前:_[sage] 投稿日:03/03/13 00 15 ID 6btDHMHe ミ☆ もちろん眺めるだけでは我慢しない 発射予定日は定めない わたしのかっこいいミサイルよ 飛んでいきなさい 心から爆発したい時があれば 爆発しなさい わたしが怒ったら あなたに撃つよ わたしが怒ったら 関係ない人にだって撃つよ わたしが怒ったら 地球の裏側のガルルルゥゥシィィアァさんにだって撃ち込んでやる ほんとうはわたし 二十歳のときに 世界滅亡計画を 企んだことがある 怒れるわたしが わたし地震を起こすとき 他人や 自分を 殺したいと思うことは とても正常なことだから ああ 人間として ああ 人間として とても 566 名前:_[sage] 投稿日:03/03/13 00 16 ID 6btDHMHe ミ● そしてミサイルの横には 毛糸で編んだ猫を寝かせよう それはわたしの中の 千人のわたしから 選りすぐった怠け者のわたし 伸ばして毛糸にしたその猫 にゃぁ 猫 と ロケット で なんか いい にゃぁ と アングリィィャァァァ で なんか いい 今日から春です わたし的に おもいっきり欠伸して 猫もロケットもちょっと解(ほど)いて 千人のわたし 瓦の上で日向ぼっこ 567 名前:アナウンス[] 投稿日:03/03/13 00 35 ID 6btDHMHe 締め切りは今日いっぱい...ですよね? 今回のお題は「怒り」です。 くわしいことは 551をどうぞ。 568 名前:「積み重ねそらした空」[sage] 投稿日:03/03/13 00 55 ID IdV9Sh6D 雨の朝だけそれを投げつけた 氷の かたまりから抜け出していくと誰かが思う きりのない言葉の鎖を外し泣き出した転がり方の悪い おもちゃと子供と 車の後ろで どこまでも見上げられる天球と誰かが嘘をついた もう戻りなさい その声さえかき消されていく 今日の国道のヘッドライトの群れの真ん中の猫 あの眠りのない本棚積み重ねそらした 口紅の朱のような やるせなさ 「・・・・・・次の笑いまで、それは無限。」 これから起き上がることもない横倒しの空 口紅よりも朱い 怒りだったというのですか? どこまでも続く海だと言えばそれは間違えようのない 泣き声と叫び 全て飲み込んでいく 黒い空の向こうのそれもまた海の中 雨の朝だけそれを投げつけた 氷の かたまりから抜け出していくと誰かが思う きりのないカタチの輪を捨てていく転がり方の悪い おもちゃと動かないモノと 今日も車の後ろで 569 名前:怒れ、叫べ[] 投稿日:03/03/13 01 38 ID tnBYrNvH 誰が為に怒るか その矛先は何か 国か 社会か 運命か 人か 人が人に怒るのか それは何だ エゴではないのか 求めた末の怒りなれば 成就せぬ末の怒りなれば それは エゴではないか 慈悲などあると思うな 我等は孤独で醜い 地面に這いずり エゴと言う名の怒りをかざし 例え道理に敵わぬとも 折れる事無く進め そして 怒る自分に怒れ 決して悟るな 怒れ そして 叫べ そこに、おまえがいる 570 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/13 10 13 ID cNB/G3Hj 大地はいかってます いやまじで 怒ってます どうしようもないぐらい おこってますよ どうなされるんですか? もうまじ怒ってます そろそろやばい感じです 火山噴火でそくあぼーん そんな感じでもOK ですか? いやでしょ? だったら少しは優しくなりましょう 571 名前:怒りの歴史に[] 投稿日:03/03/13 23 26 ID S2a0ylGN 皆の信じる数多の国に 盲いた総頭は狂い行く 虐げ蔑み暴挙の果てに 怒り悟りて詩人は死なず 光の中で人は死ぬ 後に残るは廃墟と空虚 誰も望まぬ後始末 興る国々脇目も振らず 暗に示すは旧き国 語り継がるは白き鳥 皆が望んだ白き鳥 妬み羨望嫉みの渦に 時は再び繰り返す 怒りは再び繰り返す 過去の詩人は涙を流し 現在の詩人は項垂れる 己の無力に項垂れる 己の無力に項垂れる 572 名前:メラメラどうぶつえん(1)[] 投稿日:03/03/13 23 26 ID fxwtUwDr むかしむかし あるところに にんげんのいない どうぶつえんが ありました その どうぶつえん には さる と わんちゃん と うしさん しかいませんでした あるの日のことです いっぴきの わんちゃんが さるやま から バナナをぬすんだ というので さるたちに つかまって つるしあげられてしまいました 「いいじゃないか バナナの一本くらい たべるんじゃなくて あそぶだけだ」 と わんちゃんはいいました 「バナナを たべるのではなくて くわえてあそぶ なんて!」 さるたちは わんちゃんの ひじょうしきな こうどうに ぶるぶるふるえて こんな やばんな わんこは このまま つるしっぱなしにして ころしてしまおうと みんなで そうだんして そうすることに きめました そのうち おなかがへった わんちゃんは きゅぅん きゅぅん と かなしそうに なきはじめました 573 名前:メラメラどうぶつえん(2)[] 投稿日:03/03/13 23 29 ID fxwtUwDr それをみていた さるのおばあさんが わんちゃんに こういいました 「かわいそうにねぇ おなかがすいたんだろう もう わるさをしないと ちかうのだったら わたしが そこから おろしてやってもいいよ」 わんちゃんは 「もうしません おねがいです おばあさん ここから おろしてください」 おばあさんは にこにこと わらって こころよく わんちゃんを そこから おろしてやりました じゆうになったとたん わんちゃんは おばあさんに おそいかかり くびを ひとかみして ころしてしまい ほねものこさず おばあさんを ぜんぶ たべてしまいました だれもみていない と おもって わんちゃんは ゆかにちらばった ちを のこらず なめて あんしんして わんちゃんの むれに かえっていきました しかし おばあさんの まごのさるが かげから かくれて その 一部始終を みていたのです 「いぬめ かたきをとってくれよう」 まごのさるは そばにあったナタをとると さっきのわんちゃんを おっかけていき うしろから わんちゃんの くびを はねました そして わんちゃんの どうたいは 草のかげに かくし わんちゃんの くびは もちかえり かこうして ボールにして みんなでサッカーをして あそびました 574 名前:メラメラどうぶつえん(3)[] 投稿日:03/03/13 23 31 ID fxwtUwDr それを わんちゃんの こいびとが みていました 「にくい さるめ いぬの ちからを おもいしれ」 こいびとは サッカーの しあいのなかに とびこんでいくと さるを いっぴきいっぴき つぎからつぎへと くびにかみついて ころしてしまいました それを さるの ははおやたちが みていました 「あの いぬめ そこに じっとしていろ いま くびを はねにいくから」 すると こいびとが にげはじめたので ははおやたちは あとを おっかけて いぬのなわばりまで はいりこんでいきました とうとう つかまった こいびとは ははおやたちに とりかこまれて ナタや オノで めったうちにされて ころされてしまいました それをききつけて わんちゃんたちが あつまってきました 「なんだ このさるども」 「なによ このいぬちくしょう」 575 名前:メラメラどうぶつえん(完)[] 投稿日:03/03/13 23 32 ID fxwtUwDr ひがしから いぬのぐんぜい にしから さるのぐんぜい いま まさに ぶつかりあおうと する すんぜん みなみから いっとうの うしが その まんなかを とおりかかりました いぬたちの きばは 一本のこらず うしの みぎがわに つきささって とまりました さるたちの ぶきは 一本のこらず うしの ひだりがわに つきささって とまりました うしは もぉぉぉぉ と ふるえて それでも たおれずに みぎめと ひだりめで それぞれに いぬと さるを まっすぐ みつめて それぞれに いいました 「こんなことをしていては どうぶつえんが めつぼうしてしまうよ」 「火は ちいさいうちに けさなくては」 「うるさい じゃまだ どきやがれ」 いぬたちは うしの みぎがわ半分を くいやぶって 「むかつく じゃますぎる はやくしね」 さるたちは うしの ひだりがわ半分を たたきつぶして きばをむいて いかりにもえる めで いぬと さるは ぶつかりあって いきました 576 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/13 23 38 ID 37vjQAxr 日本が諜報の真似事したって無駄・・ 目玉の使用権限もってる人にやらせた方がいい目玉 多分、画面を見てる君の左目もカメラだよ・・・確信もって言える キャリアは、みんなそうされてる。私生活なんか丸見え 577 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/13 23 44 ID 37vjQAxr 今、現代で改造されてる事は特権なんだよ。 578 名前:清算式[] 投稿日:03/03/13 23 52 ID +tvZ2TuC 素肌に唐辛子が塗り込まれていくのを とうとう我慢できなくなり 穴という穴から赤龍たちを産出してしまった ●●NONSTOP●● わたし ナイフとフォークと 福沢ちゃん一枚と お口を への字にへし折るようにひん曲げる ひるむ相手にお構いナシ 体勢と 運勢と オトコどもとの接点を 現在の1から7へと修正するため 右腕左腕を桃色のバズーカ砲に変形させて 「COME ON BABY! TRUE LOVE!」 という銃声を発生させるようにして A(エース)が弾丸のそれで すかさず自分自身のハートを撃ち抜く 「COME ON BABY! TRUE LOVE!」 579 名前: [] 投稿日:03/03/13 23 54 ID +tvZ2TuC 発射された A と わたしの ハート が 正面衝突しちゃって 胃の中で真っ白な鳩が フワリと羽ばたく 肺の中でアーモンドの芳香が パチンとはじける 大腸小腸の中であじさいのツボミが ララッと開花し ウェイターがお冷を差し出したから その中でわたしは親指を洗わせてもらい 髪を飾ってるユリを捨て 「COME ON BABY! TRUE LOVE!」 あなたとの生活を閉めた このカギを4ドルであの娘に売り飛ばすつもり 国外追放させちゃお 〇〇ESCAPE〇〇 わたしは今 赤龍たちの親 穴という穴から生えた ヤマタノオロチのようなバケモノの親 この子たちは牙をむき出しにして 何かを欲しがってるみたい もう レストランは火災現場並みの慌ただしさ うわぁ身体が自然と宙に浮くわぁ 天井に接近したと思った瞬間 そこは宇宙だった 580 名前: [] 投稿日:03/03/13 23 54 ID +tvZ2TuC 宇宙旅行をしちゃうの? この子たちが頷いたから わたしは手近な月に行こうと思ったら そこに誰もいないことを思い出しちゃった あれれ? しかも息ができない! この子たちは嬉しそう ●●FINISH●● 気がつけば わたし テーブルの下で倒れてた 周りには散らばった ユーカリの葉とスイートピー 唾にイチゴ味 タクシーを拾って自宅に帰ろう 妨げる者なんていなかった 581 名前:怒[sage] 投稿日:03/03/14 00 01 ID mpO5WeFh 全否定の空から降りしきる宇宙線がゲノムを損傷する 庇護者は既に腹腔を裂かれズタズタのその皮を風が嬲る 赤い荒野は叫喚と共に自壊し水平を失う 寛容 冷静 羞恥 安寧 女の裸体のようなそれらが 地面から斜めに突き出た枝に百舌の速贄と貫かれて 何千もの鴉に啄ばまれる 増殖する悪意の翼 ホモサピエンス達は9つの巨大な火球が吐き捨てる痰を 犬歯を立てて啜っている はらわたの焼ける臭いの中で その喉が血反吐で塞がるまで罵声は轟々口をつき その爪が全て剥がれようとも相手を傷めるべく指を伸ばす 胃の中で 鉄塊の肥大が止まない 脳漿にまみれた救いはあっという間に土が奪い去る 救済か 終焉を 全てを黒で塗り潰せ 赤い荒野に果ては無く 猿は殴り抉り屠られ 582 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/14 00 14 ID HKY5FV9f 締め切りです。 これより審査期間に入ります。 〆切は3月16日午前0時。(3月15日いっぱい) 審査員の方々は、是非とも配点をお願いします。 583 名前:エントリ1[] 投稿日:03/03/14 00 24 ID KlrkHRjX 513-514 怒りに燃える者への詩 515 笑仮面 517 名前はいらない (無題) 520 名前はいらない(無題) 521 崖淵 523 憤怒の仏 525 怒れる者に祝福を 526 526 527 自己嫌悪 533 イヌ 534 下手 537-539 その感情に悶々としている者達への詩 540-543 手紙20030218 546 怒り。 547-548 真剣に批評しようとする者の怒り 552 発憎 553 来訪てきた 554-555 癇癪玉のイメージ 557 怒屋ちょうすけ 558 怒りと... 584 名前:エントリ2[] 投稿日:03/03/14 00 24 ID KlrkHRjX 559 A博士の宿題 561 熱 563 桜 564-566 アングリィィャァァ・ミサイル 568 「積み重ねそらした空」 569 怒れ、叫べ 570 名前はいらない(無題) 571 怒りの歴史に 572-575 メラメラどうぶつえん 576 名前はいらない(無題) 577 名前はいらない(無題) 578-580 清算式 581 怒 以上、33作品 585 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/14 00 26 ID KlrkHRjX いつもエントリ書いてくれてる人 悪ぃ。先やっちった。 581 は、入れちゃったけど、いいよね? 586 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/14 00 41 ID jMz7rUGZ 585 GJ!!入れていいと思われ。サービスっしょ。 587 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/14 00 59 ID jMz7rUGZ おっと、感想スレで辞退してますので 581は除外かな? 588 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/14 12 03 ID ovhfR9pS 587 いや感想スレでCanopusさんもいいって言ってることだしいいんじゃない? まぁ1分ぐらいだしー。次は気をつけてねー。 589 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/15 00 29 ID JJ5kKYjo 現在、審査期間中です。 審査・採点をよろしくお願いします。 エントリー作品は 583-584。 みなさんお忙しい時期なので、 少し〆切をのばしてもいいかもしれませんね。 590 名前:greenbook ◆VZ.CboVnb2 [sage] 投稿日:03/03/15 02 54 ID EqARENd6 おっ? 珍しい。俺がイチバン乗りだ。やったーっ! というワケで、点数&コメントを置いときます。 さあ、レッツ☆ゴー! ◆3点◆ 564-566「アングリィィャァァ・ミサイル」 冒頭から終始一貫して、軽快なリズムがスコブル心地好い。 トントントンと物語が進行するから、スッと内容が入ってくる。 最初にこれを読んだとき、それらにとても驚いた。ショックを受けた。 結局「不発」で終わってるのに、読後感がとても清々しい。ムズ痒さが全然ない。 「怒り」で遊んでいるような無邪気さが、そうさせているのかもしれない。 「本当に怒っているのか?」と疑いたくなるほど。 自分の中の「かっこいいモノ」を偶然(?)にも発見してしまって、満足したのかも。 タイトルもスゴク良い。 それ自体でこの詩の内容を代弁してるみたいで。 タイトル☆フェチの俺が、思わずガッツ☆ポーズ! とにかく俺好みの詩で、チャンプ候補というか、これがチャンプだと思いました。 個人的に久しぶりの「
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/370.html
ページ:1 2 作品 ■▲▼ ジャケット 鼻毛、寝癖、髭、歯、爪、OK ジャケットも新調したし 靴も磨いた ハンカチも持った シャツもアイロンかけたぞ ごめんなさーい、まちがえちゃって おい、なにをどう間違えたら 1時間12分も遅れるんだ すっぽかされたかと思って怖かったぞ 少し遅いけど、昼ご飯にする? インド人はB型が多いんだって そうなの、やっぱりね 美味しかったね、さ、行こうか ねえ、これなに?シールみたいなの Mってかいてあるわよ? え?ジャケットについてる? やば、俺ずっとくっつけたままだった・・・ 何という失態!何という赤っ恥! おっかしーの!笑う君は素敵だ 俺は、俺はきっと青くなっていたに違いない 444 名前:ジャケット[sage] 投稿日:2005/11/10(木) 19 53 07 ID I8LTK+JF 【コメント】 461 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 46 56 ID pM8ukVzc 444さん。 清涼感があって、さらっと読める掌編。気持ち良いです。 「赤」に“血”からの重い連想を綴る詩が多い中で、狙ったのかな? うん、こう言う微笑んでしまう詩、好きです。 468 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/11/16(水) 12 49 22 ID zxaiCDeS 444 ジャケット 血の滴るような詩が多かったとこなので、なんか心がなごみます。 878 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2005/11/17(木) 22 16 05 ID GYgrDMKR ジャケット書きました。寸評ありがとうございました。皆さんヘビー級の 作品ばかりなので、不安でしたが、楽しんでいただける詩になっていたようで 嬉しかったです。cレールさん、おめでとうございます。 【得点】 1点 ◆L4LyBSss3w:1点 ■▲▼ 河 くちゃくちゃのシーツの上で 女の 長い脚を開かせて中心に片目を当てて覗き込んでみると 地平線がぐーんと伸びてて おっきな夕陽が西の川の向こう側に沈んでゆくところで 立派なぎざぎざを背負ったステゴザウルスがゆうゆうと陽炎の彼方へ戻ってゆく 滅ぶんだね? 地平線の向こうのすさまじい夕焼けを見た インド人と日本人のハーフでカナダ市民だという女がくしゃみして 夕陽がぶるんと震え、溶けて崩れて流れて落ちる I saw your grandfather. Really? ソレデ? それだけです。 その場所を軽く噛んでから女の身体をよじのぼり、 挿入すると そっと息を吐いた 446 名前:河[] 投稿日:2005/11/11(金) 11 01 31 ID NF7hm1KI 【コメント】 461 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 46 56 ID pM8ukVzc 446さん。 ベッドからの幻視。凄まじい距離の飛躍なのに、それを感じさせないのは 敢えて主観から突き放した、そっけなくさえ見える描写の賜物でしょう。 最高級の食材をダシに使うような力技に呆然とさせられました。 466 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/11/16(水) 00 30 58 ID 7l7iju5E 2点 446 女性の肉体、現実だか仮想だか分らない夕焼け、滅亡の予感、セック スのオルガズム、そうしたものがうまく溶け合って、ふたりの対話が生れる。 掌編ですが、唸るような上手さです。 468 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/11/16(水) 12 49 22 ID zxaiCDeS 446 河 エロいですね。。 さいしょの女の長い脚を開かせて地平線にみたてるとこがとてもいい。 一気に世界に広がってきました。 最後の連好きです。 このなんか、お仕事的な感じっていいですねえ。 ”あ、そうだ、こんな感じだ”ってびっくりしました。 876 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/11/17(木) 14 14 33 ID YdM8ixXQ 「河」を書きました。 審査員の方々、おつかれさまでした。 【得点】 5点(準チャンプ作品) ◆L4LyBSss3w:1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点 ■▲▼ 赤池 赤池という名の赤くない池に 夕陽がぽつり 赤池は赤くないのです 夕陽が赤くないからです 幼いころなどは にんげんのたまもの の手 をかざす と赤いのは なぜ なぜ なぜ と訊きまわり 恒温動物だからという 凡庸なこたえに満足したのです ぽつり と言ったけれど 夕陽は実は大きくて じんわりと してきそうで 「ボーヨー」と呟やいたのです どうでもいいことで 実は呟いてないかもしれません そんな気持ちだっただけかもしれません ダイトウリョウが 日本にやってくるらしいです 彼の持っている地図に 赤池 をかきくわえてやってください それでなにかが 変わるかもしれないし 変わらないかもしれないけれど 僕らなどは 二足歩行ですから 後ろをみることに慣れていないのです ボーヨーとしたものをおんぶしながら あるく気持ちは ダイトウリョウもいっしょです つまりは 赤池が赤くないぶん 夕陽が赤くないぶん 僕らは色んなものに嫉妬するのです 447-448 名前:赤池[sage] 投稿日:2005/11/12(土) 01 12 16 ID 8obdtxLt 【コメント】 461 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 46 56 ID pM8ukVzc 447-448さん。 「ボーヨー」ですよ、ボーヨー。 …このセンスに最敬礼。 466 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/11/16(水) 00 30 58 ID 7l7iju5E 1点 447-448 「赤は赤くない」という論理は、実はぼくも考えた。んで、この 詩のなかに、その論理の根拠が隠されているかというと、見事なまでに何もな い。まさに「ボーヨー」と裏切られた感じ。けして悪い意味だけではなく。 453-457 「赤い」ビー玉である必然性が今イチなのが欠点ですが、ビー玉 は星であり、人であり、ことばでもある。それらが掌の上で転がるような、精 緻で無意味な表現が小気味いい。 468 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/11/16(水) 12 49 22 ID zxaiCDeS 447-448 赤池 夕陽がぽつり というフレーズがとてもいい って思ったらあとで補足があって 「これ余分だよおお」っと思ってしまった。んだけど、ぼーよーとしたものを どっかで表現したいんだと思うと ポツリから変化させないといけなかったのかなあとも 思います。 うーーん。 最初から狙い済ましたイメージを書いてしまうのと、こうやって 詩行の中で行きつ戻りつするのとどっちがいいかなああ。。これも味わいがありますね。 むしろ曖昧ななにかをゆるーーく伝えるにはいい方法かもしれない。 ボーヨーとしたもんもおんぶしながら歩く 雰囲気 好きです。 470 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 13 29 19 ID 2sp5c5Wl 1点 447-448:赤池 「ダイトウリョウが 日本にやってくるらしいです 彼の持っている地図に 赤池 をかきくわえてやってください」 ここの部分、ずば抜けてると思うんです。 【得点】 5点(準チャンプ作品) ◆L4LyBSss3w:3点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY:1点 ■▲▼ 逆らえぬもの 股の間から垂れている赤の量に 鬱蒼としながら水を流す あたしが雌だという 証拠 実感 こんなものはいらない 股の間から興奮して飛ばす体液 白い粘粘 ふき取って 塩辛い 体外に放出しなければならない機能 支配されている あなたは雄 混ぜましょう あたしとあなたの 赤 と 白 逆らえぬもの 雄 雌 本能 愛情行為自己確認 悦楽 愛情行為自己確認 悦楽 十月十日待てば 新しい赤が生まれる そんなものはいらない 営みなんてつまらぬもの 受精行為子孫繁栄 忘却 受精行為子孫繁栄 忘却 それでも理性など残さず 混ぜ合わせてしまう 赤 と 白 逆らえぬもの 雄 雌 本能 449 名前:逆らえぬもの[] 投稿日:2005/11/13(日) 09 37 35 ID do2ry+QN 【コメント】 461 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 46 56 ID pM8ukVzc 449さん。 生臭い匂いを漂わせる目論見で選んだ視点、なのでしょう。 ただ、一つひとつの「雌」「白」といった象徴に裏打ちが無い分、生臭さが足りない。 もっと主観的にエグく粘っこい描写が有っても良かったかも。 468 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/11/16(水) 12 49 22 ID zxaiCDeS 449 逆らえぬもの 血なまぐさい。。 ■▲▼ 60億色の赤 それは僕らの中を駆け抜ける色 そして一人一人違う色を持つ 情熱の赤 それは踊り子に流れる 細かく刻む足音は まるで揺れる炎 喜びの赤 それは優しい女性にあふれる 暖炉の焚き火のように 僕らを包み込む 怒りの赤 それは悲しみの色でもある もうすぐ冬が来る この色の季節 休みの日の赤 それは子供たちの微笑みの色 計画を立てて一日をつぶすのもいい もうすぐ冬休み その色は人によって意味も異なり 僕に流れる赤も母に流れる赤もそれは異なる色で 混ざり合いながら今日も新しい赤がうまれる 451 名前:60億色の赤[sage] 投稿日:2005/11/13(日) 19 17 06 ID X8Yj4ZZt 【コメント】 462 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 47 41 ID pM8ukVzc 451さん。 「60億」を俯瞰する視点は、同時に個々の血の隔たりをぼやけさせる事も有ります。 平均値としての人間像は、今此処に居る「私」を響かせるには少し薄いでしょう。 もっと、執念を。偏執狂な程の執念を。 469 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 13 01 17 ID zxaiCDeS 451 60億色の赤 うーーん、こういうふうに羅列するのなら、羅列そのものにもっと味わいを持たせないと読んでるほうがちと辛いです。。 ■▲▼ その瞳 その瞳によく映える赤。 キミの穢れ無き、その瞳に映るボクと赤。 穢れた事など見た事は無いだろうに。 キミの瞳に映るは、赤。 そしてキミの悲鳴が響き渡る。 響き渡って、反響して、消滅した。 キミの純白なココロに、ボクは傷つけよう。 それは最後にして、最初。 それは、最高にして最悪。 そしてまたキミの悲鳴が響き渡る。 キミの瞳に映るは、赤。 キミの瞳に映るは、ボク。 そして、傷つける。 ボクを、キミを。 そして、終わった頃には。 キミの瞳には、もう 永遠にボクは映らない。 赤が染み渡り、赤の彩で、部屋が埋め尽くされる。 またキミの悲鳴が響き渡る。 サヨウナラ・・と言えないボクを許して下さい。 サヨウナラ・・と言わせなかったボクを許して下さい。 サヨウナラ・・と言えなかったあの人を許して下さい。 そして、赤。 452 名前:その瞳[] 投稿日:2005/11/13(日) 19 33 18 ID 8iTHwDnR 【コメント】 462 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 47 41 ID pM8ukVzc 452さん。 殺人を描くには、狂気と臭気が足りない。もっともっと狂わないと。 469 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 13 01 17 ID zxaiCDeS 452 その瞳 これって、もしかして女子高生殺人事件じゃない?犯人の同級生は「無我夢中で覚えてない」っていってたらしいね。 ■▲▼ 記号の風景 Fileを解凍します.... Passwordを入力してください text Passwordを入力してください signe Fileを解凍しました. File 1(pass 無し) 彼らがポケットから手を伸ばした先に 机の上で並べられた指先があって 交互に動いてはお辞儀を繰り返していたから その先に向けられた目隠しの上で勝手に ありもしない文字列を伝えてみます ポケットの中に捕まえられない 赤いビー玉の行儀よさは この意欲のなさだけ暇つぶしとして 断熱材と一緒につぶしてみようかと思い こうして並べてみました 周りにあるどんなベクトルも またがないように通過していくことは 困難と言われるでしょうが それは見た目ほど難しいわけではなく 単に僕らは八方向しか動けない昔ながらの シミュレーションのようなふりをして ふりをするつもりだけでもいいので それが暗黙の了解であったのです 1つの文章は1つの流れ サイタサイタはサクラガサイタ 彼らは送り仮名とレ点の場所に法則を見出しては 予想を繰り返してきたのです 赤いビー玉は行儀がよく いつもレールの上に並んでいます File 2(pass text) でもやっぱり まとまりがないでしょう 少しずつ嘘並びな本当の出来事だけ 彼らと同じ土俵に上げてみても 同じ繰り返しで到達することのがらんどうな 空気の詰まった箱の中の人から 明日が何も見えないコンタクトレンズのせいにして 遊星観察さえ立ち止まったことを 目をつぶる言い訳にして 彼らが今日も進んで行きます 文句と紛争ばかりを両手にぶら下げて ビー玉の色を好き好きにして並べていくような 意味のある語彙だらけの夢を見たばかりに 向こうの赤い星が見えますか 目を潰さないように見られますか みな道具を使ってフィルターをかけて それでも好き勝手に絵に書き上げてきた星を 彼ら です すこし したの 増やした 泣いたり こんな風な わらったり 文字列を使い でもやっぱりまとまりがないでしょう 転がされたビー玉の中に書かれた文章でないと気遣っても file 3(pass signe) 彼ら1つの文章を好き好きに並べては 何も気づかれないようにしてみようと この作者が思ったとしても きっと皆の選択は限られてしまいます それでも今は意思なんてないだろうから こうやってドミノが並べられていくだけ そんな十六回目のスイングとファウルチップを繰り返し 目の前に赤い赤いアカイ花が見えます レールの上でビー玉を転がして 赤や赤ややっぱりアカイ花の模様から 飛び散って床をころがって もう順番がわからない けれど実は最初からわからない そんな花の数え方をします それでもその赤い花は幻視的な存在で サキノハカという黒い花と一緒にはやって来ず ぼくらはいくつかの送られた光線であったように また いつも吹き抜けるだけの風であったのです いえ あったはずなのです 呟きすぎて誰も気に留めないようにしても 粘土細工のように形作られながら 好きなように作られながら Fileを削除します.... Fileを削除しました. 453-457 名前:記号の風景[sage] 投稿日:2005/11/13(日) 23 22 02 ID ugciLsrs 【コメント】 462 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 47 41 ID pM8ukVzc 453-457さん。 ひととき読まれ、消され忘却されることばあそびのギミック。 劇中劇に似た構造が、切ない読後感を鮮やかに演出しています。Cool! 469 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 13 01 17 ID zxaiCDeS 453 記号 無作為にうつキーボードが詩を書くことの根本的な意味のなさの隠喩だとすると、 赤いビー玉は(あるいは赤いなにか)は詩のエッセンスなのかなっと思いました。 詩を書くことのとらえどころのない雰囲気がよくでています。 順番がわからない、けれど実はさいしょから分からない、そんな花の数え方 とか サキノハカという黒い花とか 吹き抜けるだけの風とか とても好きです。 883 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:2005/11/18(金) 23 31 42 ID M3Y3tr+5 108回までの補完は終えてたのですが、肝心の報告が遅れてすみませんでした。 ついでに置き土産みたいなものとして「記号の風景」を投稿させていただきました。 この作品についていえる事は、自分が「視界」を見るのが好きだと言うことと、 それと宮沢賢治は自分にとって偉大なる先輩です、というところでしょうか。 審査採点いただいた皆様、ありがとうございました。 しばらく離れますが、時間ができましたらまた参加しにきますので、その時はよろしくお願いします。 ameでした。それでは。 【得点】 3点 ◆L4LyBSss3w:2点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ■▲▼ 祝祭 たちのぼる煙は 赤ければ 赤いほど いい この国が 燃えているようにみえるから ひとの心に 炎がともるように感じるから ゆっくりと歩調をあわせる 深山の鼓動 一閃のつんざく陽光が 石の積まれただけの聖地を遍照する あかあかと黒い太陽の裏側の顔に かざされる無数の腕たちよ 抑えきれない哄笑が湧きあがり 今 通り過ぎたビルの隙間に 灰になった ひとりの天才が たしかに 屹っていたのだ 458 名前:祝祭[sage] 投稿日:2005/11/13(日) 23 39 13 ID 3DcDR/mY 【コメント】 462 名前: ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/11/14(月) 22 47 41 ID pM8ukVzc 458さん。 原初の鼓動を感じさせる、沸き立つような言葉です。 4連目での場面転換が少し唐突に見えるのが、ちょっと残念。 急いでたのかな?もっと練れる題材だけに、勿体無いな。 469 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/11/16(水) 13 01 17 ID zxaiCDeS 458 祝祭 戦争を思い浮かべました。激烈な破壊による浄化の炎への憧れ? 880 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:2005/11/18(金) 06 14 56 ID KCs+sKXA ありがとうございました。『祝祭』書きました。 これ、岡本太郎なんだよね…カンペキな練りこみ不足です。 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/269.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 7th edition ~~」の533-625 533 名前:たもい@アバレテスミマセン [] 投稿日:03/05/15(木) 00 50 ID a1fyB0mj 次のお題は「中」でお願いします。 534 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/05/15(木) 00 55 ID hOw3smi2 532 早く来やがれ!! 次回は放っといてやる。 撫子さん蘇生したんか。。。 チャンプ残念だったねえー。(チッ 8位か。。。。。 ___________________ 533 はい、お題でました。 お題は「中」です。 投稿〆切は22日いっぱい。 ルール 2-3を読んで、がんがん投稿お願いします! 535 名前:彼(1/2) [sage] 投稿日:03/05/15(木) 13 31 ID l9GGygyF 暗い 死の淵ほども暗い ここは暗い 痛い 種の発芽ほども痛い ここは痛い 早い 雲の流れほども早い ここは早い 俯いてうずくまる 回転する 毛穴のすみずみまで行き渡る 水 空気の泡が 深淵から逃げ出そうと 弾ける いる場所は ここしかない 男の選択肢は ここしかない 生きる目的のために ここしかない かれこれ4年 彼は ここにいる 四季はない 雨も無い 晴れもない 風も無い 人もいない 暗闇と 恐怖と 倦怠と 監獄の心地よさだけ 目は光に耐えられない 耳は泡の弾ける音しか聞き取れない 骨は 折れすぎた もう慣れた 揺れる 揺れる 揺れる 536 名前:彼(2/2) [sage] 投稿日:03/05/15(木) 13 31 ID l9GGygyF 彼は彼を知らない 彼は彼の居場所を知らない かれこれ4年 彼は こうしている いつか この中に落ち込んだときのこと それは 春の日だった 穏やかな日だった そんなことは もう忘れた 熱い 砂漠の彼方ほども ここは熱い 冷たい 氷山の一角ほども ここは冷たい 回る 人生ほどにも ここは回る ほとほと息苦しくなった もう出よう そういって彼は扉を開く ひかりの眩しさ 風の音 春の匂い ぴかぴかに磨かれた彼は 破れた服から するりと抜けて 飛んだ 蝶になったのだ 何百匹もの蝶に 美しい 人間は美しい 涙が止まらない 人間は美しい 洗濯機の中から 色とりどりの蝶が 羽ばたいた 537 名前:心優しきいじめられっ子 [] 投稿日:03/05/15(木) 22 01 ID Rw7dYYNQ そんなにお腹を 殴ったりしないで それ以上お腹を 蹴ったりしないで ぼくの 「中の人」が死んじゃう 538 名前:メッセージ [sage] 投稿日:03/05/15(木) 23 13 ID MF7IrsU9 出ておいで あなたを待っているよ 今の君の心の中で眠っているあなたを 早く出ておいで 危険な人はもういなくなるから あなたを責めたり傷つけたりする人は もう いなくなるから 怖がらなくていいよ おそれなくていいよ 疑わなくてもいいよ 出ておいで あなたを待っているよ 今の君の身体の中で眠っているあなたを だってもういなくなるから あなたを傷つけた私は いなくなるから 539 名前:クリィム [sage] 投稿日:03/05/16(金) 01 40 ID NmB69Vi3 俯いた額ほどの誠実さで あの人は 赤裸々に妄想を 歌う 雨音ほどの正確さで あの人は 愛と憎しみを繰り返し 歌う 奥へ奥へと闇を畳み掛けるその咽喉へ 甘いクリィムを詰め込めないか? それが私の名を甘くするなら 蝙蝠たちの憩うその咽喉へ 甘いクリィムを詰め込めないか? 私がデコレーションされる前に 綺羅を纏ったあの人の 中は 私という虚ろ 両の手に握り締めたこの執着を クリィムの代わりに捻じ込んで きれいに指を舐めたら終わりなのに・・・ 540 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/16(金) 21 45 ID 5T+kRcpB 詩板のみなさま~ 週末の夜は、マターリ感想でも書きませう~ 541 名前:なかデラ [] 投稿日:03/05/16(金) 23 51 ID 6DOuJ0x8 こんなものを あの可愛い少女たちが読むのかと いつも書店で横目にこびりついていた 平積みにされた「なかだしデラックス」 恥ずかしい 女性用下着売り場よりも恥ずかしい 少年にはけっして近づけなかった乙女の聖域 すっぱい花の中に置かれていた「なかだしデラックス」 いま、大人になったから 僕は大人の勇気で、その雑誌を買える 弁当箱よりもブ厚くて、未知の少女の香り漂う その雑誌の中で、あの、月の名をもつ美少女戦士たちが あの、光、海、風の名をもつ魔法騎士たちが どんななかだしをしていたのか いまこそ、僕は、濡れた手で ティッシュを片手に、それを開き そして、すぐに閉じた な か 「よ」 し デ ラ ッ ク ス じ ゃ ね ぇ か !!!!! 十二年前の、勘違いした春の、青い僕が、トンでいった 542 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/17(土) 00 26 ID IrS0ZUp3 536 うーん、なんつーか、シュールな。。。のか!!!? 2/3くらいまでがくどい。とも思えるが、待たされたオチがなかなか 幻想的なので、「やっと出た感」みたいなんがあって、いいのかもしらん。 オチが単に洗濯機の中でした~だけだったら、間違いなくくどかったんだがな。 寓話ともナゾナゾともつかない、ミョ~な世界ではあるな。 537 タイトルがストレートすぎて、つまらんな。 「中の人」も、いい加減飽きた気が。。。 538 優しい身の引きかたっつーのか。。。それともやっぱり、それほどまでに 相手を苦しめた奴のメッセージであるからには、嘘ついて騙して、 相手に気を許させようとしているのか。。。まぁ、素直に改心だと見るとするる。 いや、それにしても、あっさりしすぎてて、信用ならねぇ!!! 「怖がらなくて」「おそれなくて」と重複してるところに、必要以上に 相手を安心させようとしている不気味さが窺えた。ブルルッ! 539 どうにも不必要にわかりにくい感じだな。いきなり「赤裸々に妄想を」とか いわれても、俺は説明を欲しがるだけだぜ。そいつはうつむいてるのに、 いきなり「闇を畳み掛けるその喉」って、それ、見えねぇだろ。 まずは顔あげさせろよ!!! クリィムを詰め込みたがってんのに、 後のほうでは「クリィムの代わりに捻じ込」みたがってんのとか、混乱する。 他にもいろいろ「?」なところあるが、最後の行は、ステキスキー☆ 541 素晴らしいな。チャンプ候補だ。。。 543 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/17(土) 00 29 ID IrS0ZUp3 お題は「中」。 投稿締切は22日いっぱい。 ルールは 2-3を一応読んどけ。 さっき、階段踏みはずして足ケガした俺。 痛いよ、ママ。 544 名前:酸っぱさを越えて [] 投稿日:03/05/17(土) 02 40 ID R5+Ip2bQ 紅玉 輝いて見えたから 僕はそれをかじった 酸っぱかったなあ それに懲りて今度は つがる 甘かったなあ実に 見た目だって悪くないし ほのかな幸せって これなんだなあって思ったよ 思ったんだけどやっぱり 紅玉が忘れられなかった僕は 駄目男なんだろうなあ フルーツの女王はラフランスらしいです一般に でも僕にとっての女王は紅玉だよ あんただよ 見た目で選ぶのは悪い でもその輝きは内面から搾り出した結果だって知ってるから 僕は紅玉が好きだ 545 名前:国士無双 [] 投稿日:03/05/17(土) 08 13 ID OF/JAG4X 一 一九 一九 一九 東南西北 白発 あれ? 待ち牌なんだっけ? 取り合えずリーチ 牌で積み木 思い出せず飛び出る逝き 右からロンの一声 時を越え 気づいたときには丸裸 追い剥ぎか? 分かる筈がない マンズ ソウズ ピンズ 字牌 食い尽くすポークピッツ タバコの煙も充満 思い出せずどーすっか? 困った 負け確定で股間が 疼く ドラ周辺に中 集中 546 名前:_ [sage] 投稿日:03/05/17(土) 10 09 ID BAUqJJv2 ∋8ノノハ.∩ http//togoshi.ginza.st/sinagawa/ 川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました! http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku04.html http //togoshi.ginza.st/zenkaku/index.html http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku01.html http //togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku10.html http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku07.html http //togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku08.html http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku05.html http //togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku03.html http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku06.html http //togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku02.html http //www.togoshi.ginza.st/hankaku/hankaku09.html 547 名前:もののことわりB(1/2) [sage] 投稿日:03/05/17(土) 14 03 ID UV+W6aFq 私の当面の目標は 完璧な講義ノートを作ること 片山教授の物理Bは格別だ 相対性理論が導かれる過程 その数式が省略なしで 端正な線で板書きされる 私は複雑な積分式を大急ぎで書き写す スライド式の黒板計4枚が埋まると 偉大な歴史はあっというまに チョークの粉に帰ってしまう 90分で約2巡半 教授は数式ですべてを語り 数式がすべてを語っていた 私は頭を空にして写経する 是故空中無色 無無受想行識 548 名前:もののことわりB(2/2) [sage] 投稿日:03/05/17(土) 14 04 ID UV+W6aFq 悪友は陰口をたたく 「あいつは板書きロボットだね 部屋に戻ったらズボンの裾をまくって 膝の蓋をぱかっと開けて 脛にガソリンかなんかを入れてるね」 ある日私は迂闊にも 生協食堂で教授の斜め向かいに座った 私と同じシチュー付きAランチ 「あなたは私の講義に出ていますね。どうですか難しいですか」 「ノートを取るのに精一杯です」 教授はシチューの味を微分するだろうか 「片山教授とこないだ一緒に食べちゃったよ」 「へえ。食べる振りができる仕様なんだな はははは」 彼を笑わないでと言いかけて 適当に笑うことにした 教授のご意志をわかっているのは 私だけでいい 中身は理解できないけど 549 名前:内側 [sage] 投稿日:03/05/17(土) 14 36 ID Uxl8kMH/ 内側から突き上げてくるものは何でしょう 人々の視線に日々怯えながら 内側から突き上げてくるものは何でしょう もうそれ以上言わないで 内側から突き上げてくるものは何でしょう 怖い怖い怖いコワイコワイ 内側から突き上げてくるものは何でしょう 痛い 痛 い イタ 内側から突き上げてくるものは何でしょう それはすっぱい液体 赤くどろどろしたもの 後悔 550 名前:中なかなか [age] 投稿日:03/05/17(土) 22 49 ID Bb7MZh8x 内の対は外ですが 中の対はなんでしょう 上中下というくらいなので 中の対はないのでしょうか これは、内や上をプラス、外や下をマイナスとしたとき 中はゼロであるということでしょうか また「中国」という国名が世界の中心であるということに由来するということ などを鑑みれば、やはり中=ゼロ=中心(例えば数直線上においても)と言えるとおもいます はて中心とはなんでしょう(なかなか良さげな言葉です) 中心:1まんなか 2ひじょうにたいせつな・こと(ところ) 3ものごとの集まるところ By 三省堂国語辞典第四版 (この辞典は僕が高校生のころに終業式の三日くらい後に学校に荷物を取りにいったら自分の辞典がなくなっていて代わりに担任の先生が図書室から取ってきてくれたものです) ゼロは最強の数です 「おれ、49146までいった」 「おれはまだ三万までいかんわ」 「お前らレベル低い争いしてんじゃねぇよ、まず十万いこうぜ、なっ」 などという奴らもゼロに交わればゼロなのです 551 名前:中なかなか [age] 投稿日:03/05/17(土) 22 49 ID Bb7MZh8x 中心とは無視できない存在です 「おれ、ちょっとマイナスいってくるわ」 「あいつん家プラスなんだよな、かったりぃ」 「じゃあ、まん中で待ち合わせね」 と人々は中心を中心に生活しているのです ああ、交わりたい 孤高でありたい 内にも外にも居れない僕は 世界の中の中でありたい なのに東京は ひとが多すぎる! 552 名前:中とは [] 投稿日:03/05/17(土) 23 10 ID 8znh+9qi 上では奢る 下では失礼 だから中が丁度良いのだ 553 名前:紺野あさみ [sage] 投稿日:03/05/17(土) 23 15 ID Pkr8VA8Q ∋8ノノハ.∩ http //togoshi.ginza.st/konno/ 川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました! http //www.togoshi.ginza.st/konno/konno01.html http //togoshi.ginza.st/konno/konno04.html http //www.togoshi.ginza.st/konno/konno10.html http //togoshi.ginza.st/konno/konno07.html http //www.togoshi.ginza.st/konno/konno08.html http //togoshi.ginza.st/konno/konno05.html http //www.togoshi.ginza.st/konno/konno03.html http //togoshi.ginza.st/konno/konno06.html http //www.togoshi.ginza.st/konno/konno02.html http //togoshi.ginza.st/konno/konno09.html 554 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/17(土) 23 25 ID YrRTa8KS 541 よく読んでみたら、ダメだな。三連目最終行が致命的だ。 そこが「どんななかだしをされていたのか」だったら、3千点はやれてたのに。 544 凄いな。。。! 紅玉に対するその執着ぶりに、感動すら覚えた! もう一表現、紅玉に対する恋心が掘り下げられていたら、素晴らしい詩に なったかもしれねぇ。。。ところで、フルーツの王様はバナナだ って、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」ん中でタエ子ちゃんがいってたぞ。 545 麻雀の「中」か。出やがったな!!! うむ。作者の頭の中のヴォケっぷりがよく表現されている。 脳味噌の代わりにタバコの煙が充満してんだろ? 吐けや。 547-548 完壁な講義ノート、か。相対性理論の本を丸写しするよりも完璧なんかな。 ともかく、それをつけている時には、頭の中が空になるのか。どんな境地だ、それ。 徹底的に理論の人、という印象の片山教授は、なぜだかハゲているような気がした。 プラスティックみたいにつるつるの頭だ。うむ、流行の癒し系ロボットではなく、 硬派な産業用ロボットはハゲでなくては。 で、最後にどんでん返しというか、それまでを無意味化するようなオチだが、 ちとこれでは味気ないと思った。具体的に感じるような言葉でオトしたほうが いいんじゃねぇかな。 549 うん。「内側から~」の繰り返しが、刑事に激しく尋問されているような 切迫感を出している。主人公の憔悴した顔がマジックミラー越しに見えるようだ。 最後の二文字、種明かしか? だったら不要かと。。。 555 名前:葡萄の季節 [] 投稿日:03/05/18(日) 03 48 ID yNezqLr3 初めて葡萄がなりました。 濃い紫色のぷっくりとした葡萄です。 だけど一粒食べたらすっぱかったんです。 それでも、それがおいしかったんです。 だれもこの葡萄をおいしいとは言いません。 ただひとり、僕だけが、 おいしいおいしいといって食べているのです。 それでも、葡萄の枯れる季節がくるんです。 僕の葡萄が枯れる季節が来るんです。 僕はあんまりにも葡萄が愛らしくて、 葡萄の皮を取っておいてありました。 自分の部屋の壁一面に張り、 僕の部屋は濃い紫色でした。 僕は壁から、葡萄の皮を引っぺがし、 僕の体に張り付けて、 地球の中にもぐりこみ、 葡萄の季節を待つんです。 556 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/18(日) 16 00 ID +FOZZbNM ドン亀さん、寸評ありがとうです。 557 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/18(日) 18 42 ID w6PZA5Gd 中々皆と仲良しになりたくともなれないで中立的立場を保つ自分がいてその心 の中にまた仲良くなりたい自分と仲良くなりたくない自分と中立的な立場の自 分がいてその中立的立場にいる自分が仲良くなりたい自分と仲良くなりたくな い自分の真ん中で見ていてまたさらにその中に仲良くなりたいのかなりたくな いのかよくわからない自分がいるのでこれまた中々どうにもならずに仕方なく 仲本工事の体操演技でもビデオで見ながら悶々と家の中にいるのでした。 558 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/19(月) 00 13 ID w4TtduGG 「中」というお題は、人体(の中)とか、生命の……イメージが強いんですね。 ちゅんはマージャン一発で、積もれないのが、つらいところですね。 山の中だったのかな? 559 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/19(月) 01 00 ID vqgv8CwI 555 あなたは自分の才能に気がついていませんね 他者とは違う作風ですから、目立ちます 自分の才能を安売りしないで下さい 周囲の人間はあなたの能力に気がついていないのですか? 自分の才能を自覚せず、あなたが人生を終えるのは 悲しすぎると思います 生かすべきです、あなただけが持つ才能を 人生、短いのですから頑張って下さい 560 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/19(月) 01 03 ID vqgv8CwI 555 追記 あなたの詩や文を公の場で読んでみたいですね 561 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/19(月) 01 05 ID JJ6WCDDk 559 そのようなレスは、雑談スレに書きましょう。 1-3をよくお読み下さい。 562 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/19(月) 01 08 ID vqgv8CwI 561 すまん 563 名前:鳥が空を飛んでみたら。~1~ [] 投稿日:03/05/19(月) 18 09 ID WwsWhSDS 「自由になりたいんだ。」 その小鳥は思う 「出来るなら 毎日窓の外の青い空を 自由自在に どこまで求んで行きたいんだ。」 小鳥は思う ある暑い夏の日 その日は風が強かった 部屋の中を吹き抜ける風とともに 小鳥のカゴはゴトンっと倒れた 564 名前:鳥が空を飛んでみたら。~2~ [] 投稿日:03/05/19(月) 18 13 ID WwsWhSDS 小鳥の視界には 加護のわずかな脱出口が見えた その穴が小鳥にどう見えたかは知らないが 鳥は飛び立った まだ見ぬ希望へと向かって。 燃え尽きることのない太陽 果ての見えることのない大地 どこまでも青かった空 小鳥には全てが新しく見えた 565 名前:鳥が空を飛んでみたら。~3~ [] 投稿日:03/05/19(月) 18 17 ID WwsWhSDS 小鳥は飛んだ そりゃもう自由奔放に そのうちドコからか 「アイツどこの野郎だよ?」 「見たことねぇなぁ」 「何ぃ?ダッサ~」 こんな様な話し声がちらほら小鳥の耳に 小鳥は耐え切れなくなり また戻った 自分の居場所に 束縛から自由を求めた小鳥 小鳥の目に自由はどう映ったのか 小鳥はそれからカゴから出てない 566 名前:六年間の呼吸 [] 投稿日:03/05/19(月) 22 30 ID iiY0uxpx この錆び付いた鉄棒を握った 数え切れない腕 この渇いたグラウンドを駆けた 数え切れない脚 この色褪せた風景を映した 数え切れない目 きっとあの頃は最も愚かで 最も研ぎ澄まされていました なにもかもがたいてい形を変えていきました 世界の中心とその広さの定義を 何度も塗り替えては 何度も塗り替えていました それは空気のように柔らかくて いつでも満ち溢れています けれど誰が 己の呼吸などを意識することでしょうか ほとんど気にもせず 少しづつ世界を吸い込み 取り入れては また 少しづつ吐いては 世界に混ざっていくのです 今のわたしには 今の生活があります 「絶対に、自分とは絶対でありたい」 頑なに線を引き 寸々になるまで身を引かなかったあの頃 きっと裏切られたと思うかもしれません ただ それでもすこし 許してくれるような気がするのは 今でもすこし わたしのなかに あの頃のわたしが残っているからでしょうか 真夜中に忍び込んだ見慣れたはずの校舎は もう朝を迎えないかのように いちだんと静まり返っています 567 名前:六月の旅人 [sage] 投稿日:03/05/19(月) 22 39 ID rKJRv3Gg 雨がやんだら 屋根を強くたたくこの雨がやんだら 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと心に決めていた 雨の中の山小屋はぼくの城で ぼくは(ひとりで)すべてを築きあげた ぼくのあらゆる理想や夢や欲望や あきらめや妥協がそこには詰まっていて それはそれで ぼくは快適だった 雨がやんだら 屋根を強くたたくこの雨がやんだら 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと心に決めていた ぼくの城は ほどよく強固であり ほどよい広さであった ほどよい湿気をたもち ほどよく友の訪れがあった ほどよく幸福な幼年時代を過ごし 肉親の愛情を都合よくもまだ覚えていた ほどよく不自由のない経済状況で ほどよい友情や愛を確かめあい 若干の恥や挫折や苦痛を味わって ほどよい位置で卒業写真におさまった 暇を持て余しては 何か面白いことない? と言って 皆で笑いさんざめいていた 568 名前:六月の旅人:続き [sage] 投稿日:03/05/19(月) 22 40 ID rKJRv3Gg 雨がやんだら 小屋の屋根を強くたたく この雨さえやめば 雨に遠くけむる 山のむこう 海のむこうへ 今度こそ 歩いていこうと心に決めていた そう いつの間にかぼくの体は大きくなって 頭はすっかり天井を越えて 小屋を壊すまいと必死に身を縮める 降り続く雨に屋根はすっかり腐って ずぶぬれで洟をすすりながら ぼくは まだ ここにいる 雨がやんだら 屋根を強くたたく この雨さえやめば 彼方にけむる荒野をめざして 歩いていこうと 心に決めていたのに 569 名前:振動 [] 投稿日:03/05/19(月) 23 17 ID FvXliO7f 立ち込めた黒いガスに周りを見失った。 遠くに輝くのは無数の点 来た道を振り向けば青い星が目に映り 僕は旅立とうとしていた。 この世界の果てでなく、この世界の下でもなく はるか上へと目指した。 持っていくのは思い出の鉛筆と 写真は・・・やめておこう、どうせ一人で行くんだし。 この世界に興味があった。 果てにも下にも、上にも でも僕は上を選んだ。ふと見上げた青さが気になったから。 どこまで行くのか、それは僕にも。 ただまっすぐ進み、負けないように鉛筆を見て、 わかるのはもう戻れないこと。 一歩踏み出し止まれずに 疑問は最後にとっといて今は進む。 気がついたら揺れていた。揺れというほどもないけど、 細かに、まるで自分の星の息吹のように 忘れていたあの感触を映して鉛筆を動かして。 遥か先に吸い込まれてゆく 鉛筆の映した すべての原点へ 570 名前:へへへ 1 [] 投稿日:03/05/20(火) 00 46 ID lRA/Xmm9 ののなかには なにがあるのか のを穿ち中を見ると めになる めはしかし つかんだ真実をぬと かくしてしまう おいこら なにがあったんだと問い詰めても 知りたいかい? ひひひ とワラわれると 何かもう知りたくもなくなった あんただって交わる よくあることです あんなナカのこと 知りたがるなんてバカですよ ただ交差するだけですよ ハハハ と笑われると 最初の疑問が干からびて どうでもいい 感じになった 571 名前:へへへ 2 [] 投稿日:03/05/20(火) 00 49 ID lRA/Xmm9 ただ おい あんたも 穿ってみることはできる とどこかで言っているような気がしたのは 干からびて まだ残っている疑問から開放された 生気が オレのまわりで揺れているのかもしれないが でも干物はもう ほしくない つ^^*うか 干物の生気のナカで がんばろ と思ったのだが この ののなかには 何があるのだろう のぞいてみようか これからの ことだしと思った なにもないよともう一度 生気の言う声が聞こえそうだが へへへ と笑っておこう 572 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:03/05/20(火) 00 50 ID nV4YQ9hV 550-551 長ぁ~い前置き☆がなかたら、最後二連わけわかないよね★ 「中」は孤高であり、交われば相手をゼロにしてしまうものなのかぁ☆おもちろい♪☆ んでも最終連なんか見ると、「中流家庭」なんて言葉も連想したりして★ 552 みゃぅ!☆ 心得ておきまつ☆ 相手を上にあげても、下にさげても、いけないのでつね☆ んで? んで~? 先生、なにか具体的なお話で、もっと詳しく聞かせてほしいですぅ~★ 555 わけわかめ~★ って、なんかそっくりな詩を前に見てるよーな??★ とりあえず、やりすぎでついて行けないっすぅ!★ 変態さんぢゃん~!★ 「それでも」とか、文体もカタいよ~★ 葡萄の味とか表現してほちかったな★ 557 ロシアのなんとか人形みたい~☆ あるいは、なんとか箱? なんだっけ。。。 あの、開いても開いても、中から箱が出てくるやつぅ~☆ 仲よし関係と敵対関係の中間でどちらにも決めきれずたゆたっているヒトが 結局は家の中にいるのね。仲本工事って、ドリフの中でも「中」な存在って感じするぅ~☆ 573 名前:「スラッシュ・ドット・スラッシュ」 1/2 [sage] 投稿日:03/05/20(火) 23 32 ID xLESavJ/ html head title スライドしたあとの空 /title /head !--それはスライドするためのものではなく,または止まったままの どうでもいい空-- body h3 その鮮やかな糸の上で /h3 p /p p いつもそうやってある空を目指していた誰かが br ある雨の日に走って帰ろうとしたことも br 見上げた山の近さに忘れられないと叫んで br 何も返ってこなかったその寂しさを抱えているなら /p !--実際その風景があったところは背景も何もなく 語られる対象もいつも霧の中にいるような空想である-- p なぜか雲のなかった今日の青空に向かって br すらりと立ち上がっていた煙突の鮮やかさのように br テンポを速めていく足音を追いかけていったのは /p !--その願いだけ叶えられてしまえばいいと思うのにも関わらず 語り語られる主体という存在をあれだけ過信して人々は饒舌になっているのだが-- 574 名前:「スラッシュ・ドット・スラッシュ」 2/2 [sage] 投稿日:03/05/20(火) 23 33 ID xLESavJ/ p どの時間を向いても途切れない気持ちの後で br その先だけを見すえるような目の br 欠片だけ集めてしまって今日は br もう一度あくびだけをしたのです /p !--その次の朝目覚めて,彼はさっきまで自動筆記されたらしいものを破り捨てた 感傷が明らかに文字に干渉していくその光景を見なかったことに ある意味で安心を覚えつつも,ちょうどひとりでに歩き出した神輿のような 場違いさと恥ずかしさを今は気づき過ぎてしまった,ということのようだ。-- p その先にはきっとスライドしてしまった空 br 散らばる真っ白な糸の向こうの 青い空 /p !--以上,ある時点での記憶と引用からの再構成でこのファイルをお送りすることとした。-- /body /html !--なお,このファイルは3日後に自動削除されることとする。アーメン。-- 575 名前:たまごのきみ(1) [sage] 投稿日:03/05/21(水) 01 25 ID ASGAQFft (1) 殻は、白くて岩みたい なのに、その中に きみがあることを知っている (2) 白色蛍光灯の下で、きみは 白いお皿の上で、何度もわたしと逢ったことがある 見慣れたきみは、スマイリーみたい そんな風に 絵に描ける、きみだった (3) もっときみを知りたいと思った、何気ないお昼に 殻、そのてっぺんに 手動ドリルで、穴を開けた チックン、ギルリと、穴を開けた 576 名前:たまごのきみ(2) [sage] 投稿日:03/05/21(水) 01 27 ID ASGAQFft 覗く、と中は 透けた肌のように、意外に明るくて どろりとろりとした原初のスープに馴染んで きみがぼんやりと、居もしない魚たちを目で追っていた わたしはそれを絵のように記憶して しかしわたしはそれを絵に描けない それは、きみのぼんやりが ぼんやり複雑すぎたから きみの明るさも きみの哀しみも きみの誕生も きみの終焉も きみの、きみの、きみの数えきれないすべてが そこにあったから わたしは、きみに呼びかける そっから産まれておいでよ こっちへ、おいでよう きみは、顔じゅうに目のくっついた蜘蛛の表情で ボクヲ、知ッテクレルノ? ボクヲ、ワカッテクレルノ? ボクヲ、ボクヲ、ボクガココニイル理由ヲ あっ、黒い これ、黒い? 577 名前:たまごのきみ(終) [sage] 投稿日:03/05/21(水) 01 28 ID ASGAQFft 静かに蓋を閉めた、私の意識を占領した思いは クッキーを作る時、どうしてきみだけを使うんだろう? (4) なんでもかんでもを、いっぺんに 紙の上に絵の具でスタンプしていったら 最後にはどろどろの、とろとろの黒になる あれは黒い、ような、きみだった (5) きみはスマイリーでいいんだよね いつも朝食には白いお皿の上で、笑った絵になっていてね (6) 単純だ、きみで作った、スクランブル (7) 殻は、宇宙人の置いていった不可思議な 岩みたい その見えない中に、きみがいつもいる (0) どのたまごの中にも、きみがいつもいる 578 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/21(水) 13 34 ID RuCGvsHC れっつあげ☆ 579 名前:かおりん祭り [sage] 投稿日:03/05/21(水) 13 39 ID uzwglnoJ ~oノハヽo~ http //togoshi.ginza.st/kaorin/ ( ^▽^) < こんなのがございまーす♪ http //togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin05.html http //www.togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin02.html http //togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin06.html http //www.togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin08.html http //togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin01.html http //www.togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin10.html http //togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin04.html http //www.togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin03.html http //togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin09.html http //www.togoshi.ginza.st/kaorin/kaorin07.html 580 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/21(水) 22 38 ID Q/YaO8ad 563-565 「中」っつーより「外」のような。。。文章はやや説明的かつ平凡。 しかし、「どこまで求んで行きたい」「加護」等、造語のセンスが凄まじい。 小鳥の心の読める神格者、単なる第三者、どちらともつかない中途半端な視点はもどかしいな。 568 うむ、ポエジイーとかいうやつは、感じた。が、後半になるにつれて 視点が近くなってくるはずなのに、かえって像がぼやけてしまう感じするる。 一読目、主人公は小学六年生なのか? とか、なぜだか誤読してしまった。 「何度も塗り替えては~」「絶対に、自分とは絶対で~」←オーバーだと思う。 567-568 「雨がやんだら、やるよ」とか言いながら、やるべきこと一日延ばしにしつづけて、 雨が一生やまなかったら困るよな。あるいは、かえって安心したりするかもしらんけど。 同じようなフレーズがリフレインしながら、実は徐々に変化してんだな。内容も、文章も。 ただ、抽象的な言葉も手伝って、どうにも固くて読みにくい印象は拭えねぇな。。。 569 なぞなぞめいてて、歯がゆいな。 「思い出の鉛筆」の思い出を描かないその意図は、なんじゃ? タイトルからすると5連目が肝って感じするが、ここもよくわからん。 背景が思いっきり省略されてる感じだ。かといって、一行ごとのテンションゆるいから、 ひたすら「何が起こってんねん!?」としか、感じなかった。うーむ。 570-571 もう、好き勝手にそのミョ~なのの字の言葉の遊びのをたのしませてもらったぜ。 じゃあ、のの中から芽が出たらあになるんじゃないか! とか。 しかし、べつにのである必然性とかないよな、とかいう疑問さえのの字を書いてしまう。 パワーだ! 何のパワーだかわからんけど。それでも正直、パワーかな? 感じたの!! でも、もうちっとギュッとしてくれたほうが、もっと感じたかもな。へへへ。 581 名前:無題 [] 投稿日:03/05/21(水) 23 10 ID 4sM+qBFl 目を醒ますと やはり 同じ朝 外に出れば やはり 同じ人 夜になれば やはり 同じ一日 ツマラヌ人生と 他人は言う ツマラヌ奴らと 僕は思い ツマラヌ自分と 決め付ける だから 僕は眠る 目を閉じれば そこは 違う夜 夢を見れば そこに あの人 陽が差し込むと やはり 幻 クダラヌ自分と 決めるのは クダラヌ言い訳 逃避だけ そんな自分が嫌だから クダラヌ世界を 飛び越える だから 僕は会いたい 眼を見れば 僕を 解き放つ 声を聴けば 僕は 蘇る 陽が照らす顔 僕を 生かす 582 名前:あわび [] 投稿日:03/05/21(水) 23 11 ID r/CQ4U8E http //yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html 583 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/22(木) 00 32 ID /yoVOn0n 555 未成熟(→モラトリアム)感を醸す同語反復過多という手法で 徐々にたかめてきたテンションの最高潮に達した最終連冒頭2行が 滅却(←呼吸難)(←虚しさとしての「皮」のラベリング)、退行(←蛹)そして防衛(←鎧) などのみならずそれらに相反する 実(み)への同化による自己充実のための衝動をも表現し強い印象をのこすのなら むしろ実(み)よりも「皮」のことをうたっていると思います。 584 名前:山崎渉 [(^^)] 投稿日:03/05/22(木) 02 37 ID R3rNNKvM ━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━― 585 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/22(木) 06 20 ID 0X5Gcdu0 age 586 名前:見た目とのギャップに悩む者への詩(1/3) [sage] 投稿日:03/05/22(木) 21 08 ID SlztF9GK 『中』ッ! 中の人などいないッ!!! http //that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1042423290/ ……………………… 『中』ッ! それは発電機である! 鶏卵の中身は何だッ!! 黄身ッ!!! 否ッ!! ヒヨコの素である!! 鶏卵の中身は何だッ!! ヒヨコッ!!! 否ッ!! 黄身である!! 例え同じ中身であっても! 視点が違えば意味が変わるッ!! 一概に言い切ることは不可能ッ!! そのものの真の意味など無くッ!! 観測者の見解で決定されてしまうッ!!! 俺は自分自身を漢の中の漢と思っているッ!! しかしッ! 今聞いてる奴の中にいる筈だ!! 俺を三枚目だとか阿呆だとか暑苦しいとか思っている奴がッ!! ふざ けン なッ!!!! 587 名前:見た目とのギャップに悩む者への詩(2/3) [sage] 投稿日:03/05/22(木) 21 08 ID SlztF9GK 上っ面しか見えない貴様らには俺の漢らしさはわかるまいッッッ!!!! しかし人間、物理的に上っ面しか見ることができないのも事実ッ!! ならば物理的に見せるまでッ!! 人に優しくッ!!時に厳しくッ!! 熱い心とテーマソングを胸にッ!! 俺の漢度を見せてやるわッ!! 貴様も漢らしさを存分にアピールするが良いッ!! ええいッ! 話 は 最 後 ま で 聞 け ェ ィ ッ ! ! ! 四六時中アピールするなぞうざったいわッ!! 俺は選挙カーが嫌いだッ!!! 戦略的不可欠とはいえ非常にやかましいッ!! 誰が貴様なぞに入れるかァッ!!!! 当選するなら格好良く当選しろッ!! つまりッ!! 内面から光り輝くオーラでッ!! 市民を熱に当ててしまうのよッ!! 真のカリスマなら可能ッ!! そして漢も然りィッ!!! 真の漢ならばッ!!! 「漢気」が視覚的に見えてくるッ!! 「ダンディ・オーラ」が具現するのだッ!!! そして奴らは漢らしい行動をごく自然とこなすことができるッ!! 奴らこそジェントルマン紳士ッ!!! ダンディッ!! セクシィッ!! 588 名前:見た目とのギャップに悩む者への詩(3/3) [] 投稿日:03/05/22(木) 21 09 ID SlztF9GK しかし奴らとて余裕は無いッ!! オーラを絶やすまいと心の中で必死に発電機をこいでいるのだッ!! そう!自転車のペダルをこぐと発電するアレだッ!! どんな誘惑にも負けずにこぐッ!! 苦しいときに薄ら笑いでこぐッ!! 努力無しに漢にはなれんのだッ!! 貴様の中には何があるッ!! 熱い漢の魂かッ!? 全然見えないぞッ!! 思いっきりこぎまくれ!!! 強く早くこげばこぐほどッ!! 貴様のオーラは強く明るく光るッ!! やれッ!! 空回りしない程度になッ!! (逆回転で勢いよくこいでも眩しく光るのは秘密だッ!! 俺達の約束だぞっ!!人、それをニヒリズムと言うッ!!) 589 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/22(木) 21 12 ID jDRt5LeH かっけー(* ´∀`) 590 名前:「 」を声にして [] 投稿日:03/05/22(木) 23 45 ID gnkq86Pv 彼はしゃべれなかった 意識した言葉は喉元にさえ出かからず ただ胸の底にある水面を逆さのお椀とさせるのみ 生まれつきだった イジメにもあった しかし彼は頭が良かった この不治の病を治そうと 自らが医師になると 小学校の時分に決めてしまい 背が縮んでしまいそうな勉強の末 みごと名高い医大へと進学した ここで彼は (陳腐覚悟で)運命としか表現のしようがない女性との出会いを果たしました そう それがこの私なのです 私もまた彼と同一の境遇で 心拍数を同調させるようにしながら引かれ合ったのです 大学の二年生 落葉樹も恥らうように赤らめる 秋の夕暮れのことでした それからというもの愛を知った二人は毎日が大火事だった お互いが初めての恋人で 闇雲に上下に振られ 栓を抜かれた直後のビール その発泡の勢いが惜しげもなく披露されて テーブルやベッド カーテンなどに浸透していき 次の瞬間には アルコール臭いそれら場所へ火の灯るマッチが幾本も投げ込まれていた 彼は勉強が手につかなくなり 私に至っては 幼年からの趣味であった小説制作だけに従事し しまいには揃いも揃って単位取り損ね 留年することにまでなってしまった 591 名前: [] 投稿日:03/05/22(木) 23 45 ID gnkq86Pv この日 彼は渦巻きに落ちていた 悪い成績なんか鍵が紛失したような金庫へ閉じ込め 沈没船の宝とともに眠りにつかせていましたが この非常事態を 鍵のありかを いつも ぼんやり視界の末端に認めていたのでしょう 不真面目だった、当然の報いか 水分をかきわけるように上向き加減で両手が訴えていました 私といえば 彼ほどの痛みはなかった 医大に来て良かったこと それは彼との出会いだけしかなかったから 医大に来た動機は彼と同一でしたが 小説家になりたいという想いがしだいに実りを迎え あと少しで収穫の季節だったのです 喫茶店の客が私たち二人しか存在しなくなるまで 無為に顔だけを突き合わせていました ◇ しばらくして私たちは金銭的な理由でなく同棲し始め 蜂蜜が主食に似た生活を営んでいた とある日 そのアパートで 私はまたいつものように原稿用紙を別世界へと仕立て上げていました こんなことは同棲する以前から良くあったことなのですが 医師になる夢から 他の医師の卵たちから 蟻さんと象さんほどの落差を感じてしまったせいだろうか 彼は夢を求める私の隣りで かじるアンパンに羨望という唾液を滲ませていました また一つ快い音 鳴らし 私が会話部分を 」 で閉めたとき 前触れなく彼が騒ぎ出した 大発見だ、これだこれだ しきりに両手が叫び もうこれしかない 私の頬へ口づけました 592 名前: [] 投稿日:03/05/22(木) 23 46 ID gnkq86Pv それ以来 彼も作家を志すようになりました ジャンルは SF だそうです もちろん主役を彼自身に設定し 名前も本名を使用しています そして作中の一場面 彼は肉づきの良い声でこう述べます 声を俺のものに、自分のものにしたんだ だいだい一週間前、近所にある古本屋で『病気が治る本』というのを見つけてね それを昨日、読了した そのとき! 本当にすごいんだ、 本の中から 「 と 」 がありったけ脱出してきたんだぜ! 宙で舞い踊るんだ! そしてさ 「 は俺の頭のてっぺんに、 」 は足の裏にへばりついてきやがる ひっぺがそうとしても全然ビクともしない、もう俺は錯乱状態だったよ で、俺はうわーって悲鳴上げてた、そう、声が出たんだよ! 誰か助けてくれーって、俺、しゃべってたんだよ! これってさ、きっと奇跡だと思う だって机の上にあったはずの、あの本を探してもどこにも見当たらないんだぜ? そうとしか言いようがないじゃん 今では私も影響されて 自分自身を小説の中に登場させたりしています ◇ 二回目の大学二年生が終わろうとしていた頃 黄色い花びらにくるまれて 私は赤ちゃんを産みました 593 名前: [] 投稿日:03/05/22(木) 23 47 ID gnkq86Pv 彼も私も医大を中退し 彼は広告代理店へ就職しました 私は育児に追われる毎日となり 小説どころではなくなりました 彼は彼で仕事が大変そうでしたが よほど作中の自分をしゃべらせるのがおもしろかったのでしょう 処女作という名の産卵のため 河川を逆流する鮭となりながら執筆に励んでいました とある新人賞の応募も間近に控えていたことも 彼をそう駆り立てた原因かもしれません しかし 新婚旅行はハワイだとこの頃から決まっていましたが 現在もまだ行けていません はてさて いつになることやら ◇ 我が子が一つ年をとった少しあと 彼の処女作『ひとのさえずり』が最優秀作品に選ばれ 世間から脚光を浴びました 会話部分がとても読みやすい トキの羽毛の柔らかさと色を想起させる優しい文体で 誰にでも親しめるSF小説として評価されたようです そうなのです 名声というなかなか発することができない声まで 彼の手は掴んだのです まあでも これはおまけでしかありませんね そして今日も彼は 開いて 「 言葉を入れて 」 閉めて 彼自身をしゃべらせる 小説に産声を与える おぎゃあ 594 名前: [] 投稿日:03/05/22(木) 23 48 ID gnkq86Pv 私のおなかの中にも赤ちゃんいます 二人目です 彼はまだ知らない あした教えよっと 彼が書いた小説を何とはなしに手に取る人たち 彼がしゃべれないなんて思わないだろうな なんて思いながら ずっと好きだから 595 名前:青い壜の中 [sage] 投稿日:03/05/22(木) 23 57 ID XLc9OFCb 毛穴から差し込む星のような灯りに 私の体内は青く沈み 濡れた石の手触りの 人の形のがらんどうで ただ半透明に揺れる昔の犬や 姉や 男 同級生の幽霊の列が 遠くまで続いている 横になって 遠く 鼓動を聞いてた筈の 午後だった ラベルの剥げ落ちた 青い小壜を抱いて駆ける ああ やっぱり心臓のかけらも 脳みそもなにもない ただ天窓のように 明るく濡れた 眼球の向こう側に揺れる 日曜日のTV 新婚さんいらっしゃいのそのうしろ 私の窓の中には ガラス製の青い空 白く剥げ落ちた 真昼の月 596 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/05/23(金) 00 01 ID m8TqWI67 しめきりでーす。 これから審査に入ります。一応26日くらいまで。 どなたさまもヨロシクね。 597 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/05/23(金) 00 40 ID m8TqWI67 今回は後ろから寸評。 595 青い壜の空虚は良い。小道具が使い古し風なので一工夫を。 590-594 視点をことばの追求だけに絞れば面白かったかも。 586-588 最終2行の気紛れさが微笑ましい。前半は冗長か。 581 「会いたい」の対象(あの人)がピンボケに感じる。 575-577 ポエジーは凄い。が、予定調和的な展開が残念。 576-574 ことばの爽やかな疾走。最後に照れが入ってしまったか。 570-571 展開はうまい。こじんまりとしたナンセンス、かな。 569 「揺れ」の感動を伝えてほしかった。ペンシルロケット? 567-568 ことばの硬さが気になる。テーマにとらわれすぎか。 566 4連め、脱線しているか。ことばのみずみずしさが、よい。 563-565 この後からが、詩だと思う。扉が開いてるのに籠から出ない鳥。 557 仕方なく迷宮を楽しんでみるのはどうかと。ドリフ、いいね。 598 名前:581 [] 投稿日:03/05/23(金) 01 09 ID EqxOVTIT 597 ありがとうございます。 「中」に拘りすぎた結果ですな。 素直に反省。 ってかもっと練ればイイ話か。 599 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/05/23(金) 01 15 ID m8TqWI67 555 中味を濃くしたいなら、前半からトップギアで。最後だけ坂道。 552 これでいいのか?これでいいのだ。あとはコメントなし。 550-551 やわらかい考察は好き。あまり納得はいかないけど。 549 もう一歩踏み込んだ表現がほしい。 547-548 美しい板書は一つの芸術かもしれない。着眼点は、よい。 545 アツくなってる感じは分かる。中途半端に複雑な印象。何でリーチすんの…。 544 ちょっとした愛情は微笑ましい。ポエジーには届かなかったか。 541 ことばも出ない杜撰さ、だなあ…。いい意味でも、悪い意味でも。 539 いい感じだけど、妙なことばのデコレートが気にかかる。 538 何か無気味だね。フレーバーを排除しているためか。 537 中の人は、別にお腹じゃなくてもいいような気が。 535-536 「洗濯機」である必然性は?もう少し具体的な情景描写があってもいい。 600 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/23(金) 01 39 ID 3VwC84lV 600 601 名前:【投稿作品一覧】 第35回 お題「中」 [] 投稿日:03/05/23(金) 20 22 ID /WTmNgDk 535-536 彼 537 心優しきいじめられっ子 538 メッセージ 539 クリィム 541 なかデラ 544 酸っぱさを越えて 545 国士無双 547-548 もののことわりB 549 内側 550-551 中なかなか 552 中とは 555 葡萄の季節 557 無題 563-565 鳥が空を飛んでみたら。 566 六年間の呼吸 602 名前:【投稿作品一覧】 第35回 お題「中」 [] 投稿日:03/05/23(金) 20 23 ID /WTmNgDk 567-568 六月の旅人 569 振動 570-571 へへへ 573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」 575-577 たまごのきみ 581 無題 586-588 見た目とのギャップに悩む者への詩 590-594 「 」を声にして 595 青い壜の中 以上、24作品。 603 名前:☆ アナウンス ☆ [] 投稿日:03/05/23(金) 20 26 ID /WTmNgDk 審査機関は 5/23~5/25 までの3日間です。 審査員の方々、よろしくお願いします。 604 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/23(金) 20 29 ID 3VwC84lV おつ。 605 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/05/23(金) 22 01 ID tSw+DSKU 【3点】 ごめんなさい。なしで...。 【2点】 595「青い壜の中」最初の二行がすごく綺麗です。 青い空虚の心情がすごく伝わってきました。 「新婚さんいらっしゃい」の出しかたはちょっと醒めるかも。 【1点】 535-536「彼」磨かれて、蝶になって、でも人間は美しい?「男の選択肢は」←おもしろい。 537「心優しきいじめられっ子」自分より中の人が心配。中の人がちょっと見えたかも。 539「クリィム」うん、クリィムの感触だ。 544「酸っぱさを越えて」自分だけがわかってあげられるんだ、好きなひと。 555「葡萄の季節」最後の「待つんです」ってのがよかったです。 566「六年間の呼吸」あの頃見ていた、生きていた、世界。 570-571「へへへ」ひらがながかわいい。 573-574「スラッシュ・ドット・スラッシュ」全然わからないので。降参点。 606 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/24(土) 02 38 ID VDRlivhA やべぇ。。。締切24日だと思ってた!!! は、早く全作品の寸評を終わらせないと。。。 573-574 うーむ。それをタグの使えるところに貼って見たら、どんなんなるんだ? ドリームキャストの俺を除け者にするな!!!!! そういう風にして見て初めて完成品になるのなら、俺には読めねぇ。。。(涙 575-577 前半は、食卓の風景と内面世界の風景とがオーバーラップしてる感じで、とてもいいな。 575以後は、ちと冗長じゃねぇかな。 結局、最初から最後まで同じ情景を描いているようで、ちと不満だった。 同じ情景ならそれで、もっと短くしたほうが締まると思ったぜ。 581 なんで「無題」なんかな。気恥ずかしいんかな。 テーマとしては、よくある「夢の世界に逃げたい、でも夢の世界が現実に 現れてくれれば、ぼくは救われる」系かな。 つーか、これも鳥篭の作品みたいに「中」っつーより「外」じゃねぇのか。。。 ふぅ。あと三つか。。。あと三つ寸評したら、ぼくは死ぬんだね、ママ。。。 あな、おそろしや、丑三ツの激辛呪い。。。 607 名前:霧都 ◆SNOW/oy/Uw [sage] 投稿日:03/05/24(土) 07 15 ID HsbiAiG4 おはようです。人生このくらいのものよね、の土曜日。点数置いて行きます。 573-574 「スラッシュ・ドット・スラッシュ」 3点 547-548 もののことわりB 2点 586-588 見た目とのギャップに悩む者への詩 2点 590-594 「 」を声にして 2点 535-536 彼 1点 541 なかデラ 1点 550-551 中なかなか 1点 575-577 たまごのきみ 1点 595 青い壜の中 1点 608 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/05/24(土) 22 15 ID 48B7e5ws 瑕にヤンヤも言わせてね(ぺこ。 535-536 彼 閉じこもり?・モラトリアムからの脱出景色(かなぁ)は、沢山見てきた。 「うん、皆そんな景色言う」で詩として、、、「~なった」「~している」 「~した」が、読むにつれ案外だるくなくリズムにすら感じる不思議。技? 説明し過ぎも「死の淵に発芽しては、流されていく」としたら何が変るんだろう。 537 心優しきいじめられっ子 ぁぁ、、、どぉして、、、「中の人」仮にオリジナルだって言っても やっぱりニチャン用語だもの。それ割り切って活かしてる、でもないよね。 「中の僕」「中身」かなぁ、いえ、わかりません。惜しいんです。 538 メッセージ 「あなた(私)を傷つけた人(私)」だよね。 ん、葛藤とか自己嫌悪あるよね生きてたら。自殺する気? SOULの解放出ておいでで、BODYが消えたら何処へ出ようか。 分らなくもない、自分から自分を守ろうか発言は、崖っぷち感ひしひしも。 539 クリィム 最初どうしてカタカナにしたのかなぁって、読んでみてはいはい。 くりぃむ・クリームじゃないね。ギズモ、グレムリンになっちゃったとか ホラー映画のタイトルみたい。相手の中でデコされてく自分とか、 そして執着してる、しあいっこ?泥単語抜きで、ここまでの粘着感かぁ。 609 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/05/24(土) 22 27 ID 48B7e5ws 541 なかデラ 最初ドキドキ「何その雑誌、女性向け?」。 落ちがあるのは詩じゃないとか思わない。それ以外の部分で感じたの、 これって、、、小話?「乙女の聖域」「未知の少女の香り漂う」で曖昧逃げしてるかも、 いっそグロイ想像詳細に聞かせても。んー、エロならエロく遠慮なくカモンです。 544 酸っぱさを越えて 十代?最後連とか素直、、、見た目で選んだわけじゃない。って すこーし整理されてないの感じるの「輝く紅玉は、どうせ不味い」 →「ほら、素朴な津軽が甘かった」→ところが「紅玉やっぱ凄かった」 ではないんだ。甘い津軽で良いんじゃない?とか意地悪心がチョコマカしちゃう。 545 国士無双 ありがとう程良いヒント。麻雀かぁ、私全然だ知識。 役満貫調べたら、中華料理みたいな名前ズラリ。この作品の醍醐味わからずながら 最後の二行とか感じた。一見最悪なおじさん描写の固定観念も、人によるなぁって 格好良く見える不思議(全余談。中(ちゅん)がどうなんだろう、、、ギブ。 547-548 もののことわりB 上手、楽しい話だね純文学チックえっと、「語られた全て」を教えて。 って「尊敬」よね?わかるな、全てを見ちゃうよそして説明なんて出来ない。 好きな物の悪口言われるの嫌いだな、話してるたった今に限っていうならば、 対象の是非よりも「私がそれを好き」と言う事実のが、重要だと思うの。 ん、中と外に分ける必要ないかも、中も決め付けて尊敬しちゃえ。 549 内側 ミ○・プルーンソース?ん、この作者さんに言うことじゃないかも(だから、あまりは気にしないで) 即効思い出したん、怖いって連呼せずに恐怖見せて欲しいとか、前にほざいたな私ごときと。 たまにそれがお見事もあるの怖い怖いの連呼、こちら発狂しそうになる。 もしならなきゃ、とても軽いのね。実は取り扱い注意形容詩かも。 {610 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/05/24(土) 22
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/101.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 3rd edition~~」の439-513 439 名前:雨 ◆sXJFXmoY [] 投稿日:02/09/18 01 56 ID 8kZKMJR3 419-421です。 審査員の方々おつかれさまでした。 早速次のお題行きます 食欲の秋つうことで「味」でお願いします。 440 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [age] 投稿日:02/09/18 02 49 ID QpugrZxw 439 雨さん おめでとうございます。お題、ありがとうございます。 では、次のテーマは「味」 締め切りは9月26日午前0時です。 (間違ってたら、誰か教えてくださいね……汗) 投稿のきまりをよく読んで、ふるってご参加ください! 441 名前: [] 投稿日:02/09/18 03 50 ID s9g2LZYd http //pc.2ch.net/test/read.cgi/hack/1031228609/466 442 名前:微熱くん ◆/504x/.Q [] 投稿日:02/09/18 05 05 ID ttSYFsAU PCが不調でアクセスできませんでした。 申し訳ない。 443 名前:今週のちゃんぷの詩ですが。[age] 投稿日:02/09/18 09 00 ID +e6yCORk 「深い森」ねぇ・・・。 読んだけどさ、心にせまるものが、心の鐘を打ち鳴らすという 斬新な訴求力が微塵も感じられなかった。 ただ淡々と無感動に物語っただけなのでは? 申し訳ないが、詩文としてはごくつまらない部類です。 444 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/18 09 22 ID WV6wovtB >ちゃんぷの詩について 読者の感性の浄化にも、苦悩する日常を癒すことにも 「深い森」という詩はさほど貢献していない。 したがってこの詩の「価値」を述べるならば 決して高いものではありません。 445 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/18 09 44 ID xjUZfGWG モチーフが幻想なのだろうが それにしてもその書き込みには浅さを感じる。>深い森という詩。 446 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/18 10 06 ID bT9al1KY >深い森という詩の最後の一行の 「僕はひとり」←なんかこの一行がこの詩を壊しているように 感じるのは俺だけか? 447 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/18 10 35 ID 4mHFhqEw やはり優れた詩文というものはなかなか出てこないものだね。(笑 448 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/18 20 08 ID PtiZCKto 食欲の秋だ~♪ キノコが美味いぜっ☆ 「味」をテーマに好きなタイトルをつけて詩を書いて 投稿してくださーい(悪文の見本☆) ルールは 2をよく見てネ!☆ 締切は9月26日午前0 00時で間違ってませーん☆ 間違ってたとしても、あたしが強引に決定する☆ 449 名前:無題[sage] 投稿日:02/09/18 21 46 ID 6aVOUrMs ロマネの価値を知り ボジョレ解禁を待ち キャビアはカスピ海 三陸から蠣を取り寄せ 輸入物の松茸は食わず 牛は松坂 鰹は初物に限るといい 女も初物がいいと宣う ジョークは年代物 あなたが知っているのは金の味 僕が知っているのは嫉妬の味 所詮 一つの木にぶら下がる秋の柿 落ちてしまえばカラスすらつままない 450 名前:大都吟味[sage] 投稿日:02/09/19 01 40 ID bqIs+SQT 擦り減った影に ふわりと重ねた影 鼻につく硝煙に 振り返えったのは 嘘みたいな 耀き浴びて 綻びた 一つの標識が 其処に在ったから 薄暗く狭い 小路を潜り抜けると 吐き出した息が 宙に吸い込まれる ぽろぽろと 零れ落ちた垢 雑踏に潰された 紅い実から 流れ出す滴を おもむろに包み 呆然と 食指を動かす 舌先で 濁った幻覚混じりの 景色を肴に 乾いた喉を 癒す様に 舐め回した 甘ったるい匂いとは 裏腹に 真っ黒に淀んだ 苦さで満たされて ああ 理に惑うのは 仕方が無い事だ と 改めて 地べたを這う己に 言い聞かす 世界が酷く美しかったのは きっと 影のせいだ なんて 嘲笑を飛ばし 誰が 削り落としていたのかを 思い返しながら 舌に残った 苦味を 唾で濡らして 滑り込んだ 胃袋の中 皮肉な声を上げて 今も 匂いの続きを 嗅いでいる 451 名前:感謝の気持ち[] 投稿日:02/09/20 01 17 ID gzv9v3NU 一人暮らしの念願かなった入学当初 買い揃えた真新しい調理道具で 毎日毎日夕飯を作っていた頃が 今では懐かしく感じられます 味噌の賞味期限を見てみれば 平成12年7月まで 所詮僕は甘えん坊で 一人で生活する能力など 備わっていなかったのかもしれません 洗った服と今日来た服は ごっちゃになって部屋の隅 3年間お盆も正月も 自宅に帰っていません あなたの顔を見ていません ギャンブル三昧そして留年 こんな親不孝の息子ですが 芋の煮っころがしが食べたい そう思った昨日の夜 体重が10キロ減って髭も伸びて 人相も大分変わったけれど あたたかい笑顔で迎えてくれて ありがとう お母さん 食卓に並ぶ料理の中には やっぱり芋の煮っころがし ありがとう お母さん 明日肩を揉ませてください 452 名前:ケムリ[] 投稿日:02/09/20 15 40 ID PpP26ffm ゆぅらり 昇る紫煙を 味わい 飲み込む 苦い 溜め息と 共に ごくん 453 名前:自作迷宮[] 投稿日:02/09/20 18 00 ID 6f8g9S4d 天の雲より伸びし糸、其の先には一滴の雫 其れは大きさを増し糸を離れる 私はあんぐりと口を開け水滴を受け止める 得体は知れないが何の躊躇いも無い 微かに広がる味、其れにより引き戻される曖昧な思い出 記憶の歯車が一斉に動き出し脳を刺激するそして衝撃 体は硬直し仁王立ちでしっかりと大地を踏んでいる あぁ・・・あの時の・・・・そうか、そうなんだ・・・・ 面白いじゃないか 天の雲より伸びし糸の雫よ 次は私にどの味を思い出させる 454 名前:味を秘める[] 投稿日:02/09/21 00 26 ID PLT4OVYq 幼い私は いつも世界に向かって 口を開けていたっけ 父のオートバイの後ろ 震動に乗って なまぬるい夜風を押し分けて ヘルメットに顔面を守られながら ぼうっと月を見上げているのが好きだった それでもコガネムシはなぜか ヘルメットの下から飛び込んできたっけ 木のような味だった お庭の芝生 寝っ転がって 雲から出たり隠れたりする お陽さまと向き合って なんにも考えない時間が好きだった 庭石の上から 生アマガエルが飛び込んできたっけ おしっこの味を初めて知った 455 名前:味を秘める(2)[] 投稿日:02/09/21 00 28 ID PLT4OVYq 今は私 口を開けてはいないけれど それでも内側で感じる味がある 世界を遮断したアパートの一室 大きなステレオ装置からは あの日の月のような音楽 膝の上に開いた文庫本からは あの日の太陽のような詩 口を開けば これまで味わった さまざまな味が 呼吸とともに出て行って 呼吸とともに戻ってくる 雨の響きのようなシャワーの音も 私の口の中から出てきて 今そこにあるのかもしれない しかし浴室から姿を現すだろう男は 生まれて初めて味わう男だ 市販のアイスキャンディーのような恋をしてきた それは溶けて今は色を変えつつあるアメーバ 私はこれから彼の肉体を舐め 私の知らない彼の顔を噛る コガネムシよりも生アマガエルよりも おかしな味がするかもしれない 456 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/23 00 50 ID RAufE3+H ほっといておいてすみません。ご投稿いただき、毎度ありがとうございます。 449 早速の投稿に敬意を表します。が、味に対する一般的なイメージを ザッと書き並べただけの印象が強いですね。ことばの運びは結構上手いし、 ニヤリとさせられるところもあるんですけどね。 450 いいですよ。ちょっと乾いたかなしみが染みてきます。「世界が美し かったのは影のせい」なんて、いいなあ。ただ、テーマと行動のわりには表現 に大仰しさを感じました。 451 これは、やはり「書きたい」という動機に基づいて書かれた詩なんで すね。平凡で、構成も予定調和ではありますが、共感を覚えます。ことば遣い も、作者の素直な気持ちがよく表れていますね。 457 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/23 01 13 ID RAufE3+H 452 うーん、溜め息も飲み込んじゃいましたか。溜め息も自由にはけない のが、世の中の常ですね。このままだと溜め息の苦さが伝わりにくいので、も う一言ほしかったところですね。 453 かつては体内にあった、循環する思い出の水なのかな。オリジナリ ティがあって、いいですね。お釈迦様の蜘蛛の糸みたい。一種の救いでもあり ます。記憶の再生の部分に、もう一工夫あってもよかったかも。 454-455 いろんな物を飲み込んで、心の糧としてきた。前半の描写が個性 的で、上手いです。心はまだ世界に開かれている。最後の展開が強引かな。 特に、今までの流れから、男を「味わう」という表現に違和感を覚えました。 458 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/23 01 58 ID V+bCPaOR 暑さ暑さも彼岸まで~ 熱さ熱さも悲願まで~ あずさあずさも2号まで~ 胃もたれ胃潰瘍、胃ガンまで~ 私の人生これまで~よ! 459 名前:○種類別名称:乳飲料[] 投稿日:02/09/23 12 40 ID X7JNVsMe ●無脂乳固形分:3.5% ●乳脂肪分:1.1% ●原材料名:濃縮乳、砂糖、コーヒー、全粉乳、脱脂粉乳、香料、 乳化材、カゼインNa、酸化防止剤(V.C、V.E) ●内容量:290g ●品質保持期限:缶底ロット記号の下段に記載 ●開缶後の取扱:開缶後はすみやかにお飲みください。 460 名前:感覚嗜好 1[sage] 投稿日:02/09/23 16 26 ID a5WCNno7 彼のことばを背にした 真空パックを夢見た 彼女には勝てなかった 首切って最後に願った グロテスクな映画は嫌いだったけど この際なら良いと思った 痛いという感覚も無かった 淡々とした世界は愛しかった ぼやける視界は涙の所為 笑ってさよなら 後は頼むね 461 名前:感覚嗜好 2[sage] 投稿日:02/09/23 16 27 ID a5WCNno7 彼は泣いたらしい 彼女は笑ったらしい ビーフシチュー 弔いの席に出されたらしい 真っ黒でどろどろ 友人は式を蹴ったらしい それ程と言う影もない ビーフシチュー 一皿だけ余ったらしい 彼は仕方ないと言って 自分の口に運んだらしい 頼んだ相手は彼じゃない 寧ろ彼女の方だった 彼女なら喜んでくれたから グロテスクな映画は嫌いだったけど 彼女は好きな類だったから 笑ってさよなら 貴方が好きでよかった 貴方の一部になりそうでよかった 解ってくれなくても 貴方が好きでよかった 私が貴方を好きでよかった 貴方が私を嫌いでよかった 462 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/23 17 07 ID trkl8+L/ 449 嫉妬していることを明言していて浄化作用がある。 だからこそ最終連は負け惜しみを言っているようではなく一つの達観を示しているように思えるのだ。 金と嫉妬とどちらが良くてどちらが悪いということないというような。 450 裏街道的倒錯感。 言葉の意味の破綻している個所が見受けられる。>「鼻につく硝煙」⇔「甘ったるい匂い」、「理に惑う」 >若干のストレスを生んでいる。 451 第4連だけで第1~3連の事情を想像してしまえるのが詩の読者というものではないだろうか。 最終行の「明日」が「さっそく」ではないところに若者のモラトリアムぶりが垣間見れていい感じがする。 463 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/23 17 09 ID trkl8+L/ 452 「溜め息」は出ていくものであって入ってくるものではないので ナチュラルに書かれていると読者は不安になる。 そうすべきではない煙を味わい飲み込むという意味の破壊と再構築がメインなのであるから 「涙」ぐらいに留めておいても良かったのではないのだろうか。 453 「面白いじゃないか」 >その面白いことを描ききってもらえないと読者は置き去りにされてしまう。 454-455 「コガネムシ」…「木のような味」、「生アマガエル」…「おしっこの味」 >今ひとつ表現が弱いために最終連の破壊力にも影響を及ぼしているような気がする。 459 明らかな説明文が媒体によって詩文になり得るかという実験が行われているような気がする。 その結果は微妙である。 464 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/23 20 48 ID RyVvWJLY 462-463さん、いつもながらありがとうございます。 相変らず冴えていますね。 459 メチャ甘のコーヒーか、カフェオレか。興味深いんですけど、詩とし ての体裁は整っていないんじゃないかな。 460-461 ライトな描写ながら、ところどころ人間の急所を突き刺している のが、たまりませんね。一つ気になるのが、登場人物の関係が不鮮明なところ。 「彼」「彼女」から突然、人称が変ってしまうんですよね。 465 名前:ミミミ [] 投稿日:02/09/24 00 04 ID fQw8o55k 月の色のクッキー 星の味のビスケット 太陽と地球の香りする君 466 名前:浄土[sage] 投稿日:02/09/24 01 08 ID iLi5emfD ついに誤字脱字をみつけた ゴミ袋の中に 黒くなった野菜のかけらや 肉汁のきれっぱしが さらりとべたつくそのなかから 黄色い魚の頭をみつけて ほんのすこし爪をおしあて 中身をえぐりだすと 清掃公社も気が付かぬほどの ほんのわずかな狂いが そこから白い粒となって あふれでていった おそらくこの太陽の中で あたたまり発酵してゆく これらいくつもの 乱反射していく光が 温もりだと思い依存していく おおぜいの存在を 467 名前:浄土2[sage] 投稿日:02/09/24 01 08 ID iLi5emfD 指をなめてみると にがにがしい歓喜の味がした ありふれるまでの黄金にまみれて 別に富豪や王者のようにふるまう わけでもなく、ただにただに ぼくらは浮遊している 如来の来迎を待ちながら そこがどこかという検証もなく 香をたきこめる 匂い袋を持ちながら 娑婆を歩いてゆこう そうしてすべては花のごとく! 468 名前:記憶の音楽再生[] 投稿日:02/09/24 01 21 ID TmDFI503 このCDをかけるのは 何年ぶりだろう? あの日には 目の前いっぱいに広がった夕焼け空 それが今は 私の目の前でしおれている かさりと畳に落ちた 夏の夜空を染めた花火を思い出す ひとりで見るとそれは 火花だった 火薬臭くて 目に染みるだけの あなたがいたからこそ 花火だった 無機質なスイッチを切る 電気の口とにらめっこ あの日 電気の口が放つ夕焼け空が美しかったのではない 花火に染まったあなたの横顔に恋をしていたのではない そんなものに味などあるわけがなかった そんなものに味など このCDをかける時が また来るだろう 今はさようなら 469 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/25 00 09 ID y89NPc7Y あと24時間ですようアゲ。 465 『ミミミ』題名かな…。可愛らしくまとめましたね。が、惜しむらく は、ぐっとくるものに欠ける。 466-467 ことばの飛躍の楽しさを感じながら読みました。最終行のカッコ よさが光ります。しかし、だいぶゴミの描写にこだわってしまいましたね。 ゴミからすぐにイメージを飛翔させてもよかったのでは。 468 音楽の描写がないのが気になります。記憶の描写で音楽を表現しよう としたのかな。音楽のイメージにのせてストーリーを展開していくと違った 印象になって面白いかも。「あの日…」以下のことば遣いが美しいですね。 470 名前:欲美人[] 投稿日:02/09/25 00 15 ID Q2/FpTIP びっくりするほどの甘い憂鬱に 少しだけ、少しだけ頼ってみました・・・ 偶然の中から整然とした悲しみが 白い、大きな花を咲かせていたよ。 471 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/25 00 51 ID cxLE5Hj/ 舌が知りたいんだと 何を知りたいんだと 大人たちの愛の形にもよく使われるあの一連の交わりのはじまりで 入れたり 出したり 識別したり 包んだり 丸めたり 引っこ抜いたり、する時にも 僕らはしっかりと 味わっている。 秋葉原の薄暗い中古ソフトショップに並んでいて少女たちを次々に襲うあの触手のやり方で 焼肉屋の焼肉のたれだとかアセロラだとかビタミンA1だとか乳房だとか玩具のミニカーだとかを 綿密に、それが善なのか悪なのか受け入れてもいいものなのかいけないものなのかを調べている。 舌が知りたいんだと 何を知りたいんだと 僕らはしっかりと味わっている。 472 名前:I was dead[] 投稿日:02/09/25 00 51 ID Q1OdIPVW [やっぱりI was bornなんだね]なんて、言わせねぇ。 俺の中には尻の先から喉の奥まで、糞が詰まってんだよ! ぎっしりな! [I was dead]なんだよ、俺はな!! 何を食っても味がしねぇんだよ! 何を読んでも六法全書みたいなんだよ! どんな美人を見てもちんぽが勃たねぇんだよ! 俺をそんな身体にしたのは一体、誰だ!! 俺だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! カップラーメン糞になるまで、牛のように 戻しては食い、戻しては飲み 食いカスばっかり、腹に詰め込んだ その報いがここに来た! 473 名前:I was dead(つづきんこ)[] 投稿日:02/09/25 00 52 ID Q1OdIPVW 犬に松茸食わせろ! 猫の口に太宰治つっこめ! 松嶋菜々子に蚤の生殖器挿入しろ! ああ無駄だ! 無駄無駄無駄だ! そんなもん、食ったかどうかも気づくもんか!! ああ世界は味がない! 俺は既に死んでいる! しかし聞きやがれ凡衆 [I was dead to be born]だ! うるせぇ、俺! 理想ばっか語ってんじゃねぇぞ!! ああ、世界はおもしろくねぇ! 天才の俺、世界を知りすぎた! 誰か俺を殴ってくれ! せめて痛みの味を知りた。 本当に殴るなよ!!!!!!!!!!!!!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー サンキュー、ベイベー、おかげで目が覚めたぜ。 ちなみに寸評は要らねぇからな。ただのサクラだ(藁)ぢゃっ! 474 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/25 02 16 ID 4ylb6h+l 「たわむれ」 銀紙を噛んだ 上下への負荷が大き過ぎた 歯の先から貫かれて、神経の根まで 舌にはブルーベリーガムの 爽快さだけ、しみた 475 名前:河童 1[sage] 投稿日:02/09/25 04 28 ID fh2fQMfG 宮川に真夜中がきて 鈴が鳴る 舟が出る 静かな水音をたてながら 下っていく どこかのお姉さんの 白むく姿が あきらめたように 揺られている 漕ぎ手は 何百年もまえから 川端町の吉崎さん 舳先には はおりはかまの まめ男 小さなかがり火が 黒い水面に落ちて そこだけ暖かく 揺れて見える 婚礼の日の 夜は深い 私はおふとんのなかで 寝たふりをしている また鈴の音 476 名前:河童 2[sage] 投稿日:02/09/25 04 29 ID 32iqZGvO お姉さんの 白むく姿はいまごろ 度会橋のピーヤの ごん掘りに沈み 白粉をはたいた きれいなおしりから 抜かれたばかりの つるつるの玉は 青い水の底で 人肌に暖かく 桃のように しっとりと甘い 私のおしりも 抱いているのだろうか うすいピンクの巨大パール 指のとどかない奥のほうに まだすこし すっぱいやつ 婚礼の日の 夜は深い 私はおふとんのなかで 寝たふりをしている また鈴の音 477 名前:醸造[sage] 投稿日:02/09/25 04 42 ID IX5EYE65 好きです 言ってはならない想い 乳先から溢れたので 緑のワインボトルに詰め 胸の底に安置した 栓が飛び悪臭を放つか 酸となり舌を刺すか 古今まれな美酒となるか 味見に来て下さいますか 14年後の8月 初めて会ったあの日に ボトルを開けます グラスを一個用意して 原料の糖度は申し分なし 天然ボケの天然酵母 温度は高くなく低くなく そう 高くなく低くなく もしも 見事酒になっていたら ゆっくりと味わいましょう あなたから私へ 私からあなたへ 口移しに 478 名前:4th ◆qTLODCXU [sage] 投稿日:02/09/25 05 23 ID jcn/aEQi 477 ??? 475 「まめ…」よくこんな形容できる ひどい 471 「しっかり」が嘘っぽい 468 あの思い出なめて 何度もおいしい 466 ため息を「はあはあ」という声にしてみる復活 460 なじめない眼差しの昼と夜 454 恋しい味覚抜きの所業の不幸 453 雲の天ぷら 452 息を吐いて思いを昇らせる 451 母 の足元見る 生 の居場所のある 国 450 句読点とか「 」つければ 479 名前:chemical[] 投稿日:02/09/25 21 59 ID XSYtPMhP havoc因習融解する珪酸タンジール結晶 dust-flake 火花蠢く tongue汁 snow 於パウダールーム 鏡の上踊るブレード網膜が記憶する slow ポリモーフィズム アルミナム臭気舐めまわすレトロフィット・サディズム 横たわる dub ゴーギャン胃液の色彩 アニマトロニクス演じるアニマ+アニムス 視界支配するテンソル象形 揺らす内耳マンデルブロート目眩 側転する地平這い回るなめくじパレード肌 メガロドン背鰭ザラつく Ne オン/オフ渦 アニミズム耽溺アウストラロピテクス ジグジグこめかみ刺しやがる天使塵化合物 噛み砕く奥歯灰泥アマルガム 輪郭{ピンク,グリーン}明滅する残像 浸透圧快楽は粘膜を乾かしコラージュ 先端恐怖 hound s-tooth竜巻と共に粉末欠片嚥下 プワゾン香気心拍カツ入れ覚醒 Enfants! Spiralスーパーウーファー Spiritual薄片 内臓食い破る雪華極光ジルコニア 480 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん あぼーん 481 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/25 22 14 ID XcVFYLd9 479 爆笑 482 名前:柘榴1[] 投稿日:02/09/25 22 17 ID Sfa6blhW そうね秋になったなら 熟した柘榴の果実を繋げて 首飾りを創りましょう そして、私と共にあなたに捧げましょう 柘榴の冷塊鮮紅は火照る褐色の肌によく滑る 私は私で癘気潤んだ沈香の楽園 捧げたことも忘れて逝く白昼夢のアントシアン この儀式が済むまえにどうか私をバスタブへ 腹が割ければ熟れたしるし 柘榴の命となる前に バスタブいっぱいの実をよく洗って 光をよく通すようになったなら 排水溝に流しましょう あなたの元に辿るよう しかし、落とした端から端から 跳ね返りの水より放(ひ)り出されたのは 臭腐を纏う麝香犬 彼らは追う、渋い果実を 483 名前:柘榴2[] 投稿日:02/09/25 22 18 ID Sfa6blhW もし、その実を見つけたならば、 指で触れてはいけません 麝香犬があなたの指ごと食らえつく 実よりも指の好きな怪物ですから 彼らにとって実は極上のスパイス、人肉は最上級の食材、 ですから是非ともお気をつけて そのときは箸をご用意下さい 箸で世界を摘む居心地はどうですか? 食べるときにもご注意を あなたの貌ごと喰らわれます そんな危機を圧してまでも食べたいとは あなたも予予、酔狂な御方ですね それを存分に味わったなら、 あなたの腹ももうすぐ割れるでしょう 484 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/25 22 45 ID qevKhuop 460-461 失恋の痛手による自殺という重い主題は今回のテーマを逸脱しているが 語尾をそろえた短文のラッシュが「笑ってさよなら」と気丈にふるまおうとする女の 内心の無念、ウラミそしてやりきれなさを読者に伝えるのだ。 465 ”AのBのC”に統一>「香りする君」→「香りの君」 A>天体まとめ>good C>洋菓子1、洋菓子2、恋人>good B>色、味、香り >視覚、味覚、嗅覚と一応の説明がつくが「味」という太い語感の処理に困る。 475-476 亡霊の嫁入りだろうか。 超現実的な情景に固有名詞が現実的な場所を与えていて 額縁が絵をそうするように詩を引き締めている。 477 期待させる1連を受けての最終連に疑問がある。 「あなたから私へ」ということはないし最終行は突発的でありながら陳腐だと思う。 流れに添いしかもインパクトのある「乳」関連の方法があったはずだ。 485 名前:秘密の味[] 投稿日:02/09/25 22 54 ID p8cPAKx2 わからないふりして みんな気づいているんだ おいしいものの在りか 太りすぎた甲殻類 殻の継ぎ目から肉がはみ出ると 新聞広告に目撃情報 殺到する飢えた犬は鋏の餌食 千切って租借される欲望 感情のない節足を操る巨大な海老 どんどん膨らんでいく透明な殻 その堅くて薄ピンク色のキチン質の中へ 狂気じみたペーパーナイフを入れれば プリッと弾けずに ドロッとグロテスク さあ召し上がれ 残念ながら味は保証しないよ いつの間にか後ろにいた 真っ黒な影が錆ついた金切り声で続けた 君の調理しだいだね 高分子バイオマス構造に仕組まれた方程式 それを解いたやつだけが味わえる 勉強嫌いで細胞がフニャフニャしている僕には わかるはずもない 緊張しながら塩を一つまみ けれど汗で溶けて落ちてしまい それはちょうど海老の涙のようだった 486 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/25 23 30 ID sGEWHsNA にせものに囲まれた僕はもうすぐほんもののにせものになる。 ぼくの詩は生活は、輝きを増すだろう。やがて世界が色彩を帯びるだろう。 君は死が訪う様を見たか? 生きたい魂の彷徨を知る人は多い。 487 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/26 00 00 ID v5pb0pyT 遅くなりました。締め切りです。 471 味を知るには、確かに舌が必要ですね。舌が生き物のようにのたくり 回っているさまは読んでいて面白い。テーマを無理矢理合わせちゃったかな。 「味わう」という表現以上のいいことばがありそう。 472-473 サンキュ。猫の口に太宰治…。すごいな。吉野弘へのオマージュ ともとれますね。 474 これだけの長さで表現しきる力量には感心。銀紙が何を意味するのか が、残念ながら不明でした。そのため、点景に終わってしまっています。 488 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/26 00 08 ID sxJJOm9K 中華街の片隅で僕は見つける 土曜日には出ないランチのメニューに挟まれた 君の痕跡 可愛いレストランの前で僕は止まる 隠れ家のようなこの店をいつ見つけたのか 君に驚く 君はいつも食べることに貪欲で 出会うたびに違う味のキスをする いつも違う匂いがする 小皿料理を並べたように飽きさせない君は メインディッシュだけはださない 高速を走りながら僕は尋ねる 忘れられないほどおいしいものは何かと 君に聞く 忘れたいものならあると君は笑う いつもいつも隠されていてわからない香水だけの あなたの味 僕だって君の 君の本当の味なんて知りはしない 489 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/26 00 10 ID sxJJOm9K 488 すいません 締め切り越えてましたね。 無視してください。 失礼しました。 490 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/26 00 20 ID v5pb0pyT 475-476 『美しい水死体』っていう小説がありましたね。あれは男ですが。 花嫁さんと河童との関係が、実はよく分らないんですが、なんとなく納得して しまう魔力があります。おふとんと鈴の音、小道具も効いています。 477 あなたへのおもいを思いっきり寝かせるという発想、いいですね。 ことば遣いの温度も、高くなく低くなく、いい中庸を保っています。難をいえ ば、展開が素直すぎるところかなあ。 479 ことばが(口腔内で?)化学反応を起こして、色やフレーズが変わる ように移っていくさまは面白いですが、ことばのミジン切りを噛んでいるよう な、この読後感は何だろう。手ですくうと、指の間からこぼれ落ちるんです。 491 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/26 00 24 ID v5pb0pyT 488さん そうですね、遅刻ですね。すみませんが審査対象外となります。 レスは付けますので、しばしお待ちを。 492 名前: 味だ[] 投稿日:02/09/26 00 35 ID kag3Ao3H これが 味だよ 胡椒の野郎が 邪魔しやがるが ママゴトいいじゃん これが 味だよ! 森 森 リスキーッ!! これが あ じ だよ! 493 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/26 00 49 ID v5pb0pyT 482-483 柘榴をつなげて首飾りって…。普通、考えないよね。果実が割れ るイメージを大切にしたかったんでしょうね。腐臭を伴った極彩色の悪夢。 いい映像だと思います。イメージの氾濫が世界を表現するのには必要だったかも。 485 秘密の味に群がる人々。「太りすぎの甲殻類」があまり魅力的に感じ ないのは、多分狙いでしょう。何か社会の汚物のようなイメージすら覚えま すね。最終連が弱いですが、面白い表現が随所に見られ、楽しめますね。 470 486 誤爆っぽいですが…。美しいですね。 488 第1連めの表現が面白いですね。エピソードだけにしとくのは、もった いないかも。本題であるはずの後半部よりも魅力的でした。 494 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/09/26 00 53 ID v5pb0pyT 今日の私の仕事は、ここまで。審査は、すみませんが、明日やります。 では、ねんねこ。 495 名前:4th ◆qTLODCXU [sage] 投稿日:02/09/26 01 26 ID //53g15e 該当無しで。今の気候といっしょに口に頬張れるものはどれもおいしい。 だから食べなれたいつもの言葉がよかった。465は僕 Canopus君ありがとう。 496 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/26 02 13 ID 42HXQis+ 今回のテーマは『味』。26日の午前0時に締め切りました。 今回のノミネート作品 20編 449 450 451 452 453 454-455 459 460-461 465 466-467 468 470 471 472-473 474 475-476 477 479 482-483 485 497 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [age] 投稿日:02/09/26 02 16 ID 42HXQis+ 寸評一覧(9月26日午前2時15分現在) Canopus氏 456-457 464 469 487 490 493 4th氏 478 名前はいらない氏 462-463 484 (抜けているものがあったら、ご指摘ください) 498 名前:微熱くん ◆/504x/.Q [sage] 投稿日:02/09/26 04 35 ID eDchVRvk 前回すっぽかしたので、今回は1作毎に1行コメントを。 449 まとまりが感じられなかった、最後の連は良いと思う。 450 美しい碁石を、さあ食べろと言われた様な感じ。 451 慕情といえば慕情なんだけど、不甲斐なさの表現が多くてバランスが悪い。 452 本当は短い詩は難しいんです。明らかに拾い方も描写も稚拙だと思った。 453 長編の名作のクライマックスだけ引き抜いても不足感だけが残る。巧いけど、足りない。 454-455 〆というかオチでがっかりした。味という意味では面白い詩なのだが。 459 味の組成である。無機質な文字に羅列された真実だが、ヒネりがない。というかありすぎるのか。 460-461 友人を途中で彼としているのか。面白いけど読みこなせない。 465 もっと引っ張って書いて欲しかった。正直、これでは足りない。 466-467 マネキンの着ている美しい洋服を連想した。 468 むりやり味にこじつけたような感が否めないが、悪くはない。 499 名前:微熱くん ◆/504x/.Q [] 投稿日:02/09/26 04 35 ID eDchVRvk 470 率直にコメントすれば、だから何なの?と感じました。 471 本当は苦手なんだけど、二連目の旨さというか、そこに惹かれた。 472-473 >ちなみに寸評は要らねぇからな。 <左様に致します。 474 上手いなあ。短いけどね。でもタイトルは名前欄に。 475-476 テーマに沿ってないと思うけど、面白い詩。巧いし。 477 乳先~の行が、喉元から溢れそうなので、だったら一押しにしたかも。描写だけで十分だったのに。 479 こっちの方は苦手なので、寸評はパス。無理に書いて叱られてもつまんないし。 482-483 (同上) 485 (同上) 500 名前:微熱くん ◆/504x/.Q [] 投稿日:02/09/26 04 42 ID eDchVRvk チャンプ候補 474 3点 次点 477 2点 次点 471 1点 他には 453, 454-455, 460-461, 468, 475-476 なんかも良かったが、 「味」とはちょっと遠いかなと思ったので。 501 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/26 08 23 ID XDHE3Wy9 >微熱 氏ね。 502 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/26 08 44 ID yxu/+m10 >いかいか微熱くん 詩板の公害。無職のボンクラ。低脳。 503 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/26 09 10 ID j/YqW+sv 荒らしの本領発揮だな。微熱くん。(w 504 名前:放浪の名無し ◆2rFXeWb6 [] 投稿日:02/09/26 22 34 ID EG4qq8d/ 締め切り後に書くのが楽しい。 「味」 部屋と同化かした死体は気体となった 臭わない香気が目に見える 味のしない香気に味覚が反応する 505 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/26 23 28 ID PduBZOwQ 今回、自分の選に3点はありません。そのかわり、2点が4つ。 (全体に、あとひと味が足りない印象です。みんなとても上手い。反面、弱い。) 450 大都吟味 → 2点 (言葉の使い方、配置の仕方がいい。) 466-467 浄土 → 2点 (構成力等、うまい。) 475-476 河童 → 2点 (雰囲気がいい。) 482-483 柘榴 → 2点 (情景描写が上手い。) 506 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/27 00 26 ID 8nvdiM31 こんばんは、遅くなりました。今回はテーマが難しかったですね。 私の審査結果です。 私のイチ押しは、 460-461。 人間関係をわざと複雑にしているきらいがあ り、登場人物の少なさにもかかわらず、背景が読み取りにくいんです。でも、 淡々と繰り返され、時おりナイフのように急所に刺し込むことばの流れに力量 を感じます。独特のリズムも心地よい。「味」は脇役でしたね。ベルリオーズ の交響曲、ワルプルギスの狂宴、その後のお葬式に2点。 454-455 何つっても、思い出を即物的なものにして、丸ごとパクンと食べ ちゃう描写が面白かったです。後半で普通になっちゃうのが残念の1点。 466-467 ゴミ漁りから世界に拡がっていく必然性が、この詩からは感じら れないんです。それでも、最終行が魅力的で、全てを受けとめてくれています。 不条理なゴミの王に祝福を、の1点。 475-476 美しいなあ。幻想的な水の世界、闇のなかの甘美な死。固有名詞 や小道具のちりばめ方も非常に上手い。ただ、テーマとの関わりが誤爆かと思 うほど薄いです。花婿が河童である必然性も?でした。尻子玉を抜くだけの存 在に思えましたの1点。 477 ことば遣いが良くいえば中庸、悪くいえば平凡。ほどよい温度の流れ には好感を持ちますけどね。この詩では、思いを寝かせて醸造する、という 発想がよかったです。視点の捉え方はピカイチでしたよ、の1点。 507 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/27 01 09 ID cDxicKqM 遅くなりました~~~★ ちょと最近、書き物を始めたので、ここは読むだけで精いっぱいと いう感じです★ ごめんなさい★(ちゃっかり投稿はしてるケド☆) しばらくは(っていうかたぶん2ヶ月くらい)は忙しくなりそうです★ でも審査員は頑張って続けるつもりっす~☆♪ 今回はテーマが「味」ということで、実はちと困ってまちた★ ていうのもあたし、実は味オンチなんですね~★食べること自体、 あんまり興味ないし★ グルメ詩とかアンチグルメ詩とかがどっさり来るかと思て、正直 うんざりしてだよ~★ でも、さすがにみんなそんなに安直じゃなかったね☆ おもしろいもの、なつかしいもの。興のあるものには味があるものだから、 今回のお題、じつはかな~り「なんでもアリ」なお題じゃなかったかと、 あたしとしては思ってます☆ 508 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/27 01 11 ID cDxicKqM んで、審査結果発表なんだケド、どーにも「うーん?」な感じ★ みんな、ひねってくれたのはいいケド、ちょと無理やりひねりすぎたんじゃ ないかなぁ★ 468「記憶の音楽再生」=1点 これ、4連目までで終わってたほうが、タイトルには合ってると思たよ★ 前に感動したCDを久々にかけてみたら、全然感動できなかったんだね★ 恋人なしで見る花火が味気なかったよーに★ でも花火や音楽は食べ物じゃ ないんだから、味がなくなっちゃったのは、じつは自分のほう★ うにゃー。世界が死んじゃったような経験、あたしにもあります★ すべてのものに対する興味がなくなってしまっても、それでも またCDをかける時は来るだろう。。。だと、すると、タイトル合って ない★ う~ん??★ 471「タイトルぐらいつけなちゃい!★」=1点 んー。「味わっている」、ちょとだけ正確じゃないっぽい★ 「味わわされている」じゃ、受け身になっちゃうし★うーん★ 個人的には、この詩みたいな「味」って、プリミチヴ☆な感じでスキ☆ グルメに味わうってより、識別するために、そして貪欲にあれもこれも って感じで味を見てみるんだよね☆ 赤ちゃんみたいだケド、迫力ありまちた☆ どーにも説明的かつ自動的な言葉で減点★ 475-476「河童」=1点 コレはいくらなんでも「味」から外れすぎっしょ~!★ 「なんでもアリ」なお題だとは思うケド、「すっぱい」がとても 強引な感じ~★ 詩の中に「味」は出て来てないも同然だとあたしは 読みまちた★ でも、詩そのものは味があるよね☆ お題に合ってれば 3点あげたかもな~★ 509 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/27 01 25 ID cDxicKqM 。。。んで、集計してみたところ、なんとっ!!☆ 475-476「河童」が4点獲得でチャンプでーす!☆ わーい!☆おめでと~☆わーい! 「お題に合ってない」と言われながらのチャンプ。こーゆーのは 初めてですね☆ お題に合ってなくても選ばれたほどの作品、ということで 文句なしでーす☆ おめでと~!☆ ちなみに次点は 474 477 466-467がそれぞれ3点。 ってことは、準チャンプはなし?★ どなたかフォロー&集計結果の確認、お願いします。 510 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [age] 投稿日:02/09/27 01 28 ID ccoRKCna 509 は、はや・・・(苦笑 大丈夫です、自分が出した集計結果と、同じですから。 475-476「河童」の作者の方、おめでとうございました。 次回のお題をお願いいたします。 511 名前:馬鹿かい?[age] 投稿日:02/09/27 02 40 ID MNaVxgU+ 今回選出の・・・ 「河童」という詩?のようなものについてですが。 これは明らかに駄詩だ。「便所の落書き」のようなものですね。 愉快犯のイタズラ書きを選出してどうする! 全く、アホな審査員どもだ。頭とりかえろ。わかったね。 512 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/27 02 46 ID MNaVxgU+ >審査員諸君 またハズレを引きましたか。(笑) 513 名前:犬大好き ◆3JQ6Se9. [sage] 投稿日:02/09/27 02 58 ID bHcSu3KF お題を置き逃げします(泣 「海」でよろしくです ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/ng3ggc/pages/801.html
名稱:朱貴 伺服器及顏色:2服綠 類型:武 性別:男 生命值:615 武力:42 智力:11 防禦:17 敏捷:34 運勢:22 敘述:朱貴,沂州沂水縣人,身材長大,貌相魁偉,雙拳骨臉,三丫黃髯,江湖上叫“旱地忽律”。是梁山第九十二條好漢。朱富是他的弟弟。因在江湖上做客商折 了本錢,投梁山泊入夥。在梁山南邊的路上,以開酒店為名,打聽來往客商情況,凡有上梁山之人,朱貴便向湖對面的港灣裡射一枝響箭,對面便搖出一艘快船過 來。同時用各種方法,劫奪有財帛的客商。是早期的梁山泊頭目之一。李逵回家探母時,宋江放心不下,由於朱貴與李逵是同鄉,便差他下山去探聽消息。李逵在沂 水縣被捉後,朱貴與弟弟朱富用蒙汗藥麻翻了奉知縣之命捉拿李逵回京的沂水縣都頭青眼虎李雲,救走了李逵。並且朱貴勸說朱富舉家投奔了梁山。大入夥後為山寨 打聽聲息、邀接來賓頭領,與杜興共